カテゴリー別表示: 教育的なお話し

    言葉を磨く

    このブログを書く際は管理画面にログインします。

    で、その際、最近投稿した記事のタイトルがいくつか目に入ってくるのですが、自分で書いた1つ前の記事のタイトルを見て思いました。

    「いかりや長介かよ…」

    こんにちは。35歳キャンパス塾長です。

    ちなみに、僕のことを「ゆうきち先生」ではなく「塾長」と呼ぶのは今年の3年生だけです。

    ナンデデスカネ?

    さて、今日から10月。

    月初の(僕が担当している)経理作業や事務作業も終え、ここからは…

    ◆来週金曜日までに冬期講習までの全学年の授業案を完成

    ⇒完成し次第、冬期講習の諸々の準備に着手

    ◆受験生三者面談&その準備(資料等は既に完成)

    ◆合宿の準備(純粋に授業の)

    ◆合宿に関する諸々の確認&準備(授業以外の)

    ◆定期テスト対策特訓③に向けての準備

    ◆来月の決算に向けての準備

    日々のルーティンの他に入ってくるのがこのくらいです。

    やるべきことが多いと言えば多いですが、

    まぁ…当たり前の量と言えば当たり前の量なので、全然追い込まれている感もありません。

    楽しいです、基本(笑)。

    受験生もいよいよという時期になってきたので、僕も「いよいよ」感を出しながら頑張ろうと思います。

    で、タイトルの件です。

    数日前にブログに書いた「朝練&朝勉@佐々木家」ですが、一応毎日続いています。

    ※今日は僕が15分寝坊しましたが(-_-;)

    そして、その中でやっぱり僕自身も気付くことが多々あります。

    以前も書いたような気がしますが、

    まだまだ日本語の語彙が足りない子供に一つ一つの動作を教えるとともに、どうやって語彙を増やさせていくか?

    3歳と5歳に飽きさせずにやらせるために、どういうアプローチをするのか?

    普段、基本的には「日本語で日本語が通じる小学生・中学生」を相手に勉強を教えている分、

    ※通じない生徒も一部いますが(苦笑)、

    考えます。

    「お父さんを正面に見て」

    とか、

    「最初に左足を一歩踏み込んでから、右足の裏でボールを転がして」

    とか。

    実演も入れながら、言葉の意味を教えていく…

    そして、改めて気付くわけです。

    子どもの吸収の早さに。

    ※バカ親的にわが子が凄い!というわけではありません(笑)。「こども」が持つスポンジ並の吸収力のことです。

    自分も現在の子どものボキャブラリで足りる言葉で説明をしたり、

    そうでない新しい言葉を敢えて教えたり。

    結局はこういう積み重ねが大きな差になっていくんだな~と痛感しています。

    ※その意味でも朝練、朝勉を始めて良かったと思っています。今までは嫁さんからの話だけで聞いていた部分を、自分自身がその「過程」も見れるという意味においても。

    そして、やはりそういう「学び」は塾の指導にも還元されることが多々あります。

    こちらがどういうサポートをしていくのか、です。

    ここは賛否両論なのでしょうが、

    僕自身は教えるべきことを教えず「自分で考えなさい」という指導はあまり効果的でないと思っています。

    ※あくまで中学生までは。

    だって…

    僕がその立場で、なんでもかんでも「自分で考えなさい」なんて塾で言われた日には、

    「じゃあ、ここにきてる意味ねーだろ!」なんて思いそうですし(笑)。

    まずは、「型」を教える。

    どういう風にやれば良いのか?

    どういう手順でやっていくのか?

    その目的に沿って進めるにはどういう方法が良いのか?

    その為のツールも積極的に与えますし、どんどんやるべきことを指示します。

    ※ここは中学3年生の夏までは。そして、その役割を担うのは、やはり塾だけではないと思います。

    で、そこからだと思うんです。

    自分で考える、ってのは。

    最低限、どういうことをすればよいのかを指導も受け、それにも関わらず我流でやって失敗し、

    そういう経験値を活かす段階が

    「自分で考える」だと思うんです。

    そういう意味では、教えられるべきことを教えられていないのに社会に出た若者は、

    そりゃあ自分で考えることもできないですよね?と僕は思います。

    話が逸れましたが、言葉を磨く…

    僕自身もっともっと日頃から意識していきたいと思います。

    追記

    自分で考える…というフレーズについて、慧真館の岸本先生のこの記事はとても面白いです。

    タイトルもちょっと過激です(笑)。

    ※ちなみに、岸本先生には以前自塾についてこんな記事を書いてもらっています。

    ん、何だ?

    結局キャンパスはダメな塾なのか(笑)

    で、そこだけを見ると僕の考え方と岸本先生のお考えは対極にあるように思いますが、

    実際はそうじゃないと(僕は勝手に)思っています。

    対策特訓では特に何もしないかもしれないけど、教えるべきは普段から教えている。

    そして、周囲に「型」を持った先輩や友人がいるから、子どもたちはそこから学んでいくのだと思います。

    実際、僕も目指すべきはその段階でもあります。

    今、中学3年生の到達目標にしているラインを3年以内に中学2年生の到達目標にしたい。

    ※具体的には、中2の定期テスト3からは対策特訓時期のTODO等課さず、自分で計画を立ててやれるようになってほしい、など。

    ただ、こういうのを含めて、ですね…

    正解がない分、自分の信念や哲学ってのが大切になってくるのだと思います。

    やはり…常に考えることが大切ですね。