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    小学6年生に伝えたこと…

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    昨日は火曜日…

    小学6年生部の通常授業でした。

    既に6年生は今年度の学習内容を全て終え、

    今月は算数は重要単元の復習を。

    国語は読解の練習と文法、漢字に取り組んだ1ヶ月となりました。

    が、そんな中…

    昨日は宿題への取り組みに関して気になる事があったので、その件に関して話をしました。

    というのも…

    春から大切にすべきこととして伝えてきたことが、

    時の経過とともになおざりになってきた子が出てきました。

    ☑宿題をやった日付と曜日を書きましょう。

    ☑使用テキスト、ページと単元名を書きましょう。

    ☑必ず答えだけでなく「式」を書きましょう。

    ☑考える際に用いたメモや図は絶対に消さない。

    ☑筆算も絶対にに消さない

    などなど。

    他にも細々ありますが、それは良いとして…

    私はこの宿題をチェックして回る際に、見るポイントは事前に決めています。

    というか、全部の問題は見ていません。

    ※塾生は気付いていないでしょうが。

    で、そこを基準にして、

    ちゃんとやっているこ子とそうでない子も判断しています。

    ※塾生は気付いていないでしょうが。

    これは、中学生でも同じです。

    で、昨日明らかにその「ポイント」に違和感がある子が数名。
    どう考えても、

    式が無いと出せないはずの子が、一発で答えを書いていて、

    逆に、本当は一発で答えを出せる子がしっかりと式を書いているわけです。

    ※じゃあ、式は要らないんじゃないのか?というのは違います。式があるから、その子がどういう間違えをしたか、こちらも直ぐに把握できるので。

    で、「この問題はどうやってこの答えになったの?」

    と尋ねると、やはり答えられない…

    私は何度も何度も何度も何度も伝えています。

    その時分からないのは良い。

    でも、その問題を分かろうとしないのは絶対にダメ。

    だから、

    まずは解説を読みなさい。

    その上で、解説を閉じてもう一度やってみましょう。

    それでもダメなら、

    解説を見ながらもう一度やってみましょう。

    それでもやはり分からないのは、絶対に質問するように。

    そして、結局「出来る」ようになればいいんだから。

    だから、

    ちゃんとやっている子ほど宿題チェックの際に

    「先生、この問題がダメでした。」

    とか、

    「先生、このグラフまでは書けたんだけど、この先に何でこの目盛り18個分と書いているのか分からない」

    とか…

    そういう質問が来るわけです。

    11月いっぱいで6年生の算数の重要単元の復習1周目が完了したので、

    12月は2周目に入ります。

    と同時に、ここまでの計算でも自分で気づけたことが多々あるはずです。

    ◆自分は百マスは速いけど、筆算とか分数になると他の子より遅くなる。

    ◆自分は分数計算は速いけど、百マスはちょっと遅いかな…

    ◆比例と反比例は大分出来るようになってきたけど、場合の数がマズい…

    ◆やっぱり速さの問題になると躓く。

    こんな感じです。

    今年の6年生は付属の生徒が多いので、

    私の中では今日の積み重ねテストに合わせてこの一ヵ月は授業計画を組んで進めてきました。

    復習する中で自分の穴に気づき、

    それを埋める学習に取り組んで欲しいと思ってのことです。

    だから、

    この復習テストに関しては予習は一切しなくていいからね!

    でも、テスト後の復習は絶対にちゃんとやるんだよ?

    問題の解説もする。

    でも、それで出来るようになるわけじゃないからね?

    解説を聞いた問題も、その後自分で出来るかどうかは別問題だから、

    ちゃんと家に帰ってからもやるんだよ?

    とにかく復習!復習をちゃんとやろう!

    そういう話をしてきました。

    が、宿題への取り組みが先述の通りになっている子もいるわけで…

    あとは、これをどういう風に修正させていくか?

    自分で気づき、

    自分で考え、

    自分でその重要性を自覚してもらい、

    勉強してもらう。

    能動的な学習に挑む為には、

    絶対にこの下地作りを疎かにしては無理です。

    加えて、

    私の中でも大きな目標としている「自学力の向上」も、

    そういう塾内の文化(は言いすぎですが)が根付かないと中々厳しいです。

    それでも、

    私はこの子たちはそれをちゃんと出来るポテンシャルを持っていると思っていますので、

    何とか全員でステージを上がっていってほしいと思います。

    頑張れ、6年生!