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    親が、先生がやってはいけないと思うこと~その①~

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     平成30年度高校入試結果は
    こちらです。

    まずは、お礼からです。

    リサママさん…

    昨日はわざわざのFAX有難うございました。

    おかげさまで、仕事が進みます(笑)

    残すところは泉中です。

    泉中だけ1年生のまんたらめの宿泊研修の日時が分からず、

    授業日と被った場合の振替設定ができていません。

    まだ未配布のようですので、

    配布されたらどなた様か一度お貸しいただけますようお願い致します。

    そして、本題の前にもう1つ…

    昨日は中学2年生の一斉授業でしたが、

    殆どの子はGW課題への取り組みが、課題テストの結果にもそのまま表れていました。

    私なりに思うことは昨日伝えましたので、

    しっかりと修正すべきを修正し、

    更なる前進に繋げて欲しいと思っています。

    それが出来る君たちなのですから…

    加えて…

    昨日の授業前には、

    うちの子がGW期間に体調を崩し、課題が終わっていないことを気にしているんです。

    先生…

    そのまま登塾させて大丈夫ですか?

    というお電話をある保護者様から頂きました。

    で、私は即答で「勿論です」とお伝えしました。

    私…

    そんな血も涙もない鬼ではありません(-_-;)

    状況的に出来なかったのであれば、それはしょうがない。

    頑張ろうと思ったけど、出来ない事情があったのであれば、それはしょうがないんです。

    なら、

    それをこれから挽回すればよい…

    それだけです。

    ただ、そういう気持ちを塾生自身がもっていたこと。

    そして、それを正直にお伝え頂けたこと。

    こういうのは私は本当に嬉しく思います。

    いずれにせよ…

    昨日の時点で未提出だった多数の2年生には新たな提出期限を設けました。

    ので、

    やっつけでやるのではなく、

    確実な実りがあるやり方で、

    約束した期限を必ず守ってやって欲しいと思います。

    で、本題です。

    とりあえずテーマに~その①~としましたが、

    気が向いたらシリーズ化にして書いていこうと思っていますが、

    親や先生がやってはいけないと思うこととして真っ先に思い浮かぶことはいくつかあります。

    で、その中の1つが

    「手の出し過ぎ、口の出し過ぎ」です。

    例えば塾でもありがちなのが、こんなケース…

    質問したがりの生徒は頻繁に先生に質問に行きます。

    で、そういう生徒ほど頷きながら、良いリアクションを見せながら、

    先生の説明を聞きます。

    で、先生は更に気をよくしてガンガン説明し、

    最後に生徒に確認するわけです。

    分かった?

    で、生徒も満面の笑みで答えます。

    分かりました!

    先生も満足。

    生徒も満足。

    おまけに、生徒は家に帰ってからこう親御さんに話すわけです。

    「今日、●●先生に質問したらすっごく分かり易く教えてくれたよ!」

    で、親御さんまで満足。

    これにて一件落着!

    とはなりません。

    まぁ、経験者は語るわけですが(笑)、

    そういうケースは改めてその問題を解かせてみると(説明をさせてみると)、

    出来ないという割合の方が圧倒的に高いです。

    何故か?

    そこに「思考」が無いからです。

    そこには「生徒の勉強」が無いからです。

    考えているのは先生。

    説明をしているのも先生。

    解いて見せているのも先生。

    じゃあ、勉強しているのは?

    はい、先生です。

    だから、私は個別の質問対応にはある一定のラインを設けています。

    ※生徒の状況や時期によって例外は勿論あります。

    質問に対しての説明をして、それを受け取れる段階にいるのか?

    質問するなりの勉強をして、思考して、その上での質問になっているのか?

    だって…

    当たり前にいますから。

    英単語の意味を質問に来る生徒。

    私の場合はそういう時は辞書を手渡し、

    こいつに聞け!

    なんでも教えてくれっから!

    で終了です。

    あぁ、話が逸れました。

    で、こういうのは親でも同じだと思うんです。

    子どもがやっていることに手を出したくなってしまう。

    折角こどもが自分の力でやろうとしているのに、

    より上手に、より完成度を高く…

    そう思って、親が手を出してしまう。

    それじゃあ、子どもがより上手に、より完成度を高めることは出来ません。

    子どもが質問してきた時に、

    質問に至る経緯を確認せずにすぎに教えてしまう。

    これだと、

    子どもが考えるべき段階を、

    子どもが調べるべき段階を奪ってしまうことになりかねません。

    加えて…

    ちょっと自分で分からないものになると、

    「自分で考えなさい」

    と対応が変わる(苦笑)

    これも子どもは迷ってしまいますよね…

    「この前はすぐに教えてくれたのに」

    と…

    つまり、

    親も先生も「我慢・忍耐」が必要なことが往々にしてある…

    手を出したくても、自分でやらせることが必要なことある…

    ということですね…

    私自身ももっともっと日々考えながら子どもたちの指導にあたっていきたいと思います。