やるべきことを明確にする

先ほどまで秋季大会を観戦し、

勝平補習に出発するまでにブログを書いているナウです。

3年生が引退し、

新チームの船出となるこの秋季大会は、

ある意味で言えば「その年の勢力図」が見える大会でもあります。

種目によって開催の週が異なるようですが、

ありちゃんは今日能代に行くと言ってましたし、

試合に挑む子は精一杯頑張って欲しいと思います。

さて、話は昨日の生徒とのやり取りしたことについてです。

毎週金曜日は小学6年生部の授業後は中学部の一斉も無いので、

面談や自習生、気になる生徒のフォロー、自分の仕事を進める時間に使っています。

で、昨日も例に漏れず…

追試に来た生徒たちと色々な話をしたのですが、

その中である生徒とのやりとりで、

こんな状況が見えてきました。

✓やらないと…とは思うけど、始めるまでに時間がかかる

✓そうこうしている間に時間が経過し、結局時間だけが過ぎてしまう

✓家庭学習と塾の宿題を分けているので、家庭学習で何をやるか?を決めるのにも時間がかかる

✓結果的に、CTの勉強まで手が回らない

他にもありましたが、まぁこんな感じです。

はい…

気持ちはめっちゃ分かりますね。

※家庭学習と塾の宿題を分けているから…という件に関しては、私自身もこれまで同じ塾生なのにアンフェアな状況になっていると思ってきたので、来年度からはそこをフェアに統一させますので今日はその件については割愛します。が、やはり納得がいかないのは「家庭学習」という名の「自主学習」なのに、そこに意味不明な縛りが存在するのはどうなんだって思うんです。例えば「ノートはびっしり埋めなさい」という先生は多いですが、びっしり埋めたからどうなるんでしょうか?びっしり埋めたから出来るようになるんでしょうか?その勉強の目的が「埋めること」になってしまっている子の方が圧倒的に多いことに気づかないんでしょうか…

で、私がその子の話を聞いていてテコ入れすべきと思ったのは1つだけです。

その1つさえ修正出来れば、状況は変わってくるだろうと。

それは「計画」です。

例えば自塾の場合、中学生の宿題は「毎日30分~60分で終わる量」で設定しています。

当然個人差がありますので、どうしても時間の幅は見なければいけません。

そして、その目安の中で出された宿題が全部で10ページだとします。

仮に。

で、その子の場合は「その10ページ」という分量にしか目がいかないので、

「宿題がめっちゃ多い…」としか思えず、

手を付け始めるのが億劫になってしまうんです。

で、結果的に個別指導の前日くらいに「さすがにやばい」と思って手を付け始めるわけですが、

それで終わるわけがないんです。

普通は。

だって「毎日30分から60分で終わる量」に設定しているわけですから。

で、結果的に授業までに間に合わず、居残りになる…

これが現状です。

でも、宿題が分かった時点でまずはその全ページに目を通し、

どのページは問題が多めで、

どのページには問題数が少なくて…

そういうのをまずは把握して、

その上でカレンダーかなんかに全て振り分けてしまえば良いわけです。

先述のように例えば10ページなら…

月曜日 P3(数学)

火曜日 P20(英語)

水曜日 P4(数学)

木曜日 P21(英語)

金曜日 P22(英語)、P5、P6(数学)

土曜日 P23(英語)、P7、8(数学)

日曜日 P24(英語)、P9,10(数学)

例えばですよ、あくまで。

でも、こうすれば月曜日に何をするかを考える必要もなくなりますし、

とりあえず今日やるべきは1ページだと分かるので、

そこまで手を付け始めるのが億劫でもないはずです。

更に、

こうやって毎日の宿題をしっかりこなしていけば、

それは必然的に一斉授業のCTの勉強にもなるようになっていますので、

CTのテスト勉強も毎日していることになります。

更に…

パスポートや定期対策のTODOでもやって貰ってますが、

終わったページはそのカレンダーにバツ印とかをつけていけば、

達成感も得られます。

そして、それが習慣化すると、

カレンダーの今日の内容にバツ印がついていないことに違和感や不快感を覚えるようになります。

多分。

そうすると、どんどん「行動」が促されるようになっていくわけです。

と、そんな話をした彼女の今週の状況がどうなるのか?

楽しみに見守っていきたいと思います。

で、最後に…

こういう話は一斉授業の度に、何かのきっかけがある度に、

全員に向けて話をしているつもりでしたが、

やはり届いていない子が少なくないんだな…と痛感します。

言っても、本人に伝わっていなければ意味がない。

言っても、本人がその行動をとるようになっていなければ意味がない。

改めてそれを肝に銘じて、

また子どもたちと関わっていかなければ…と思った38の夜でした。

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