受験生の常識…勉強を舐めんなよ

昨日は月曜日。

夕方は小学生の英語教室でした。

現在比較に突入し、来週で比較級、最上級、原級比較に比較表現も終え、

再来週には比較のまとめ総復習となります。

昨日のテスト結果では1名が「あと1点」で一発合格を逃したものの、

まぁどの子も素晴らしい姿勢で頑張ってくれています。

昨日の授業中のノートもこんな感じ…

まだまだ課題はあります。

当然です。

6年生が中2のテキストでガンガン進んでるわけですから。

でも、それでも…

彼らは真剣に勉強し、確実な知識を積み重ねています。

当然ながら英語の勉強だけすれば良いわけじゃありません。

2名に関しては6年生部の授業内容の復習や宿題、各種テスト…

そういうことも疎かにせず、頑張っていますし、

英語教室のみの参加生も学校の宿題等々やるべきことをしっかりとやっています。

日曜日でも、月曜日の英語の確認テストに向けてしっかりと頑張っているわけです。

にも関わらず…

その後の夜の部の中3Aクラスの一斉授業…

授業初めに日曜日の勉強時間を確認すると、

5時間以上をやっているのは数名のみ。

2時間以下の子も複数…

その中には、既に面談を終え、

「本当に必死でやらないといけないよね?」

そういう確認をした子も複数います。

にも関わらずです。

いやいやちょっと待って下さいよ?と。

面談の際に、

「中々成績が上がらないのはなぜでしょうか?」

そう口にされる保護者様もいらっしゃいますが、

だからです!

もう、当たり前すぎるんです。

成績を上げていく子が、

順位を上げていく子が、

ただただ勝手に上げていくわけないんです。

やってるから。

やるべきことを、

言われた通りにやってるから上がるんです。

上がらないのは、

やってないから。

言われたことを言われた通りにやらないし、

入試どころか、「明日の確認テスト」の為に小学生ですら必死に勉強するのに、

高校入試を控える受験生が、

定期テストも控える受験生が、

模試も控える受験生が、

チャンスの日曜日に「2時間以下」とかギャグのような時間しか勉強もせず、

それで「どうして?」って…

だからですって!

それしか言いようがありません。

勉強のやり方が云々の前にやって下さい。

下手でもなんでも、とにかく成績を上げたい!

そう思ってる子から、成績ってのは上がっていくものなんです。

三者面談…

当たり前ですが、私は真剣に話をしています。

どうすれば志望校に近付けるのかを伝え、

その子その子でどういう指摘をするのかをしっかりと準備し、

その上で限られた時間内で伝えるべきを伝えています。

そして、

全員が「ここからまた頑張ります!」

そう決意表明をして面談を終えています。

にも関わらず、です。

何も変わってない。

何も変える気が無いのか、

志望校に合格したくないのか分かりませんが、

私には「成績を上げる気が1ミクロンもない」としか思えないのです。

受験生なら、日曜日に8時間は勉強するのが常識です。

一般論は知りません。

でも、私の中ではそれが常識です。

そして、そういう常識で本気で頑張ってる子がガンガン結果を出しているんです。

勉強舐めんなよ!

数名の生徒には最近それを伝えています。

が、勉強を舐めているとしか思えません。

もしくは、自分の力を過信しまくっているか。

親御さんにここまでの環境を用意してもらい、

それでも苦戦しているというのに…

にも関わらず、

自分がどれだけやらなければならないのか、

未だに分かっていないのですから。

受験生なら苦しい経験をするのも常識です。

上手くいかないこともある。

努力しているつもりでも中々成果が出ず、

そして何が足りないのかを本気で考え…

そうして試行錯誤し、苦しい想いをして…

だからこそ、

成績が上がった時に、

合格を手にした時に、

最高の喜びを感じることが出来るんです。

もういいです。

口だけであーだこーだ偉そうに言うのはもう本当にいいです。

自分が変わらないと、

自分の行動が変わらないと、

結果は絶対に変わらない。

それだけは肝に銘じて下さい。

いいですか?

人生は選択の連続です。

やるもやらないも。

日曜日に勉強するもしないも。

日曜日に遊びに行くも行かないも。

誘惑に負けるのも負けないのも。

そして、その選択の連続が「今」を作っています。

自身が望むような状況になっていないのであれば、

それは自分の今までの選択の結果がそうしているのです。

加えて、

そういう状況の「今」なのに、それを変えないということは、

今後も「何か」が変わる見込みはないってことです。

変えるも変えないも、全ては自分の選択なんです。

忘れないで下さい。