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    2019夏期講習7日目~やってないからできない~

    夏期講習のお休みを挟んだ昨日ですが、
    ノートを見ると完全に状況が分かれます。
    ある子は、
    金曜日までの課題を踏まえて、
    土曜、日曜にしっかり勉強を進めています。
    かと思えば、ある子は、
    金曜日の最後の方の直しすら終わっておらず、
    土曜、日曜は勉強の痕跡が一切なし。

    案の定、
    ノートが進んでいる子はしっかり前進していますし、
    ノートが進んでいない子は、
    毎日毎日同じことを指摘され、
    実践が伴わず、
    結果的にいつまで経っても同じことが出来るようになっていません。

    種も仕掛けも無い、
    至極当然の現実がそこにあるわけです。

    出来るようになる子は、
    やっているから。
    出来るようにならない子は、
    やっていないから。

    これは、
    ハイレベルな問題がどうこうという話ではありません。

    全て、
    一度ないし複数回授業でやった内容です。

    で、
    それをしっかり定着させる子もいるのに、
    単純に「やっただけ」で終わってしまっている子もいるという話。

    特に中学3年生…
    昨日一日を見ても、
    ✓授業開始時間すら間違えて遅刻してくる子
    ✓授業中もヘラヘラニヤニヤして、全く真剣みが足りない子
    がいます。
    に対して、
    完全に本気モードに突入し、
    一日一日を本気で有意義なものにしようと、
    時間を大切にして勉強に取り組んでいる子もいます。

    で、先述のノートです。
    塾がお休みの日に状況を見れば、
    全く進んでいない子が前者。
    しっかり進んでいる子が後者。

    中には、
    国語の中で自分が課題と感じた文節の問題を別途プラスαで復習したり、
    夏休み最初の4日間で完了させた二乗関数の復習をしたり…

    そういう子もいるんです。

    知って下さい。
    高校の体験に行くのは良いですが、
    そのレベルにいない子は入学できません。
    私は、
    今そのレベルに無いのが問題だと言っていません。

    そのレベルに到達しようという意識・行動が全く見えない

    ことが問題なのです。
    中学校とが違いますよ?
    高校は、
    明確に点数で入学可否が決まります。

    そして、
    志望校に合格したいのはあくまで自分であり、
    その為に努力を出来るのも自分自身です。

    今一度、
    それをしっかり自覚して、
    夏休みを過ごして欲しいと思います。