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    平成28年度夏期講習最終日~学校の方が楽と言われました~

    おはようございます。快晴で迎えた夏期講習最終日です。

    とはいえ、今日から附属中は定期テストの実施と共に学校が再開しています。

    附中生は今頃真剣に問題用紙と向き合っていることでしょうが、

    ベストを尽くせるように念を送り続けたいと思います。

    まずは、お礼シリーズからですが…

    てんちゃんママさん…

    わざわざ申し訳ございませんでした。あっという間の1年ですが、またここから頑張らせたいと思いますので何卒宜しくお願い致します<(_ _)>

    そして、ココママさん…

    何だか…逆に申し訳ございませんでした<(_ _)>

    いつもいつも本当にスイマセン…有難う御座います。

    さて…

    先述の通り夏期講習も最終日です。

    既に3年生は定期テストに向けて仕上げ勉強に黙々と励んでいます。

    2階では、昨日同様にゆーな、そしてもえちゃんも自学開始。

    残念ながら体調不良による欠席の生徒もいますが、

    それでも皆充実の表情で勉強に向かっていて非常に良い雰囲気だと思います。

    なのですが…

    いつも通りに朝の迎え入れをしている時に3年生のたけ様と言葉を交わしました。

    私:おはよー!たけちゃん!夏期講習結構疲れた?

    た:いや~…学校の方が全然ラクっすね。

    私:そうかー。そりゃ、良かった!(←本人の主張を聞き入れる気全くなし(笑)

    彼の真意は…

    中学生にとっての夏休みとは、文字通り「休み」である。

    当然学校も休みだし、勉強だってそんなにするものではない。

    夏といえば祭り、花火…

    そういう「日本の夏」を感じるのが夏休みである。

    なのに、こんなに毎日勉強して…

    朝から夜まで、1日7時間授業を受けて、更にそこから自学もして…

    こんなんだったら

    いや~…学校の方が全然ラクっすね。

    なのだと思います。

    いやね…その通りかもしれません。

    世の中学生の大半の子は、そう思っていると思います。

    でもね…

    私の場合はですが、

    何かにとにかく頑張った期間、経験

    が強烈な記憶に残っています。

    ◆中学時代の新聞配達。特に、冬…ポストに投函して自転車に戻ると風で自転車が倒れていて、新聞がその辺に散乱していて…怒りのあまりに自転車に蹴りを入れ、怒りを発散してから再度配達していました。(←これを俗に八つ当たりをしている馬鹿野郎といいます)

    ◆小学時代のサッカー。一応中学、高校もそこそこ大変でしたが、まぁ楽しいの方が大きかった。でも、小学時代は次兄に連れられ、雨の日も雪の日も、陸橋下にあった公園のコンクリートの上でセービング練習をさせられ(小学時代はキーパーでした)…ボールを見送るとビンタを食らい(苦笑)、リフティングで諦めてはビンタを食らい(笑)。

    ◆高校時代の大学受験勉強。もう、地獄でした。

    でも、こういう「強烈な記憶に残っている期間、経験こそが今の自分の礎になっています。

    新聞配達をしたから、お金の価値を知ることが出来ました。

    中学生ながらも、必要なものと欲しいものを分けて考えていましたし、

    「親に依存するのではなく経済的に自立する」という意識の芽生えもその時だったと思います。

    ビンタを食らいながら練習したから…中学でも、高校でも1年生から試合に出ることが出来ました。決して運動能力が高くない自分でもそうして「試合に出る喜び、楽しみ」を経験できたのは次兄の愛のある「ビンタ」のおかげです(←これは思い込みとも言います(笑)、いや本気でそう思ってはいますが)。

    そして、高校時代の大学受験勉強…

    あの期間があったから、

    学校の先生にも口を揃えて「絶対に無理!」と断言された大学に合格し、

    その大学で在学中にスピード違反で捕まり、

    その高額な罰金を払う為にバイトを増やす必要があって家庭教師のバイトを始め、

    そのバイトで「勉強を教える」ことの楽しさを知り、

    元々志していた福祉から教育業へ進路をシフトし、

    紆余曲折を経て今に至ります。

    そう…

    全ては、大変だった、苦しかった経験が今に繋がっている。

    私の場合はですが、これが全てです。

    夏祭り

    花火大会

    そう、そういうのも当時は楽しかったでしょう。

    勿論、今も記憶している思い出だって少なくありません。

    そして、そういう「今、目の前の楽しみ」を大切にすることも良いと思います。

    でも、やはり私は塾の生徒たちには将来の選択肢を広げて欲しい…

    平凡な努力からは、平凡な結果しか得られません。

    能力的には平凡であっても、非凡な努力が出来れば絶対に伸びしろは大きくなります。

    そうして、努力するということの意味を知っていってほしいなと、私はそう思います。

    はい…

    話が思いっきりずれましたが、何を言いたいか?

    たけちゃん…

    ま、20年後にもこの夏勉強を頑張ったという事実は忘れないと思うぞ!

    ってことです(笑)。

    ということで、私も最終日…

    激熱で頑張ろうと思います。