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    誰でもない、自分…

    さて…案の定実テ結果を入力し、あれこれ考えているとこの時間…

    今日は授業後の個別MTは哉子先生にお願いして、スキップ…

    で、僕はというと…

    受験生3人とお話し…というか、説教。

    理由はと言えば、単純にやるべきことをやっていないから。

    これだけです。

    僕は、指導には段階があると考えているので、むやみやたらに「考えなさい」を連呼することはありません。

    実際、考えたくても考えられない、つまりその為の下地が無いという小・中学生だっています。

    だから、段階的な指導が必要だと判断すればその為の策を講じます。

    ただ…今回のケースは明らかにそういう類の問題ではない。

    やらなければいけないことも分かっていた。

    なのに、やっていなかった。

    僕が彼らに求めていたのは、

    解けない問題を無理くり解けなんてことでもないし、

    明らかに度を越えたことをやりなさいと言ったわけでもない。

    でも、彼らは「やれなかった」のではなく、「やらなかった」のです。

    最近特に思うのですが、

    勿論歳を重ねる毎に出来ることは増えますし、思考法もある程度は身についていくでしょう。

    でも、人としての本質はそうそう簡単には変わらない…

    適当な人間がそれを脱するのも、

    時間にルーズな人間がそれを脱するのも、

    約束を守らない人間がそれを脱するのも、

    すべきことを出来ない人間がそれを脱するのも…

    本当に難しいわけです。

    でも、逆を言えば…

    打てば響く、

    素直さを持っている、

    そういう年代のうちに「変わる」ことが出来たなら、それはその子にとっての財産となるわけです。

    だからこそ…

    厳しかろうが(というか、厳しさという要素を含まずに成長へ導くという手法はあるのか…と僕は思ってますが)、

    鬼と思われようが、

    時にこちらも望まない結果となろうが、

    それでも自分の想いは変えずに子供たちに接していかなければならないわけです。

    そして、それがこっち本位でなく、あくまで「その子本位」でありさえすれば、良いのではないか?と。

    そう思います。

    誰でもない自分の為に…

    今を頑張れる子供に。

    明日も気愛でいこうと思います。

    ということで、残務を片付け、あとは自宅に戻ってからやろうと思います。