2023.Apr25①だから子供たちの勉強のピントがずれていく…

キャンパス21泉教室最新情報 ※4月6日更新
①令和4年度生(18期生)進路報告
②春期講習が終了したので、全学年募集を再開します。各学年の定員情報は以下の通りです。
中学3年生…5名/中学2年生…2名/中学1年生…2名/小学生低学年道場部…若干名
※小学5,6年生は余裕が御座います。

まずは塾内連絡からです。
本日から、随時キャンパスNEWS5月号を配布します。
今月の内容は、
この時期の注意して欲しいことを書きました。
塾生のみならず、
保護者様にもご確認頂きたい内容となっておりますので、
お手隙の際にご覧頂けますようお願い致します。

また、
NEWSファイルに4月のCT結果一覧も同封しております。
併せてご確認頂けますようお願い致します。

では、本題です。
ここ最近、
塾生や保護者様から複数お問い合わせ頂いているのが

学校の家庭学習

についてです。
秋田の子の学力が云々…
と騒がれた時には、
この関連の書籍も複数出ていました。
実際に私も数冊購入して読みましたし、
その中にあったサンプルの中には実際に

素晴らしいな~

と感じるものがありました。
が、
その中で私が???だったのは、

ノートはびっしり埋めましょう!

という表記でした。
え?
なぜ?
どうして??
家庭学習の目的は、
ノートをしっかり埋めることなの?
と。
考え方はそれぞれでしょうが、
勉強の目的は、
分からないことを出来るように考え、
じっくり思考し、
時には参考書や教科書から、
時にはインターネットから、
時には親御さんからヒントをもらいながら、

そうして
出来るようになった!
分かるようになった!
という喜びを子ども自身に体感してもらうこと!
だと私は思っています。

家庭学習だから分かりやすい基準を設ける必要があるのは分かりますから、
・毎日○ページ
・毎日○分以上
等の指示があるのは理解できます。
でも…
いくら考えても、
どういう角度から考えても、

ージを埋めることによって生じるメリット

が私には思いつかないのです。
例えばこちらの画像も…

これは昨日、
自塾の中3生が自主的にやっていた内容です。
ちなみに家庭学習ではありません。
これを見て私は、

素晴らしい!

という声をかけました。
この生徒は魁新聞の自習室の理社だけ継続して取り組むことを決めたそうです。
自分で考え、
苦手な教科の知識を広げ、
学びを深めるために考えて行動に移した。
仮にこのノートを提出してかけられる言葉が

もっとページを埋めなさい!

だったら生徒はどう思うんだろうか…と。
自分の苦手を克服したいから、
その為の勉強をやっている。
のに、
そのアイデアや学習に向かう姿勢を褒めるでもなく、
目的が分からない「もっと埋めなさい」だったら…
この子はその先学力だけでない能力を伸ばしていけるのだろうか?
私はそう思うんです。

ページを埋めることを目的とした家庭学習…
その目的と考えられるメリット。
自分が能力不足で分からないだけなのかもしれません。
納得できる説明があれば、
私もその意図を子ども達に説明できるんだけどな…

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