2018冬期講習3日目~闘う準備が出来ていない~
昨日の中学3年生は平成30年度の秋田県一般選抜問題の演習を行いました。
高校入試まであと67日…
2ヶ月弱を残す時点で、
カットしたリスニング系問題も得点率で全て100点換算し、
400点超えは5名。
まぁ、
まだまだ上げる余地があるということです。
そして、
現状でのその点数自体は問題ないのですが、
私が昨日一番厳しく指摘したのは3Aクラスの「休憩時間」の使い方に関してです。
午前の部、午後の1コマ目は3Sクラスの担当でしたが、
その時から気になっていました。
折角の実践問題の機会だというのに、
本番を全く想定していないことが。
模試なら、学校での実力テストなら、
そして入試本番なら…
休憩時間は「テスト前の最後のあがき」を出来る限られた時間です。
多くのことを、
膨大なことを…
そんなことは思っていません。
が、
英語の直前なら、
自分がこれまで作ってきた単語帳で確認するとか、
先日配布した学年ごとの単語出題頻度順プリントを確認するとか、
出来ることはあるはずです。
少しでも。
にもかかわらず、
そういう時間の使い方をして、
「1点でも多く取る」という意識を見せる子が皆無でした。
おいおい…
何のための受験勉強なんですか?
何のためにこれまでも、今も、明日からも…
わざわざ塾に来て、
わざわざ送迎をしてもらって、
沢山の家族の協力、サポートを貰って勉強しているんですか?
私は率直にそう思いました。
毎日塾に通っている。
ノートをみっちり埋めている。
誤解を恐れずに言えば、
そのこと自体には意味はないんですよ?
これまで何度も言ってきました。
入試は「点数」です。
少なくとも秋田県においては。
ごく一部の子を除いては。
点数勝負です。
つまり、
塾に長時間いなくても、
ノートには数行しか書いていなくても、
それでも点数が基準点より1点でも多く取れれば、
それで合格です。
「高校入試」という観点だけで考えれば。
現状苦しんでいる子に一番欠けているもの…
それは「点数を上げたい」という純粋な想いなんだろうな…
昨日の過去問演習の様子を見て、
私が3Aクラスの子たちに感じたのがそれです。
幸い、まだ時間もある。
そして、
これまでの蓄積だってある。
それは実力テストの結果、模試の結果を見ても明らかです。
だからこそ、
ここから「グン」と伸びていく為に、
何より大切な「点数を上げるためにやるんだ!」という意識を忘れずに、
また勉強に励んで欲しいと思います。
全員合格
その為に出来ることを、すべきことを…
全員でやっていきましょう。
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