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    2022.Nov30①この本は面白かった!

    令和4年度キャンパス21募集状況 ※11月22日更新
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    修学旅行を控え、
    昨日の中学2年生の一斉はzoom受講となった子が多数いました。

    もう3年も経つのに…
    子どもたちの今をもっと大切にする国であってほしいと、
    本当にその思いが強くなるばかりです。
    とにかく今は…
    子どもたちが修学旅行に無事出発し、
    楽しい思い出を作って帰ってきてくれたらと思います。

    では、本題です。
    久しぶりにこういう類の本を読みました。

    なんというインパクトの表紙(笑)
    著者は秋田出身の、
    前野ウルド浩太郎さん。
    皆さん知っていましたか?
    私は勉強不足で始めてこの本で著者の存在を知りましたが、
    いや~…
    面白かった。
    実質2日間、
    計5時間くらいで読み終えました。
    以前このブログで蝗害について簡単に触れたことが有りますが、
    著者は単身でアフリカのモーリタニアに向かい、
    バッタの研究に命を燃やし…
    そういうストーリーです(←雑)

    本当はもう少し専門的な内容を期待した部分もありましたが、
    それは論文との兼ね合いもあって書けない事情もあった模様で。

    著者の前野さんの生きざまもカッコ良いのですが、
    私の胸に突き刺さったのはモーリタニアのバッタ研究所のババ所長のメッセージでした。

    あなたが不満を持っているのなら、
    周りを見回してあなたが置かれている環境に感謝すべきだ。
    幸運にも、
    私たちは必要以上に物を持っている。
    際限なく続く欲求に終止符を。

    いや~…
    ババ所長、最高!
    この著書に多々登場するババ所長ですが、
    私はすっかり彼の大ファンです(笑)
    自分自身も色々考えさせられました。

    悩むこともある…
    でも、
    伝手も何もない中でスタートさせたキャンパスの開塾時を考えれば、
    何を悩むことが有ろうか?

    最初は「こんなことが有って良いのか?」と思うほどの恵まれた環境だったのに、
    慣れるとそれが当たり前になり、
    それどころかその状況に不満を抱くようにさえなってしまう。

    本を読むと多々学びが有りますが、
    今回の本は読み物としても面白かったし、
    凄く大切なことも学べたし…
    ということで良い本でした!