ちょっと巷の話題にのってみて…
さて…
昨日も宿題の居残りで最終生は日付が変わる直前までやっていました。
何より、お迎えにお越し頂いたお母様、申し訳ございませんでした。
その生徒にも言いましたが、
「なぜ居残り(まぁその生徒は授業前も来ていましたが)で、当日で終わる内容を、前もってやらないのか?」ということです。
これは、宿題を未完了で指導日を迎える生徒全員に言えますが、
基本的に僕の中での宿題の「量と時間」の目安は、
◆早い子なら1日30分で4日ほどで終わる量。
※あくまで、早いに加えて「出来る」という前提です。そうでなければ、直しや単語調べ、意味調べ等でもっと時間がかかります。
◆時間がかかる子なら、毎日1時間で6日間やって終わる量(もうちょっとかかる子もいます)。
としています。あくまで目安なので週によって差はありますが。
つまり、宿題を全くやって来なかった子でも、早い生徒だと授業後に2時間程度で終わらせることがしばしばあります。
で、もう一度…
なぜそれを事前にやって来ないのか?
ということです。
キャンパスは「宿題が多い」という塾生がいますが、私からしたら全然多くない…
むしろ、本当はもっと出したくらいです。
でも、
学校の宿題もある。
部活の自主練をしたい子もいるかもしれない。
そういう理由で、「ある程度」に収めています。
次回指導日は決まっているわけですから、計画を立て、毎日取り組んでほしいと思います。
で、今日のタイトルは保育士の問題について。
これ、僕の友人でも保育士さんがいますし、実際にわが子が3人保育園にお世話になっているので、リアルに思います。
保育士さんの待遇はもっと良くするべきです。
で、それは法人としての裁量を超え、国・自治体がもっと制度化していかなければならないと思います。
数日前(3日前くらいでしょうか?)、給与2%アップなんて記事も出てましたが、おいおい…と。
消費税これから更に上がるのに、それによって消費支出も増えるのに、2%アップって何の改善にもなってないのでは?
そう思います。
少なくとも…
わが家の子どもたちが通う保育園の先生方、本当に一所懸命にお勤めされています。
言うことを聞かない子どもたちに、まともに言葉が伝わらない子どもたちにあれこれ教え、
発表会だと言えば手作りで衣装やら何やらを作り、
夏の強い日差しの中で汗だくになって子どもたちを散歩に連れていき、
卒園式だと言えば放映用の動画を作成され…
本当に身を削って、頑張っていらっしゃると思います。
そういう先生方に囲まれているので、わが家の子どもたちはその保育園で本当に良かったと思っていますし、
いつも様々子どもたちの為に尽力して下さるのが本当に有難いと思っています。
なのに、小学校や中学校の「教員」との間にある待遇面の格差…
これは介護職に関しても同様ですが、
「これからの日本を担う、国の宝であり子どもたちの教育の場」
と、
「これまで日本をさせて下さった功労者である高齢者をサポートする場」
という大切な場所で働く方の待遇面に問題があり、離職率も上がり、人手不足になる…
どうなんでしょうね、これ。
ちなみに、私は「保育士さんだけが大変な仕事」だとは思っていません。
教員だってそれは同じで、本当に身を削ってやられている方もいらっしゃいます。
でも、そこに存在する「待遇面の差」が問題だというわけで。
かと思えば…
「ベンチャーだ」というだけで、国や自治体から各種助成金がばらまかれています。
おいおい、違うだろ?と。
起業したのは自分でビジネスを起こして、自分で利益を作って、そうして雇用の場を創出するためでしょ?と。
雇用した人の人生を背負って、自分の家族を背負って、そういう「責任」をもって仕事をしていく為でしょ?と。
なんでそういうところにガンガン血税が使われて、
しかもどれくらいの割合かは知りませんが、そういうベンチャーが潰れたり、法を悪用されて助成金がいいように使われたり…
そういう「税金の無駄」が当たり前のようにまかり通っているのに、
先述のような「日本の宝」と「日本の功労者」を支える職種の人間の待遇面の改善にちゃんと踏み出さないのか?
本気でそう思います。
「偉そうに、じゃあお前がやれよ!」って思う人もいるかもしれませんが、
いやいや…それをやるために、市議会議員、県議会議員、国会議員さんがいるんじゃないんですか?
それは論点が違います。
だから、税金から給料をもらって、そういう行政を改善するために働く方々がいるんじゃないですか。
だって、そういうことをするために選挙に出てるわけですし、選挙期間にあれだけ「あーします、こーします!」と叫んでいるわけですから。
なんとか…
そういう「改善点」が改善され、子どもたちの「大人になったらなりたい職業第2位!」に見合った待遇が用意され、
そうして夢をもって保育士を目指していく若者が増えていけば良いな…と。
そう思います。
ということで、お仕事再開です。
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