それは厳しいのか、冷たいのか…
さて…
今日も道場部を終えて、中3一斉を終えて、質問対応を終えて、掃除を終えて…
で、今に至ります。
ここの所僕が感じるのは、厳しいとか冷たいとか…中学生からそういう言葉を耳にすることが多くなったということです。
で、自分自身も考えることがります。これは厳しいのか、対応として冷たいのか?と。
例えば、家庭学習に関してです。
まず、僕は家庭学習というのはこうあるべきという考えがあります。
簡単に言えば、
■子どもが自分がすべきことを考えて、ズルをしないでやっているか?
■漢字練習、単語練習に終始せずに、「演習」と「知識の整理」を実践しているか?
※漢字練習や単語練習を否定しているので絶対に無い。それはそれで大切。
■○付けをして、直しをしているか?
以上です。この3つが実践できていれば子どもたちの学力は前進するでしょうし、確実に勉強以外の面でも活かされていくことと思います。
だから、
僕はノートはこうでなければいけないとかは家庭学習に関しては指定する必要が無いと思いますし(添削する側がノートの使い方にこだわりがあり、それを徹底させたいという意図があれば話は別です)、
極論プリントでも良いのでは?とも思っています。
だって、家庭学習なのですから。
話を戻します。
そんな家庭学習に関しても、「あの先生は厳しい」とか子どもたちが口にすることがあります。
ある先生は「これは家庭学習として意味を成していないのでは?」というコメントを書いたそうです。
で、僕は実際にそのノートを見ましたが、
①○付けをしていない上に間違えている
②前のページを見て○付けがされているページも少しはあったものの、答えが間違っているのに○がついている
そういう状況でした。
で、その先生の言葉です。
「何が厳しいの?ごく当たり前のことをこの先生は言ってんじゃん。この家庭学習じゃ意味がないよって、当たり前じゃん。
大体にして、塾でも口酸っぱく言われてるのに何で○付けしないのよ?」と僕も被せていったわけです(苦笑)。
当然と言いますか、生徒の気分は良くないでしょう。
でも、伝えるべきは伝えるべきと僕は思ってます。それを聞いてふて腐れようがなんだろうが…
対して、どんなノートにも「よく頑張りました!」のはんこをついてノートを返却する先生もいらっしゃいます。
それに対してどうこうということでは決してなく、でも…
明らかに生徒のことを考えているのは、本当の意味での「優しさ」を持って生徒に接しているのは、指摘をしっかりとしていく先生だと僕は思うのです。
何でもかんでも「よくできました!」「よく頑張りました!」と言われればよいのか?それで満足なのか?
自分にとって都合が悪い言葉や指摘をする先生は全部厳しい先生、冷たい先生なのか?本当にそうなのか?
そんなことを思い、その生徒には伝えたのですが、届いたかどうか…
なんて思いながら、お仕事再開です。
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