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    踏み出した第一歩を、そこで止めるな

    まずはお礼からです。

    卒塾生るかママさん…

    わざわざのお気遣い、申し訳ございませんでした。

    本日登塾する子どもたちに配らせて頂きます。

    温かなお心遣い、心より感謝致します<(_ _)>

    さて、それでは表題の件に関して。

    今日で秋田県の高校入試一般選抜まで170日となりました。

    今年度の中3生、14期生は、

    春の時点でここ数年の受験生の中ではかなり点数的にも厳しい状況でした。

    「も」というのは、まぁ日々の授業においてもCTの合格率や宿題の状況もやはり芳しくなかったからです。

    加えて…

    14期生は中総体までの期間も、

    これまでここ数年…

    いや、もしかすると13年間の中でも最も自習参加が少ない状況でした。

    それ故、6月の中総体までは以下のようなことを日々繰り返し伝えていました。

    自習に来れば良いってもんじゃない。

    自習に来さえすれば、成績が、点数が上がるわけじゃないから。

    でも、

    そもそも自宅でやれてないってのは、

    話にならないからね?

    問題外。

    でも、毎回のCTの状況から判断すると、

    自習の参加率と合格率にかなり相互性が見て取れるんだよね。

    一部の子を喉いて。

    だから、やれないんだったら、

    まずは「勉強する」という環境に身を置くために、

    塾に来て自習するしかないんじゃないの?

    それでも…

    中々改善しない状況に私自身焦りも感じながら、

    「今年こそは、何とかこの子ら自身の気付きを促し、そこから行動に結び付けさせたい」

    という、自分で決めたことを守り、

    それが最終的には「1月以降の伸び」に繋がってくると信じて、

    出来る限り強制力を働かせないように言葉を飲み込んできました。

    ※これでも、です(笑)当事者である14期生は相当言われていると思うでしょうが、確実に過去にないほど強制力を排除しているんです、これでも(笑)

    で、そんな14期生が徐々に本当の受験生になり始めたのが夏期講習からでしょうか…

    まず、口火を切って走り始めたのがM、そして同じ中学のH。

    Mに関しては中総体後、ガラッと変わりました。

    ※その前から「予兆」はありましたが。

    そして、これまでもコツコツ頑張ってきたHは、

    淡々としているけど、

    本人が感じている危機感が徐々に大きくなり、

    それが勉強に向かう気持ちに繋がってきたという状況でした。

    そこからは、

    そういう2人が起こしてくれた「火種」を消さないように…

    私自身は(これでも)細心の注意を払いながら、

    手を変え、品を変え…

    14期生が受験生としての自覚が出てくるように接してきました。

    で、話が戻りますが…

    それがやっと形になってきたかな…

    と思えたのが夏期講習中盤頃です。

    ※形になったというのは「スタートラインに立った」というのが私の捉え方です。

    その後定期があり、実力があり…

    集計がもう少し残っていますのでまだブログではオープンにしていませんが、

    ある程度結果は判明しました。

    中学1・2年生に関して言えば…

    学年1位、2位もどちらの学年にも複数いますし、

    一桁順位もまぁまぁいます。

    平均点が大きく下がる中で、

    全体としてもまずまずの結果だと言えると思います。

    ※全員アップになっていないという時点で、反省点は無限にあるわけですが。

    で、3年生です。

    まぁ見事に普段の姿勢が結果に直結したと言えるでしょう。

    特に定期は。

    修正すべき点を毎日毎日言い続けても、それを修正しなかった子はそういう結果になっています。

    それに対して、

    「まぁ、この子は上がるでしょ。」と思っていた子は、軒並み結果を出しています。

    圧倒的な過去最高順位だった子もいれば、

    初めて450点、460点を超えてきた子もいます。

    ただ、実力は…

    そんな簡単にはいきません。

    これも、4月からずっと言い続けてきたことです。

    その理由は何度も何度も子どもたちに伝えているので割愛します。

    加えて…

    仮に今回の実力が良かったからと言って、

    次の実力も上がるとは限らないし、

    それが入試の結果に直結するわけでもないんです。

    さて、何が言いたいのか?

    歩みを止めるな!

    ってことです。

    昨日もある受験生と話をしました。

    頑張ってる!

    のに、結果が出ない。

    そう思ってんだよね?

    いや、分かるよ、頑張ってるのは。

    でも、見てみてね?

    この教室の中にいる受験生は、みんな頑張ってるよね?

    のに、結果には差があるよね?

    それは、

    タイミングに出るのは個人差があるということが1つ。

    そして、

    頑張るって言っても、それが継続的に、目的に沿った努力でないと意味がないってことが1つなんだよね?

    あとね…

    先生も大学入試の時には毎日泣きながら勉強してたんだよね。

    マジで。

    本気で毎日泣いてた。

    つらくて。

    でも、それでも絶対に入りたい大学があったから、

    諦めるってことは無かったんだよね。

    あと、自分で言うなって話だけど、

    確実に先生が通っていた高校の中では1番勉強してた。

    部活を引退してからの最後の半年は。

    これ、絶対。

    でさ、○○は今「絶対にこの教室の中で私が一番やってる!」って断言できる?

    まずはそこからじゃない?

    上げたいなら、

    他の子を追い越したいなら、

    そいつらよりやるしかないっしょ。

    そうなんです。

    結果が出るまで努力を続ければ、

    結果が出ないということ自体あり得ないわけで。

    やっているからといって、

    そんな簡単に結果が出るわけじゃないんです。

    ※出る子もいますが、それを個人差と言います。

    筋トレだって同じ。

    たかだか数週間で何かが変わりますか?

    何で私は毎日頑張ってるのに、全然うまくならないんだろう…

    そう呟いている子がいて、

    でもその「毎日」がたった数週間のものだったとしたら、

    あたりまえだっちゅーの!

    って突っ込みませんか?

    そういうことなんです。

    折角踏み出した一歩を、歩みを止めてはいけません。

    しっかり足元を見て、

    一歩一歩を確実に進んでいくことで、

    あんなに遠くに見えていた目標物が、

    いつの間にか目の前になっていたりするんです。

    歩みを止めてはいけません。

    ということで今日も頑張っていきましょう。