一歩ずつ、一歩ずつ…
さて…
春期講習11日目が終了しましたが、何といっても今日のハイライトは…
単語テストに向けて本当に素晴らしい努力を重ね、一発合格した子たちです。
いや、本当によく頑張ったと思います。
※そういう意味では、2年生、3年生共にSクラスで不合格だった子…その理由は単なる努力不足、意識不足です。話になりません。
僕の中でのクラス分けの基準は1つではありません。
当然、Aクラスの中にSクラス生より定期でも実力でも点数を取っている子は複数います。
それでも、こういうクラス分けにしているのは「やるべきことを言い訳せずにしっかりとやる」という前提があるからです。
今一度、自分の認識の甘さを反省すべきだと思います。
特に、2年生のある女の子。
僕はその子の一発合格が分かって、ちょっと「うるっ」としました。
だって…
今までが今まででしたから…
頑張っていないわけではない。いや、よく頑張っていたのです、今までも。
それでも中々テストに合格できず、追試を繰り返す日々…
今回、本当に時間をかけて準備をしてきたということは、結果が物語っています。
本当に、本当に嬉しいです。
そして、今回のテストを自信に変え、もっともっと彼女の気持ちを引き出せるように努めていきます。
しかし、本当に…
この「意識と努力」の差はどうしたものか…
特にごく一部の数名は、もう「成績を上げたくない」と思っているとしか思えません。
まずは今一度…本人と相談ですね。
「このまま」が一番よくありませんから…
そして、もう一つ。
この春期に入ってから、和訳の添削依頼が少しずつ増えてきました。
しかも、新2年生です。良い傾向だと思います。
例年だと、夏期講習あたりから中3生の添削依頼が少しずつ入ってきますが、その依頼をしてくる子たちは明らかに「向上心」をもって取り組めています。
間違えも多いですし、修正には時間もかかりますが、
でも、それでも全然苦じゃない・・・というか、むしろ嬉しい。
ただ…一つだけお願いがあります。
ちゃんと添削された内容を見て下さい。
これ、「向上心をもって」と書きましたが、そういう気持ちでやっている子でも、
「添削されたノートを改めて見るのは面倒くさい」という気持ちになってしまうものです。
※受験生が志望校判定模試を受けただけなのに、そこで達成感をもってしまう心理と似ているかもしれません。そんなん、受けただけでは何のプラスにならないのに。模試返却後だって志望校判定だけ見て、一喜一憂してハイ終了!じゃ、何の意味もないのに。大切なのは「そこから」なのに…
こういう添削は、返されたノートをどれだけ真剣に読んで、
先生に直された箇所を如何に自分のものにしていくかが大切なのです。
今日の子も…
和訳の添削のみならず、例の如く〇つけミスが結構ありました。
He was talking pictures.
(彼は写真を撮っていました)
おいおい…
takingだがな、それ…
こういう1つ1つです、大切なのは。
で、そういう修正もして返却しているわけですから、そのまま放置しないで下さいね。
いくら「苦じゃない!」と言っても、そんな放置をされた日には泣きたくなるので(笑)。
ということも、線路も僕の仕事もどこまでも続きます。
まず、日曜日ノルマの作り物もやっと終わりが見えてきたので、
ここから「目」が続く限り頑張りたいと思います。