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    誤魔化せないのは自分だけじゃない

    今日は道場部、3年生の一斉場授業に2年生の個別という教室の動きでした。

    しっかりと頑張ってくれているのですが、気になることが2点…

    まず1点目は3年生の欠席者です。

    基本的に特定の時期を除いて、塾の授業は学校より先取りとなる為3年生はほぼ毎週導入授業が入ってきます。

    特にこの時期は学年のスタート期でもあり、僕は特に重要だと思っています。

    にも関わらず…絶対に休んではいけないはずの子ほど欠席となってしまう…

    勿論体調不良ならしょうがないでしょう。でも…体調管理だって大切な仕事の1つなはずです。

    そして、仮に今日が塾の授業ではなく部活の大会や修学旅行だったとしても頑張れない程だったのか?

    とも僕は思います。

    ある一年生は春期講習期に、「簡単に休まないでほしい」という講習会ガイダンスの話を素直に守ろうと、

    極度の体調不良であるにも関わらず登塾しました(すぐに保護者様に連れて帰って頂きましたが)。

    そういう意識でいる中学1年生がいるというのに、受験生である中学3年生が「当たり前の感覚」で休んではいけないと思います。

    体調不良になるのも自己責任…そういう考え方をしなければいけないと思います。

    本日の欠席者は、まずは自分で取り戻しに努めて下さい。それもせずに、

    「授業を休んだので分かりません」とか当たり前のように口にするのはやめて下さいね。

    3年生全体としては、課題もあれど非常に良い雰囲気で頑張ってくれています。

    僕はその雰囲気を更に向上させ、全員が同じ方向に向かえる様にサポートをしていきたいと思いますが、

    それはそうそう簡単なことでもありません。

    「自覚」と「覚悟」が無ければ、絶対に現状から抜け出すことは出来ません。

    自分の事か?と思う君は、心機一転頑張って欲しいと思います。

    そして2点目が2年生の連休課題に関してです。

    よく「自分には嘘はつけない」とか「自分はごまかせない」と言いますが、

    他人だって誤魔化せません。

    連休課題の出来具合い(○の割合)を見て、その子の現状での力とギャップに気付かないようであれば、

    それはよほどその子を見ていない講師であるか、

    完全に諦め気付かないようにしているかのどちらかです。

    僕は…完全な出来具合いの演習なんて求めていません。

    そもそも出来ない、分からないから勉強するんですから。

    にもかかわらず、○ばっかりで、しかも今日にいたっては…

    先週の一斉の宿題の再演習を個別で行ったのに、宿題の出来具合とその場での演習にかなりのギャップがある…

    これってどうなんだって考えて欲しいんです。

    宿題は出せばよいのか?

    居残りしたくないから終わらせればよいのか?

    しっかりと計画的にやっていなかったが故にギリギリに課題に着手し、伝家の宝刀「分からなかったので」と口にし、赤ペンで答えを書き写すような勉強をいつまで続けるんですか?

    中には、赤ペンすら使わず、答えを見たのに○が付いている子もいて…世間一般ではそれを「宿題写し」というんですよ?

    そういう「作業」をいくら繰り返しても成績が上がることは、学力が向上することはないんです。

    僕は…自分でそれをチェックしたいから宿題を出しているんじゃない。

    僕は、移してほしいから宿題を出しているじゃない。

    ぶっちゃけ、宿題を考えなくて良ければかなり楽になります。

    計画も何も立てずに好き勝手に授業をやって、「あとは復習しとけよ~」とか言って。

    でも、そうじゃないんです。

    僕は、学力の向上に繋げる為に宿題を出しています。

    僕は、継続的に勉強に取り組んで貰うために宿題を出しています。

    僕は、毎日の勉強が計算練習や単語練習、学校ノートの写しという「作業」に終始しないように宿題を出しているんです。

    その宿題を頑張ることによってギフトが得られるのは君以外の何ものでもないんです。

    己の為に、

    自分に正直に…

    頑張れる中学生でありましょう!