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夏期講習広告に思ふ
時期が時期ですから…
連日夏期講習の広告を目にするようになりました。
私も一応夏期講習を実施する側の人間として、他塾さんがどういう時間割でどのような講習会をしているのかを知っておく必要が…
ナッシング！(笑)
他塾さんは他塾さんですし、意図もその講習会の位置づけも違いますからね。
ただ、絶対に見るようにしているのは料金です。
こればっかりは、自分も一消費者としてもそうですし(一応子供いますから)、当然事業者としても知っておくべくと思いますので。
で、毎度のことながら思うこと…
自塾もそうですが、
もっと金額的に抑えられないものなのかな、と。
一応、僕なりの夏期講習の金額設定を書いておくと、
自塾の場合は通常授業時の授業料は、
９０分の個別授業も１８０分の一斉授業も学年ごとに授業単価を焼く２，０００円～２，３００円程度に設定しています。
ということは、夏期講習等の長期講習も一日当たりの単価がこれを超えないようにしたい…
例えば中３生は午前９時から夕方１８時(９０分授業×５コマ)までが基本時間割ですが、
それでも１日単価は２，０００円を超えないようにしたい…
そすうると、例えば今回の夏期講習は中３生が１日当たり１８００円なので、９０分授業単価は３６０円…
あとは、これを塾として、採算ラインに乗せるように工夫をすることと、
保護者様方には「その値段でこの内容なら絶対にお得よね！」
と思って頂けるような時間割を組んでいくこと。
これが肝になります。
あとは…
これはどうしても批判めいた書き方になりますが…
批判では有りませんのであしからず…
私は、○○特訓や○○突破講座という類の別料金を発生させての講座が大嫌い…
普通、塾なら…
定期テストに合わせて普段の授業を行うんじゃないのか？
中３生なら、定期に加えて実力テストも入ってくるんだから、それを踏まえて授業計画を立てるのが塾の務めじゃないのか？
そういうので別料金が発生するのなら、普段の授業では何をやっているのか？
僕ならそう思います。
だから、自塾でも３週間前からの対策特訓は別料金なんて発生させるという発想すらない…
だって、当たり前でしょう…
塾生の成績アップの為に子供たちをお預かりしている塾が、子供たちの成績アップの為に尽くすこと。
にも関わらず、
やれ定期テストの対策特訓だ。
やれ実力テストの対策特訓だ。
やれ模試の対策特訓だ。
やれ、上位高合格に向けた対策特訓だ。
で、どんどんチョモランマ式に積もっていく料金…
ないでしょ！(林先生風)
こういう講座有りますよ？
受けないとこういう風になっちゃいますよ？
今がラストチャンスですよ？
保護者さんの泣き所を突きまくるこういうささやき…
ワタシキライデス！
ダメデショ！(林先生風)
あとは、やはり保護者様方も「選ぶポイント」を掴まれるのが最善と思います。
私はそう思って自塾の指導にもそれを反映させておりますが、
授業は受ければ受けただけ上がるってものでは有りません。
教えられば教えられた分伸びていくってものでも有りません。
ましてや…
受ければ上がる講座なんてものも存在しません。
全ては…
成績を上げる為のステップを踏んでいけるかどうかです。
話が逸れまくりましたが…
色んな塾さんの広告を見ながら、自分自身気付きを貰い、
自塾の運営に反映させていきたいと思った次第です。
はい。
がんばります！