2023.Apr04①やりっ放しはダメよ…

キャンパス21泉教室最新情報
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春期講習も残り2日ですが、
課題もあるものの非常に前向きに取り組んでいる子が多いです。
新6年生も…
初日の状況と比較すると日々前進を見せてくれています。

授業中は良いのですが、
一番の課題は宿題、家庭学習のやり方でした。
分からない問題は解説を書写し、
恐らく自力では出来ないであろう問題も赤丸になっている。
それについて、

これ、自分で出来た?

と尋ねると、

親に聞きました(/・ω・)/

と。
私の統計によると、
「親に聞きました」の90%は聞いてない(笑)のですが、
それでも…

でも、
親に聞いたのなら赤丸ではないよね?

と。
正直、
まだまだ課題の方が多いですが、
それでも確実な前進は感じますし、
何より非常に前向きに授業に参加しています。
特に図形問題は、
口を揃えて

楽しい!

と。
授業中に余談で楽しむというのではなく、
※それも勿論ありますが。
純粋に学びを楽しんでいる…
素晴らしいことだと思います。

話を戻しますが、
この短期間で写真のように、

自分で図形をかいて思考した形跡が見えたり、
トレーシングペーパーを使って図をかいたり。
式も何もないのに、
答えが書いてあって赤丸では絶対に何も変わらないんですね。

ノートだけ見ればちゃんとやってるには見えます。
見えますが、
それを私はやりっ放しと呼びます。
結局分かるようになっていない…
結局できるようになっていない…
それでは、
何も変わらないわけですから。

頭を使って考えて、
それでもダメなら例題を見てヒントを得て、
それでもダメなら解説を読む。
それでもダメなら、
ちゃんと私たちが分かるまで指導します。

ですが、
自分で思考するステップを省いて指導しても、
8割の子は何も変わりません。
※逆を言えば、1割の子はほぼ自分で解決しますし、残り1割の子はそういうステップを省いて説明を聞いても理解します。後々頭打ちになりますが(-_-;)。

では、中学生はどうか?
現状、完全にグラデーションがかかっています。
既に受験生のオーラを纏っている子が複数いる中3生。
授業翌日にノートが進んでいる子が少ない中2生。
やっている子とそうでない子が既に2極化してしまっている中1生。

どの学年も毎日授業内で同様のことを伝えています。
具体的な取り組み方も、
スペルミス、
〇つけミスも出来るだけノートを見て指摘しています。
が…
それでもこうしてグラデーションがかかってしまう。

一朝一夕にはいきませんが、
一人ひとりが現状より1つ上の段階に上がれるようにサポートしていく。
そうして、
全体を底上げしていく。
そこにこだわって、
引き続き指導に努めたいと思います。

高校生を見ても…
既に教室で勉強している子が複数いますが、
恐らくまだ寝ている子もいるでしょう。

こうして日々の取り組みの差が、
塵も積もればでめちゃくちゃな差になっていきますので、
自身でしっかり考え、
取り組みの姿勢を見せて欲しいと思います。
ということで今日も頑張っていきましょう!