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    2026.Sep09~OECDの調査結果が興味深い~

    □キャンパス21定員情報 
    夏期講習終了後から体験授業生の募集を再開します。
    募集定員は以下の通りです。
    中学3年生…応相談
    中学2年生…募集停止中
    中学1年生…2名
    小学6年生以下…募集中

     

    今朝の秋田魁新報に、
    OECD(経済協力開発機構)が実施しているPISA(学習到達度調査)の結果などをもとに、
    日本の子どもたちの学力や学習環境について取り上げた記事が掲載されていました。

    PISAは世界各国の15歳を対象に、「読解力」「数学的応用力」「科学的活用力」などを調査するものです。
    今回の記事の中で、特に興味深かったのは

    □日本の子どもたちの学力とその変化
    □教科によって見られる男女差
    □学校教育に対する家庭の関わり

    の3つです。
    その中には、
    先日ブログで触れた、
    低学力層の増加についての記載もありました。


    日本の学力は世界的に見れば高いが…

    まず大前提として、
    日本の子どもたちの学力が世界的に見て低いわけではありません。
    PISAの結果では、
    日本は「科学的活用力」「読解力」「数学的応用力」のいずれもOECD平均を上回っており、
    世界的に見れば依然として高い学力を維持しています。

    しかし、
    今回の記事では長期的な学力低下への危機感についても触れられており、
    その中でも私が特に気になったのが「読解力」です。
    これは、日々生徒たちを指導していても感じることがあります。
    問題を間違えた生徒に
    「どうしてこの答えになったん?」
    と聞いてみると、
    解き方や知識以前に、
    そもそも設問を理解できていないことが少なくありません。
    ※実際、今進めているテスト直しノートでもこの文言が書かれている子は本当に多いです。

    そして、
    これは国語に限った話ではありません。
    数学の文章題でも、
    理科、社会、英語でも、
    問題文や資料に書かれている内容を正確に読み取り、
    「何を聞かれているのか」が理解できていない(-_-;)

    もっと言うと、
    家庭内での会話もそうだと思います。
    親が話している内容を正確につかめていないから、
    会話のキャッチボールが成立せず、
    ドッチボールになっている(笑)

    読解力の向上は、
    学習時は勿論のことですが、
    私生活における会話から意識することが不可欠だと思います。

    数学・科学は男子、読解力は女子が高い傾向

    もう一つの記事では、
    学力の男女差について取り上げられていました。
    日本では、
    数学的応用力と科学的活用力では男子、
    読解力では女子の平均点が高いという結果が出ています。
    例えば科学的活用力では、
    男子の平均点が542点、女子が533点。

    一方、
    読解力では男子が496点、
    女子が510点となっています。

    もちろん、
    この結果だけを見て

    男子は理系が得意で女子は文系が得意

    と単純に考えるべきではありません。
    そしてもう1つ興味深いのは、
    実際の得点だけではなく、
    教科に対する意識
    にも男女差が見られることです。

    数学について「興味がある」と回答した割合は、
    男子が66.7%だったのに対して、
    女子は50.1%だったそうです。

    この差はかなり大きいと感じました。
    「できるから好きになる」のか、
    「好きだから取り組むようになり、できるようになる」のか。
    おそらくどちらか一方ではなく、両方が影響し合っているのだと思います。

    実際、
    生徒たちを見ていても、
    「苦手だから嫌い」になり、
    嫌いだから勉強する時間が減り、
    さらに苦手になるという悪循環に入ってしまうことがあります。
    逆に、
    少しずつ問題が解けるようになることで、
    「あれ?意外とできるかも」と感じ、
    そこから一気に伸びる生徒もいます。
    ※これは、夏休みを経た中学3年生で多くみられる状況です。

    だからこそ、
    性別に限らず、

    自分はこの教科が苦手(-_-;)

    と早い段階で思いこませないような指導・サポートが必要なのだと思います。

    「家庭の関わり」日本はOECD平均を大きく下回る

    そして、
    今回の記事の中で個人的に最も興味深かったのが、

    家庭の関わり

    についての記事です。
    学校で「何をしたか」を家庭で子どもに尋ねるなど、
    「家庭による支援的な関わり」の頻度について、
    「毎日またはほとんど毎日」と回答した割合は、
    日本では38.4%。

    それに対してOECD平均は50.7%で、
    日本は加盟37か国中、
    下から2番目だったとのことです。

    この数字は、
    私自身も真摯に受け止め、
    親として再考すべきと感じました。

    もちろん、
    家庭で毎日「勉強しなさい」と言えば学力が上がるという話ではありません。
    むしろ、
    必要以上に勉強について言われると子どもは嫌になるでしょうし、
    中には「超」攻撃的な言動に出る子もいます(/・ω・)/

    大切なのは、
    子どもが今どんなことを勉強しているのか、
    学校や塾でどんなことに取り組んでいるのかに関心を持つことではなのだと思います。

    「今日学校どうだった?」
    「今、数学は何を勉強してるの?」
    「次のテストっていつだっけ?」

    そんな何気ない会話でも十分だと思います。
    実際、
    私たちも保護者の皆様に成績や学習状況についてご報告する機会がありますが、
    ご家庭と塾で情報を共有できている生徒ほど、
    何か問題が起きたときにも早い対応が可能です。

    逆に、
    塾だけで子どもの学習をすべて管理することはできませんし、
    ご家庭だけですべてを担うことも難しいと思います。
    だからこそ、
    学校・家庭・塾がそれぞれの立場から子どもたちに関わっていくことが大切なのだと思います。

    今朝の新聞を読んで、
    思うことがたくさんあったのでブログに書いてみた次第です。

    ちなみにですが…
    昨日ドメイン接続の更新(?)の問題で、

    HPが閲覧できないんです(-_-;)

    というご連絡をいただいた保護者様がいらっしゃいました。

    そうやって、
    折角塾生保護者さんにご覧頂いているのだから、
    もう少しちゃんとした記事も書かなければ…
    と思ったので、
    今日は固めな(?)内容にしました(/・ω・)/

    ということで、
    ここからお仕事スタートです。