平成28年度冬期講習13日目

おはようございます、冬期講習13日目です。

昨日から中学2年生以下の部も講習再開となりましたが、一部体調不良での欠席者や早退の生徒も出たものの、

新年初の登塾日に皆元気な姿を見せてくれました。

そして、

ヒロトママさん、りくママさん…

わざわざのお心遣いを有難う御座いました。

2人とも今年は受験生になります。

あっという間の1年、しっかりと前進を続けてもらえる様に努めていきたいと思います。

さて、本題ですが…

年末年始とガタッと落ちていたこのHPのアクセス数も、昨日でいきなり1000アクセスに戻りました。

恐らく…

実力テストの結果を気にしてのアクセスなのかなと勝手に思ったりしていますが、

一応現状での数字です。

ちなみに、テスト当日の体調不良により早退した生徒を除く42名が受験し、

昨日の時点で結果が判明していない6名を除く36名の結果です。

◆過去最高順位更新10名

※12月で過去最高更新をしている生徒もほぼ同数いますので、これでこの2ヶ月で半数以上は過去最高位に持ってきたことにはなります。

◆3Sクラス平均 408点(12月比+5点)

◆3Aクラス平均 305点(12月比+26点)

こういう状況です。

私自身は全員を過去最高順位にと思っていたので、到底満足できる結果ではありません。

が、全然悲観する結果でもないというのが本音です。

納得できる結果ではないが、過去問演習時にもある程度予想できた課題が実力テストでも出た。

そう言えると思います。

まず、上記に関して言えば、常に学年超上位を走ってきた生徒は含まれていません。

例えば1位が2位に、3位が4位に…

勿論ずっと維持できればそれに越したことはないのですが、

やはりそこには運も関係してきます。

だから、その層にいる生徒はほぼ心配していないというのがまず1つ。

そして、「点数の取りこぼし」を修正させるにはもう少し時間を要するかというのが2つ目です。

事実、過去問演習でも「しょうもない失点」がかなり目立ちました。

私が担当している国語や英語の記述の正誤確認はかなり細かくやりますが、

その中でも「ちょっとしたズレ」で落としている子がかなりいました。

英作文でも、今だに冠詞抜けでの減点も目立ちますし…

ただ、ただ、です。

逆を言えば、国英ともにかなり読めるようになってきたというのも事実です。

平均も上がるのでしょうが、国語の全体的な伸びは「やっとか」とも思いますが、

この時期には到達させたかったラインにきましたし、

キーワードをしっかり見つけて解けるようになってきた子も増えてきました。

※これは単純に毎日授業で国語をやれるのも大きいと思いますし、全国入試や作文添削添削の成果も出てきました。ちなみに、今年一番添削を出し、秋まで新聞の要約に努めていた生徒はここにきてやっと過去最高点で89点まで来ました。最悪の時期に比べれば、ほぼ倍です(笑)。

英語に関しても、まだ基礎文法の実力が追い付いてこないので得点を伸ばせない子もいますが、それでもかなり「分かってきた」という感覚もあります。

今までは、

◆テキスト演習なら解ける

けど

◆実力テストの大問②のような「何の文法なのかを判断して解く問題」になるとからっきしだった

こういう生徒も、ある程度「この問題は間接疑問文、この問題は現在完了の継続用法、この問題はSVOC文型」といった判断をしながら解けるようになってきました。

そして、3つ目は「本気になった時期」です。

やはりエンジンのかかりが遅かった子は、そんなにすぐすぐ結果に出るものではありません。

そこに関しては「ダメだった」という括りで考えるのではなく、

具体的に何がどう「ダメ」だったのか?

何が原因で間違えて、どの単元が弱いのか?

そういったことをしっかりと考えて、またここから向かっていけば良いのです。

今、まさにこのブログを中断してある生徒と話していましたが、

その生徒は「思ったほど上がらない」と凹んでいました(苦笑)。

が、その子が本気になりだしたのは私から見れば冬期講習開始後数日経過してからです。

で、その子に言いました。

「あのな…仮にお前の友達が大会前2週間練習がんばって、それで『なんで負けちゃったんだろう』ってなってたらどう思う?俺なら『いやいや、当たり前じゃん』って思うけど。本気になって頑張り始めたのは分かるから、ここからだよ。ここから、ちゃんと今の状況を継続して、毎日毎日必死にやって、それで初めて30日後、入試本番に繋がるんじゃないのか?」

と。

本当はまだまだ書きたいことがありますが…授業も始まりますのであと1つだけ。

昨日私が両クラスに伝えたのは、

この結果を本番だったと、一度リアルの考えて欲しい。これが本番の結果で、思うような結果にならなかった子は目の前に不合格と言う結果が突きつけられた。

リアルに想像して欲しい。

その時の自分の気持ち、隣にいる親の表情。

ここに報告に来てくれる時の気持ち。

リアルに。

そう、辛いはず。

そして、仮にそこで「あと60日の猶予とチャンスをあげるよ」

ってなったら、それはそれはもう「死に物狂い」で頑張るはずだよね?

そう…

今日からの60日は、与えられた本当に最後のチャンス、時間だと思って頑張れ。

受験に「もう一度」はないけど、昨日のテストが本番だったら…

そう考えて、今日からより一層の気持ちで頑張っていくべきだと思う。

こういう話です。

まだまだ、まだまだ12期生は上げていけます。

本当はもっと沢山の過去最高順位更新者が出るはずでしたし、出せるポテンシャルも十分です。

勿論、それに伴って必要な実践だって積み重ねています。

自分はもっと出来る。

まだまだ出来ることがある。

それを胸に、更に加速していきましょう。