2021.Oct13①素直さとアレクサと…

まずは、昨日の中学2年生の一斉授業についてです。
毎週実施しているCTですが、
残念ながら数学は不合格者が多数という結果でした。
が…
全然準備をしていない、
結果をどうでもよいと思ってテストに臨んだという子は殆どいない…
ではなぜ不合格だったのか?
そんなに難しい問題だったのか?
いえ、違います。
自塾のCTは必ず授業でやった内容の指定ページからしか出題しませんし、
昨日のCTの出題問題は授業でしっかり扱った問題でした。
合格の子と不合格の子…
その違いは純粋に素直さです。

先週で三角形の合同の証明の基本を終え、
来週から二等辺三角形等に進むという現時点での進度ですが、
私が三角形の合同の証明で指示することはそんなに多くは有りません。
その中の1つが、

三角形は形と向きを揃えて2つかき出しなさい。
※これは、基本的な対応ミスを防ぐことと、翌年の相似単元で面倒がらずに解かせるベースを作る為です。

というものなのですが、
これに関しては授業内でもかなりしつこく言っていました。
で、
結果的にある程度出来るようになったという過信もあったのでしょうが、
昨日はその言われたことをやらずに間違え、
不合格になった子がかなりいました。
事実、
合格した子たちは言われたことを素直に実践し、
全問正解合格になっているわけです。
昨日も言いました。
私は(これでも)今までに約1,000人の中学生を直接教えてきました。
面談だけとかでなく、
実際に現場で教え、
どういう間違えをする子が多いか?
何が原因で間違える子が多いか?
そういうのをずーーーーーーっと見てきたのです。
そういう経験を元に伝えていること…
それをあまりに軽く考えているのだと思います。

素直に聞く

というのは、
勉強でもスポーツでも上達する人には不可欠な要素です。
昨日のことを今日以降にしっかり活かして欲しいと思います。

で、もう1つ…
こちらは完全に余談です。
今朝もそうですが、
わが家の三女は小学生の兄姉3人が出発してからつかの間の一人っ子タイムに突入します。
朝活をしたり、
話をしたり、
トランプしたり、
本を読んだり…
過ごし方は日によるのですが、
今日の朝活はお勉強。
なのですが、
筆箱の中に消しゴムが見つかりません。
今までも
「モノを大切にしなさい」
「片づけを必ずしなさい」
と何度も言うものの、
体温計や私の指輪、携帯電話やアップルペンなど、
机の上にあるものをどこかにおいては忘れ…
そんなことを繰り返してきたので、
今日は結構きつめに言いました。

「自分で見つけなさい!」

すると…
彼女は自分の手の届く範囲をちょろっと(数秒)見て、
その後小さな声でこう言い放ちました。

アレクサ、消しゴムは?

アレクサ、消しゴムは?
アレクサ、消しゴムは?
アレクサ、消しゴムは?

時代の恐ろしさを感じました…
ちなみに、
アレクサからは

知るか?自分で探せや!

という返答が来るかと思いきや、
無言でした。
恐らく、
アレクサも呆れていたものと思います。
わが家は日曜日以外は出来るだけ食事中もテレビをつけないので、
音楽を聴いたり、
天気予報を子どもたちが自分で確認したり、
そういう目的もあってアレクサを設置したのですが、
まさかこんな使い方をする日が来るなんて(-_-;)
子どもの想像力は斜め上をいくものです…

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