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    秋田県入試は変わるのか?初めて県議会を傍聴してきて

    ★告知★2月21日更新

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    秋田県高校入試一般選抜まであと10日!

    今日は人生初の経験で、県の議会を傍聴してきました。

    一般質問の中に「高校入試制度の改革について」という議題がありましたので、

    これは聞くしかないでしょ?

    ってことで行ってきたわけです。

    ※学童関係の申請書類もありましたので、哉子先生にもお付き合い頂いて。

    結果的に色々といい経験になりました。

    高校入試の制度改革に関しては、

    まだ内容が抽象的過ぎて何とも言えませんが、

    初めて議会を傍聴し、

    規模の大小など多少の違いはあれど、

    基本は国会と変わらないのだな、と。

    あと、一般の傍聴者がそれなりにいたのも驚きました。

    ※寝ている人も結構いましたが(笑)

    ただ、今までも何度かこのブログでも書いていますが、

    私なりに秋田の入試制度について思うことも折角なのでちょっと書いておきたいと思います。

    【希望】

    ①中央地区(秋田市内)とそれ以外の地域の倍率格差の是正。あまりに不公平すぎます。

    ②後期選抜の復活。
    私、個人的に後期選抜は非常に良い制度だと思ってました。だって、今の二次選抜だと①のように二次募集枠のチャンスの有無が「高校」よりも「地域」で決まってしまいます。私は基本的に高校入試に置いて「適切な競争原理」は働くべきだと思ってますし、それが無くなると子どもたちの成長速度がどんどん鈍化すると確信しています。公立を受ける機会は当然複数あった方が良い。ならば、後期選抜の復活は各高校の「学力層の引き上げ」の為にも良い制度だと思うのですが…

    ③前期選抜を撤廃し、「スポーツ推薦」と「学力推薦」という明確な形に。
    現状、各高校の「出願基準」は提示されていますが、その基準自体も正直曖昧だと思います。そして、その曖昧さゆえに受験生自身が前期選抜とはどういうものなのか?をよく分からないままに受験してしまっている子も少なくありません。だったら、自己推薦なんて曖昧な形にしないで、
    ◆高校がどうどうとスカウトをするスポーツ推薦枠(学力試験無し)
    ◆自己推薦形式の学力推薦枠(5科の学力選抜実施)
    という形にした方が、なんと分かり易いことか。私、秋田県の高校はもっとスポーツ面でも頑張って欲しいなと思いますし、推薦制度自体は悪いと思っていません。高校からしても、力を入れている部には可能性に溢れた素材を持つ子に入学して欲しいわけですし、だったらそこは割り切ってもいいんじゃないの?って思います。逆に、学力に自身がある子は、ちゃんと高校毎に問題を作成し、それで入試を実施すれば良い…首都圏の独自入試や自校作成形式ですね?そっちの方が、受験生にとってもよっぽど分かり易いですし、合否結果にも納得できると思うのですが…

    ③合否の配点基準を明確に。
    前期も一般もですが、「当日の学力点」と「内申点(調査書)」、「面接」や「部活動の実績」など、合否判定の基準になる要素は全てポイント化して、全高校をそれを公表すれば何と透明性が高く、受験生にも保護者にも嬉しい入試制度なんじゃないかなって思います。それによって出願前に、ちゃんと「持ち点」を踏まえて高校選びが出来ますよね?やはり今の入試制度は不透明だと思います。

    ④入試はマークシートにするか、答案用紙を返却するか。
    最近特に騒がれている採点ミスや出題ミス。色々な意見はあるでしょうが、採点ミスに関してはそれを避けたいならマークシートにすれば良いだけだと私は思っています。まぁ、近い将来AIが採点する時代が来るのかもしれませんが、現状で言えば一番安全性が高いんじゃないかと思います。もしくは、記述形式なら答案用紙は各高校でスキャンして保存した上で受験生に返却し、採点ミスを申請できる期間を設ける。その上で合格発表。学校にも控えがありますので不正は出来ませんし、ミスはミスでちゃんと修正し、その上での合否発表であれば何ら問題はないんじゃないかなと。発想の転換です。最初に発表するから、問題がややこしくなる。最初に受験生に開示して、修正期間を1日設けて、その後発表すれば良いのでは?と思います。

    とまぁ、好き勝手に書きましたが、

    こうなれば嬉しいな~。

    受験生にとって、フェアな入試になるんじゃないかな~。

    と思います。

    ちなみに、

    今日の議会でも上記の中で議論になっていた項目はありました。

    教育長は答弁で「検討します」と仰っていましたので、

    是非改善されれば良いな…とちょっと期待しています。

    そして、話は変わりますが…

    昨日は1年生の一斉でちょっと厳しいことを言いました。

    というのも、

    今回の定期で思うような結果に繋げられなかった子たち。

    そういう子たちが、

    毎回の授業で実施している前回内容のチェックテストで散々な出来でした。

    私は、

    昨日のテストだけを見ていっているのではありません。

    だって…

    つい数日前に、先週の授業でも言ってたじゃないですか。

    次こそは頑張る!

    次こそは結果を出したい!

    だから、私も言いました。

    じゃあ、まずは毎回のチェックテストだよね?

    そして、テスト直し。

    思いだけじゃなくて、

    具体的な行動に繋げないと結果は絶対に変わらないからね?

    だから、

    ちゃんとテスト勉強してくるんだよ?

    そういう話です。

    で、昨日のチェックテストの結果ですが、

    満点や1問ミスで合格したのは、

    やはり今回のテストでも結果を出した子たちです。

    だから、

    普段からこういう姿勢だから定期テストでも結果を出しているんだよと、

    今までも何度も言いましたよね?

    やっぱり、こうやって1つ1つのテストでちゃんと結果を出すのです。

    対して昨日の不合格者…

    2点、1点、3点、1点、1点、2点、1点…

    ちなみに問題は授業でやったページの中から英文を抜粋して、それを英作する8問。

    英文は何1つ変えていません。

    加えて、範囲も1ページのみです。

    そこから8問。

    で、1点とか2点…

    この中の1名は今回の定期でやっと結果を出した子ですが、

    定期が終わった瞬間にこれじゃダメじゃないのか?って話をしました。

    で、それ以外の子…

    全員、今回の定期でも課題ばかりが目立った子です。

    何度も言いますが、それは良い!

    でも、完全に同じことを繰り返してしまっているんです。

    口だけじゃだめだよ?

    思うだけじゃだめだよ?

    そういう話を何度もしています。

    このままで、また4カ月後に同じ想いをするのです。

    昨日も言いました。

    この状況を変えるのは、自分です。

    勿論私もサポートします。

    本気で。

    でも、一番大切なのは自分自身の努力です。

    それ以外にありません。

    なのに…

    1点とか2点とかっていうのは、

    勉強ができる出来ないの問題じゃないんです。

    「出来るようになる気が無い」としか私には思えないのです。

    通塾している意味をちゃんと考えましょう。

    出来るようなる為には、苦労も伴うことを受け入れましょう。

    そして、

    そういう努力の積み重ねが結果になり、

    だから結果が出た時に本当に嬉しいのだということを、

    是非経験して下さい。

    まずは追試…

    全員が一発合格で終わるように頑張ってください。

    ということで、私も頑張ろう…