2024.Jan25①併願入試の過去問について

最新情報 2024年1月20日更新
中学入学準備講座について
2月4日から令和6年度中学入学の6年生を対象に中学入学準備講座を開催します。詳細は
こちらをご覧下さい。
※4日のガイダンスは中学校によって体育着の採寸と重なります。ガイダンスは午前と午後で2回実施しますので、ご都合の宜しい方をお選びください。
※昨日から準備講座広告を発行しておりますが、授業曜日に関するお問い合わせを頂いております。基本的には毎週火曜日と金曜日、16:50~18:30となっております。
令和6年度入試結果速報 
◆秋田南高校中等部/秋田大学教育文化学部附属中学校 全員合格おめでとう!
◆秋田令和高校推薦入試 合格おめでとう!
◆国立秋田高専推薦入試 全員合格おめでとう!

 

昨夜…
授業後の質問対応を終え、
ちょっと私用も含めたお電話をしていると公式Lineで受験生の保護者様からご質問を頂きました。

併願入試する高校の過去問についてです。

同じように考えている受験生もいるかもしれないと思いますし、
※例年1月末には受験生に直接話をしているのですが、今年はまだだったのです(-_-;)
保護者様も同様かと思いますので、
今日のブログでちょっと書こうかなと思います。

まず、
大前提として私は「本命の第一志望校」に注力すべきと思っています。

秋田高専を目指すなら高専に向けた勉強を。
秋田県の公立高校を目指すならその勉強を。
県外の公立、私立でも同様です。
つまり、

私立高校が第一志望ならその高校の過去問は解くべき

です。
なら、併願の場合はどうなのか?
と言えば、
私は「やらなくて良い」と思っています。
誤解の無い様に言っておくと、

「やっても意味が無い」
のではなく、
「(他に優先すべきことがあるから)やらなくて良い」
のです。

例えば自塾生の場合、
今は全て過去問ベースの授業になっています。
基本は秋田県の公立高校過去問です。
それに加え、
秋田高専を目指す(既に合格した子も含め)子は高専の過去問を、
県外市立を目指す子はその過去問を個別指導で実施しています。
で、昨日は令和3年度秋田県の数学解説&英語の演習&解説でした。
数学は前日にサヨナラテストで演習&〇付けまで済ませ、
その答案を全て確認した上で昨日の授業解説をしました。
当然間違える箇所は個人で変わりますが、
志望校を踏まえて、
正答率を見た上でやるべきLineは変わってきます。
数学で満点を狙う子は、
正答率に関係なく全て理解するまでやる必要がありますし、
数学で平均点を狙う子は正答率が50%以上の問題を必須として、
ある意味「捨てる問題」があっても良いわけです。

例えば昨日で言えば
◆空間図形体積問題
◆関数グラフの図形問題
◆平面図形の面積問題
は正答率も低かったですし、
実際に解けなかった子も多いですのですが、
解説をして、
自身で「理解した」と思ったらまずは自力で再演習。
それが終わったら同じ単元の類題をやってみるのがベストなわけです。
しかし、
そういう勉強は時間がかかります。

よく「勉強は量より質だ」と口にする人がいますが、
正しい勉強というのは絶対に時間がかかってしまうものなのです。

※実際、先週の日曜日にわが家でも息子がテスト直しをしていましたが、質問されたことから派生して「経済特区と優遇措置の詳細/平均年収/GDP/GNP」について、説明しながら自分で調べさせ、その1問だけで30分以上かかってました(笑)。

しかし…
この時期の受験生にとっての「時間」はお金以上の価値を持つもので、
限りがあるのです。
入試日までの時間は限られているのです。
だから、
優先順にをつけて取り組まなければならないのです。

併願入試校の過去問だってやったらやったで意味は有ります。
他県の入試問題だって意味があります。

でも…
自分の第一志望が秋田県の公立高校なら、
やはり優先順位が一番高くなるのはそれをベースにした学習なのです。

これを勘違いして何でもかんでも手を広げようとすると、
結局は全てが中途半端になってしまうんですね。

だから、
やっても意味が無い者なんてないけれど、

限られた時間を何に使うのか?

をしっかり考えてやるべきだよ?
と私は思っています。

ちなみにですが、
定期テストの場合も同じです。
過去問は一切やらせていませんが、
定期テストは誰が作るのか?
範囲に何が書かれているのか?
そこを突き詰めて勉強するのが基本です。
繰り返し伝えても的外れなことをやろうとする子もいるので、
そういう子の認識を変えてもらうことも非常に大切ですね。

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