何のための追試か?
出来る限りの準備をしてこないなら、
やれるだけやった上で来ないのなら、
そんな追試には意味がないと思う。
特に考えて欲しいのは、結果を出せなかったという悔しさを感じていたはずの一年生…
なぜ思うような、期待するような結果が出せなかったのか?
どうして目標点数に到達しなかったのか?
まだ平均点も公表されていない中学についてはあくまで「前回比」の立ち位置は出せていなくとも、
それでも…
答案用紙に書かれた点数に満足感を抱いた生徒はそんなにいなかったはず。
あと数点だろうが、目標点数には届いていない。
前回より順位が上がろうが、90点越えを目指した教科であと数点足りなかった。
そういうのに対して見せていたはずの悔しさは?
日々の学習を大切にしない子の成績は絶対に安定してこないよ。
定期テスト前の3週間だけマッハでやる子の学力は、テスト3週間後には見事に下がるよ。
塾に行くことに満足感を抱いている子は、懸けている(と思い込んでいる)時間に対しての正当な結果は出てこないよ。
全ては地道な努力の上に積み重ねられていくものなんだから。
追試に来るのだって送迎して貰っている。
それに対して、あまりにも「当たり前」と思っているんじゃないだろうか?
その送迎の為にお酒を我慢しているお父さんもいるでしょう。
その送迎の為に、早く片付けてしまいたい皿洗いを後回しにせざるを得ないお母さんもいるでしょう。
そういう家族の惜しみないサポートを、あまりにも当たり前に考えているのではないだろうか。
日々の積み重ねをしっかりとやらんから、結果だって出ないんだ。
今すべきことに全力を尽くせないから、思うような結果が出せないんだ。
全ては自分次第。
どういう気持ちで勉強と向き合うのか…
もう一度考えて欲しい。
ということで、今日はかなり早めですが帰宅します。