学校の授業を真剣に聞く、話はそれから

キャンパスの授業計画は基本的に年度初めに大枠を決め、

2か月前には詳細の時間割を決めています。

で、そこに必要が生じた際に修正を加えながら進めているわけですが、

今週…

中学3年生の公民が心配なので急遽授業変更をいれて、

昨日その第1弾を実施しました。

で、手始めに人権思想から日本国憲法、国会と内閣のところまで、

配布しているテキストの一問一答で状況を確認したのですが、

その結果は不安的中。

本当に基礎知識を問うだけの一問一答(25問)での正答数が、

7点、17点、12点、10点、11点、9点、12点、13点、13点、18点、14点、19点、14点、9点、16点…

満点は最近よく頑張っているRたろうとNさ、安定の頑張り屋のRくのみで、20点越えは上記外の8名(満点者含む、ちなみに3Aクラス)

※こういうとこに、頑張りの姿勢は自ずと表れてくるんです。

しかも、

その結果に全く危機感を持っていない子多数…

だからね?と。

もう、その時点で意識が不足しているとしか言いようがないんです。

今月はテストラッシュで、

来週、再来週には各中学で定期を控え、

翌週には模試があります。

で、その翌週には実力テストがあり、

演習した範囲は「定期の範囲」であり、「実力テストの範囲」でもある

という、受験生にとっては最優先課題となるはずの単元なんです。

にも関わらず、

基本知識しか問わない一問一答で10点にも届かない子が複数…

中には、定期と実力テスト、どっちの範囲にもなっているということを

「え?マジ??」

そういう表情で聞いていた子もいます。

で、そんな状況で教えることなんか何もないので、

「今から15分取るので超真剣に、必死に覚えるだけ覚えなさい!」

とだけ伝えて15分後。

再度プリントを配布して演習させると、

20点以下1名のみ。

満点獲得者12名。

ね?

やればできるでしょ?

って話なんです。

たった15分、本気でやればできるのに、それをやらない…

実際は、ここには場の力も働いています。

それは事実です。

でも、にしても…

もうそんなことを言っている場合じゃないですし、

今まで何度も何度も何度も何度も言われてきたことが、

全く意識できていないということの表れでもあります。

自分なりに頑張っている…

確かにそうだと思います。

でもね?

15分真剣にやっただけで覚えられることを放置している…

しかも、それは今月のテストでも最優先すべき単元。

この事実は重く受け止めるべきです。

自分なりにじゃないんです。

みんなが今目指しているのは「テスト」という、

他人との比較対象の上に成り立っているものなのです。

自分との闘い…

それは、他人との競争に真剣に挑む人にしか訪れない領域です。

そんな簡単なものではないんです。

自分との闘いってのは。

ということで、昨日のことを踏まえて、

しっかりと勉強に励んで欲しいと思います。

で、ここからが今日の表題の件です。

決しておまけではありません。

先述の昨日の授業で、2回目もただ一人20点を切った生徒…

どうやら、学校の授業中もそうとう真剣みに欠けるようです。

同じクラスの生徒曰く、ですが。

で、その生徒のみならず、

学校の授業を真剣に聞いていないであろう子が数名います。

※私の見立てで。

なんでだろう?

なんで成績が上がらないんだろう?

その原因、こういうところにもありますよ。

人の話を真面目に、まともに聞けない子が成績上がるわけアリマセン。

学力が向上するわけアリマセン。

大体にして、そういう生徒ほど授業中に私と会話がかみ合いませんよね?

とにかく「聞いたこと」に答えてくれない。

とにかく「答えて欲しいこと」と全然違うことをへらへら答えている。

まずはそこです。

会話がかみ合うように人の話を聞いて下さい。

でないと、

高校入試どころの話ではありません。

「あいつは話が通用しない、人の話を理解できない」

と友人にも見放され、

会社でも上司に見放され…

そういう悲しい未来が待っていますよ。

今気付いて、今修正すべきだと思います。

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