前期選抜まであと2日…
さて、今日もいくつかの仕事を片付けて今に至ります。
で、表題の件について。
あと2日、つまり明後日は秋田県の公立高校前期選抜試験日です。
入試制度が大きく変わり、今年は前期選抜でも学力試験が実施されます。
そんな「入試」を控え、昨日はある受験生に授業最後に激怒してしまいました。
僕は思います。
前期選抜は誰にでも与えられる受験機会ではなく、
望んでもそのステージにすら立てない受験生だっているわけです。
そして、もし合格という形で終われると、他の受験生より一足早く高校入試を終え、
一足早くプレッシャーからも解放されるわけです。
それはある意味で、その子自身の3年間の成果だと言えるかもしれません。
でもね…
同じように3年間部活に勉強にと一所懸命がんばってからといって、全員が同じ過程で、全員が同じ結果で終わるわけではないんです。
だからこそ、
推薦で合格したり、
前期選抜で合格できた受験生というのは、
色々な「責任」というのを追わなければならないんです。
昨日叱った生徒も、
前期があるからどうとか思っていたかどうか、それは俺は知りません。
知りたくもない態度で授業を受けていたわけですし。
でも、
やっぱり前期に挑むからこそ、周囲にいる一般入試に挑む受験生には恥ずかしくない「立ち振る舞い」は絶対にしなければいけないんです。
僕は…
もう17年も前の話になりますが、高校入試の推薦で不合格を経験しています。
もっというと、大学入試でも推薦で不合格になっています。
そのこと自体はすごく良い経験になったので僕には非常に大きな財産になってます。
ま…今だから言えることですが。
ただ、その当時…
自分の中では納得できないことが沢山ありました。
なんであんなに適当に学校生活を過ごしている奴が合格なの?
まぁ…ひがみのようなもんですが、
でも、実際なんで???と思うような立ち振る舞いをしている子だっていました。
だから僕は思うんです。
周囲の受験生に見せる為とかそうでなく、
自分には「責任」も生じていることを自覚すべきだ、と。
昨日叱った受験生が、
今日から気持ちを新たに頑張ってくれることを期待しながら、
お仕事再開です。