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    凄いな~(ライフネット生命岩瀬氏の講演会にて)②

    と、そんなこんなで勝手なイメージを抱きながら…

    では、ここからは僕自身が改めて認識を強くすることが出来たお話、言葉、学びについて書いてみようと思います。

    □周りの人から応援される事が大事…

     当日の僕のメモにはこう残されています。

    「お客さん(=保護者様)が、地域の方々が、応援したくなるような塾になれているのか?」

    「社員から、講師から、この人は応援しようと思ってもらえる自分になれているか?」

     …まだまだです(苦笑)。

    例えば地域の方々には、送迎時の車の混雑の問題、塾生が授業終了後に時間を気にせず駐車場で普通の声で話している問題で未だ迷惑をかけています。

    生徒が話しているのなんてすぐに止めさせられるだろうに…確かにそう思われて当然なのですが、対策特訓時期には訳130名の中学生が1つの建物にいて、その子供達が時間差で帰宅していきます。一番早い生徒で22時、一番遅い生徒は日付も変わり…

    その都度気にして駐車場には出ても、中々全員の帰宅を駐車場で見送るというのも出来ていません。

    教室には質問をしたい生徒もいれば、講師は教室の掃除もしている…

    かといって、送り出しの為だけに人件費をかけてというのもどうなのか?

    まぁ…課題です。

    保護者の方々にも同様です。

    僕は、塾である以上、結果に言い訳は出来ないですし、あくまでそこが一番の仕事だと思っています。これは講師にも強く訴えていることです。

    「すべての仕事の先に、成績アップが見えていれば、そこに生徒の、保護者さんの悦びは絶対についてくる」と。

    ※これは広告の時点で「結果を保証する」というのとは違います。僕は今でも三者面談時に、「成績を上げるのは塾でなくて君(=中学生・小学生)!僕らがするのはその為の本気のサポート。だから、成績を上げるなんてことは約束できないし、僕がそれをやったら、今までの実績から詐欺行為になる。上がっていない子もいるから…」と必ず伝えます。
     そもそも「成績を上げる」なんていうことを塾側が公言するのは驕り以外の何物でもなく、あくまで「生徒自身の本気の頑張り」によって結果は左右するものです。当然、その為の「やる気を引き出す」のは塾側の務めでもあり、その為に全力を尽くすのも義務ですが…。だから、「その為に全力を尽くします!」という公言(宣言)は出来ても、約束は出来るものでもないでしょう?と僕は考えています。

    ただ、実際問題結果が出る生徒もいれば、そうでない生徒もいるわけです。

    当然全員の成績が上がるように全力を尽くすのは変わらないのですが、じゃあ…ほかに自分たちに出来ることは何なのか…

    やっぱりそういうところを本気で考えないといけないですし、カタチの見えないサービス(商品)だからこそ、拘らないといけないと思うんですが、その点でもまだまだ出来ることはあるはずなんです。

    又、社員、講師に関しても…これは、かなり僕が変わる必要があります(笑)。とりあえず、もっと人間的に大きく、器が大きくなっていけないとマズイ。これに関しては自身の課題なので、また機会があれば是非書いてみようと思いますが…

    そして、そういう色々な課題をクリアにして、もっともっと周囲の方々が応援したくなるような「塾創り、自分創り」をしていかないとな…と思ったわけです。

    □潜在的なニーズがあって、イノベーションがないのが保険業界だった

    おおお!確かに!!聞いていて、感動にも似た感覚を抱いたのがこれでした。他の人も同じように思うかは分かりませんが(笑)。

    確かに新生銀行やジャパンネットバンク等ネットバンクは業界に革新を起こし、一種のパラダイムシフトでもあったと思います。当時「手数料無料」という戦略で新生銀行は一気に拡大したでしょうし、僕も例にもれず即口座開設した一人でした。

    又、ネット証券も同様です。ネットバンクとリンクさせるという手法はかなりユーザーにとって大きなサービスだったと思います。

    そして登場したネット損保。自動車保険を中心に一気に拡大しましたね。

    でも、確かに生保のネット販売というのは無かった…業界的に、扱う商品的に無理だろう…そういう業界内の常識があったんでしょう。

    が、そこに風を吹き込んでいった…お話の中で、当然と言えば当然なのでしょうが、やはり紆余曲折あって、相当のご苦労もされていたのだと思います。逆風もあったでしょうが、そこで勝負した…

    口でいうのは簡単でしょうが、とんでもない勇気と信念が無ければ出来ないことをやってこられた…そのお話を聞いた時に、やはり「剛の精神」を感じたわけです…

    続く