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    Feb.4①覚悟を持っているか?

    今日は私立高校の入試が行われていますが、
    雪が凄い…
    ここ数年はそんなことはなかったのですが、
    私が秋田に来てからの数年は

    私立入試日は天気が悪い

    というイメージでした。
    ※実際そうだったので。
    雪かきをしながら、
    そんなことを思い出していました。
    でも…
    世の中には素敵な人がいっぱいいるなって…
    改めて思います。
    今日もビルの駐車場でスタックした車を通りがかりのおじいちゃんが自転車を止めて、
    ※この雪の中での自転車移動も中々ファンキー!
    その車を押すのを手伝ってくれました。
    自分が転びながらも。
    で、
    笑顔で颯爽と去っていくおじいちゃん…
    良いな~、こういうおじいちゃん…
    自然とそう思わせてくれる方でした。

    では、本題です。
    2月になり、
    どの学年も体験授業を受講する子が増えてきました。
    中学1.2年生は定期があり、
    中学3年生は言うまでも無く入試。
    新たな仲間も加わり新鮮さを感じつつ、
    どの子もよく頑張っていると思います。

    が、やはり受験生です。
    私のスタンスは、
    受験生自身と親御さん、家族でしっかり相談して第一志望を決める。
    私はその選択肢をとにかく広げることを考えて指導し、
    判断材料をしっかり示していくのが務めだと思っています。

    だから…
    ギリギリのラインにいる子でも、
    志望校確定の判断は分かれます。
    ギリギリかもしれないがそこに挑む子もいれば、
    より可能性を高める選択をする子もいます。
    それはどちらでも良いのです。
    でも、1つだけ考えて欲しいことがあります。
    それは、

    自身の選択に責任を持ち、
    その選択に見合った日々を過ごせているか?

    ってことです。
    私も含めて大人は言います。

    失敗したって良い!
    仮に受験であっても、
    それは生きていく上での糧になる。

    それは間違いないと思います。
    実際私も高校、大学入試で推薦はダメでした。
    でも、
    その経験があるからこそ、
    入試で残念な結果になってしまった子の気持ちが分かるつもりです。
    その経験があるからこそ、
    1つの結果が出た時に気持ちを切り替え、
    次に向かうことの大切さも分かるつもりです。
    そして…
    時を経て、
    「あの経験が今に生きているな」って思えるんです。

    ただ、
    全員がそうなのかと言えばそんなことはないでしょう。
    失敗を次に活かすことが出来ず、
    何度も同じことを繰り返していれば糧になんてなりませんし、
    そもそも物事に向かう姿勢自体に不足があれば、
    そこには後悔しか生まれないと思うのです。

    何度も何度も何度も何度も伝えてきた事なので、
    今一度言います。

    入試における勉強において大切なのは、ただ1つ…
    点数を上げることです。

    それだけ。
    であるなら、
    昨日出来なかった問題が今日も出来ないのなら意味は無いし、
    先週書けなかった単語が今も書けないのなら意味は無い。

    自分なりに10時間頑張った…
    自分なりに100ページ頑張った…

    残念ながら、
    入試においてその事実には何の意味もなさないのです。

    点数アップにつながらないのなら。

    だから…
    今一度そこをしっかり考えて勉強しましょう。
    昨日出来なかったあの問題は出来ているか?
    ※正答率があまりに低いのは別ですよ?自身の志望校だとどの正答率までは解ける必要があるのか?それを自身で判断できるように正答率も伝えているのです。
    前回書けなかったあの記述は出来るようになったか?
    先週間違えたあの漢字は、人物名は、単語は?
    関連する知識は?
    そういう1つ1つの積み重ねによって点数は上がるのです。

    口で言うほど簡単じゃないですよ?
    当たり前です。
    だからみんな苦労しているんですから。
    でも、
    だからみんな苦しんでいるし、
    だからそこを乗り越えて結果を出した時には嬉しいし、
    自信になり、
    それが最高の成功体験になっていくわけです。

    覚悟をもって…

    自身の選択が間違えていなかったと思えるに、
    行動していきましょう。