模試結果持ってきてね!と平成29年度秋田県前期選抜倍率発表
平成29年4月入学新中学1年生対象の入学準備講座の概要はこちらです。
今年度は準備講座の折り込み広告等発行致しませんので、ご興味御座います方はお手数ですが上記のご案内をご覧下さい。
そして表題の件ですが、先日受験した本番レベル模試の結果がネット上で確認できるようです。
今日の登塾前に可能な生徒は点数を控え(もしくはプリントアウトし)、持参してください。
宜しくお願いします。
さて、今日は保護者様方の多大なご協力を頂き、続々と集まっている12期生の激励メッセージをご紹介…
と思ったのですが、やはり前期の倍率に触れておくべきかと思ったので、それについて。
激励メッセージは近日中にご紹介したいと思います。
まず、率直な感想ですが秋田高校が高い…
これにはもしかすると昨年度の前期選抜の実態も関係しているのかもしれませんが、
それにしても高い…
今年度が実際はどういう基準で合否が分かれるかは不明ですが、
昨年通りだとすれば秋田高校だけは純粋に当日の試験の比重も高くなります。
県内最高峰の学校を受験する生徒が集うわけですから、
以下に満点に近づけるか?
ここがポイントになるように思います。
そして、それ以外の高校に関しては、まぁ大方の想定の範囲内だと思います。
ただ、ただです。
昨年も、一昨年も触れましたが、
この状況を本当に何とかするべきではないのか?
私は心からそう思います。
新聞にも
全日制過去最低の1.00倍
と謳われていますが、
いやいや…と。
県北で1倍を超えているのは12校23学科中5校7学科のみ。
※うち0倍が2校
県南の1倍越えも28学科中8校13学科のみ。
対して、中央の1倍超えは18校34学科中13校24学科。
加えるなら秋田市内高校だけ定員割れ無し…
これ、早急にどうにかしなければいけない問題なんじゃないのかと切に思います。
以前この件で議員さんに質問し、誠実な回答を頂き、確かに「確かに…」と思う点もありました。
でも、それでもです。
秋田市以外は入試の存在意義すらなくなっていくのではないのか?
ならば、(見切り発車で)南を中高一貫にするよりも、
県北部や県南の中高一貫校の課題をしっかりと洗い出し、
高校よりも先を見据えて、大学入試で闘える様に子どもたちを育んでいく体制を充実させていくべきではないのか?
私はそう思います。
子どもの運動会もそう。
高校入試もそう。
必要以上に子どもたちから競争を取り除き、
他人との闘いよりも自分との闘いを大切にし、オンリーワンを目指しましょう!
耳触りは良いですが、それってどうなんだ?と。
少なくとも秋田市内の高校入試に関しては「競争原理」がまともに働いてるわけです。
まだ14歳、15歳の若者も挫折を味わい、
※長い目で見れば挫折とは限りませんし、貴重な経験になりうるわけですが…
悔し涙を流すわけです。
点数で合否を判断され、自身の道を開く為には競争に勝たなければいけないことも学びます。
そして高校卒業後は大学入試でも就職試験でも、社会に出てからも…
大半の人は何かしらの「競争」の中で達成感や挫折を味わい、
それらを経験にしてまた次に向けて歩き出す…
そうやって人生を一歩ずつ歩んでいくのだと思います。
大人の都合で子どもを「子ども扱い」し、
必要な試練を取り除いてしまったが故に社会の中で生きていく為の精神的なタフさも身につけられず、
大人になっても壁を越えられない…
将来的にそういう悲劇が待っている可能性だってあるわけです。
高校入試と言うのは地方に住んでいる以上、
殆どの子どもたちにとって初めて自身の意志で進路を決めていく機会になります。
そして、自らの望む道に進めた目には努力が必要であること。
個の尊重
人間性
こういう都合の良い言葉を並べても、結局は「点数(=学力)」で判断されてしまうこと(が多い)も学ぶわけです。
そう考えると、やはり県北や県南にももう少し高校入試における競争の原理が働くようにすべきではないのか?
私はそう思います。
という完全なる横道にそれた私見ですが、
これで前期選抜に挑む子たちも「いよいよ」と思っていることでしょう。
受験する以上は絶対に合格する!
そういう気持ちで挑むことも大切です。
が、そこだけに期待せず、あくまで一般選抜に照準を合わせるという意識も必要です。
最終的に3月15日に…
全員が笑顔でキャンパスを巣立ってくれるよう、
今日も一所懸命にがんばりましょう。
気愛で!
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