2025.Aug22夏期講習㉑中1で夏休み明けに詰んでしまう子が出るのはなぜ??

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長かった夏期講習も明日で閉幕です。
早いですね…
夏休みが終わると定期テストが実施される学校もありますが、
このタイミングの定期は非実施の学校もあります。
ただ…
このタイミングのテストが非実施だと、
次のテスト(11月)の範囲が広くなりすぎて、
ちょっと大変です。
よって、
休み明けに定期が無い生徒は塾内でプレテストを実施するのですが、
それが夏期講習最終日の明日です。
つまり、
今日はプレテスト前日(/・ω・)/

定期が無い生徒も対策特訓を実施し、
テスト勉強に時間を割いてきたわけですが、
ここまでしっかり頑張ってきたからこそ前日は非常に大切です。
あれこれ手を広げることなく、
ここまでやってきたワークや塾テキスト、
実践問題の穴を埋め、
最善を尽くして明日に備えて欲しいと思います。

ところで…
現状秋田市内の中学校は、
年間3回の定期テスト実施が基本となっています。
ちなみに私が中学生の頃は5回。
1学期中間&期末。
2学期中間&期末。
3学期末。
中間テストは5科のみでしたが、
期末テストは実技4教科もテストがありました。
が、
秋田の場合は全然違います。
定期テストの回数も少ないし、
そもそも実技教科はテストすらない…
※これは秋田に来た時に驚きました。

それでも私が秋田に来た頃は、
前期中間&前期末。
後期中間&後期末の年間4回が基本でしたが、
今では年間3回が基本です。
※今年は近隣の泉中が数年ぶりに年間4回実施となりました。個人的には大賛成\( ‘ω’)/
その年間3回も2パターンに分かれ、
①6月末(7月初旬)→②11月→③2月の3回実施か、
①夏休み明け→②11月→③2月の3回。
これ、
いずれにせよちょっと問題が出てしまうんですね。
前者のパターンだと2回目の定期の範囲が広すぎる(-_-;)
加えて夏休み明けにテストが無いので、
夏休み中にダレてしまう…
結果、
そのタイミングで完全に詰んでしまう中学生も出ます。
そして、
後者だと1回目のテストまで期間が空き過ぎるので、
特に中学1年生はそのタイミングで詰んでしまう子が複数出てしまいます。
だって…
6月末のテストで現状に危機感を持てれば、
それをきっかけに夏休みに奮起して挽回する可能性もありますが、
その気付きを得る機会もないまま夏休みを迎えます。
毎日好き放題やって過ごし、
夏休み明けに中学生として初めてのテストで中学生の勉強のリアルに撃沈…
そうなると、
正直挽回は難しいです。
特に英語。
現状の指導要領では、
中学1年生の夏休みまで内容が全てです。
その期間で躓きを自覚して対策を講じれば何とでもなりますが、
夏休みまでの5か月を放置し、
躓きに気付かず無策で過ごしたら完全にアウトです。
では、
その責任はだれにあるのか?
中学生自身で気付くべきなのか?
いや、私は違うと思います。
だって公教育なのですから…
学校は塾ではないのだから、
子供たちが勉強する上で必要な気付きを与えるのだって公教育の務めだと思うのです。

テスト回数の変更が誰の判断で、
何を根拠に行われているのかは知りませんが、
中学生のことも考えて…
適切なタイミングで、
適切な回数実施してあげて欲しいなと私は思うわけです。

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