未来は変えられる
平成29年4月入学新中学1年生対象
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ご興味御座います方は上記案内をご覧下さい。
昨日は中学1年生部の一斉授業。
英語はばっちりテスト範囲になっているユニットの単語テスト(3回目)とまとめテスト、その解説を行いました。
で、やはりまずいのは進行形…
現在進行形ってどういうの?という問いに、元気に
ing形、ing形!
と連呼する中学1年生は非常に多いです(苦笑)。
そして、私の経験上ではそのほとんどの子がbe動詞を抜いた文章を作ってしまいます。
で、私は絶対にこれを避けたいので、
小学生の英語教室でも、中1の授業でも、進行形は
主語+be動詞+…ing(中1は現在分詞)!
と何度も何度も連呼させているのですが、
それでも数人の生徒は今だにbe動詞をぶっこ抜いた文章を作ってしまう…
という現象が見られたのが昨日でした。
まぁ、この辺は修正はいくらでも修正していけるのですが、
やはり問題は生徒自身の意識です。
正確に覚えよう!
正解できるようになろう!
そういう意識0でただやらされる勉強をしていても、身にはならない…
ちゃんとやる!
ってのは言葉にすればもっともらしく聞こえます。
でも、その「ちゃんと」というのがそもそも分からない子もいるわけです。
「〇つけはこうやって、左手をこうして…」
これは火曜日にあまりに〇つけが雑な2年生に実際に教えた内容です。
「漢字練習は、ここを見て、間違えが無いように正確に…」
これは先日の道場の低学年の生徒や小学6年生、いや昨日の中学1年生にも伝えた内容です。
そういう具体的な指示に落とし込んでいかないといけない。
そうしないと、相手がちゃんと理解できていないと、
こちらは伝えているつもりでも伝わっていないわけです。
現在対策特訓も続いていますが、日々の勉強の質を高め、
覚えるべきを正しく覚えながらテスト勉強を進められる様に努めて欲しいと思います。
さて、本題です(前置きながっ!)。
昨日の授業後、ある3年生に話しかけました。
「な~…もうちょっと早く今の意識で勉強したかったよな~…」
で、彼女は真剣な表情で言いました。
いや、ホントですよ。だって私言いたいですもん、
今の1・2年生とか、昔の自分にとか。
ホントちゃんとやって方が良いよって!
ゼッタイゼッタイちゃんとやった方が良いよって!
そう…これは彼女の偽らざる本音です。
でも、彼女はこうも付け加えました。
「でも、あんだけ言われてやれなかったし、
気付けなかったんで良いんですよ。」
…
おいおい、いつの間にそんなに逞しく、大人になったんだ、と(笑)。
その通りなんですよね…
過去は変えられないけど、未来は変えられる。
ここから入試までだけじゃない。
そこから先が本当に大切な3年間があって、その先に自分の生きて行く道があって。
今思っていることをこれからに活かせて行けたなら、それは素晴らしい経験となっていくわけで。
実際彼女は今、本気で勉強に向かっています。
出来ないことがでてきてはあれこれ考え、先生に質問し、
そうして一歩ずつ前進しようと必死になっています。
昨日も「私、計算ミス本当に多いんですよ…」と言っていましたが、
だから何回も言ったじゃねぇか、コンニャロー!
と言いたいのをぐっと我慢し、
「そうか…じゃあ、計算練習ちゃんとやんないとな?」と返したわけです(←大人の対応)。
その子もそうですし、12期生全員ですが、まだまだ出来ることがあるんです。
人生で最も真剣に勉強している今だからこそ、本当に劇的な伸びに繋げていけるのです。
自分のすべきことに注力し、
今日も必死に勉強して欲しいと思います。
そして…
私の課題もまたここにあります。
「もっと早くやっていれば…」
そう思わせたくないから、中学1・2年生にも、小学生にも口うるさく言っているつもりです。
でも、出来ていないのなら伝わっていないのと同じなわけです。
きつく言おうが、
優しく諭そうが、
伝わっていないならそれは同じ。
で、そこにしっかりとアプローチ出来るようになった時に、塾としてのステップアップに繋げていけるんじゃないかと…
そう思いますので、私自身ももっともっと勉強し、成長していきたいと思います。
ということで今日も気愛で!