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    2019夏期講習3日目~思考することの重要性~

    おはようございます。
    夏期講習3日目です。
    まずはお礼からですが、
    Hたママさん。
    Aちゃん、Yちゃんママさん。
    温かなお心遣いを有難うございました。
    有難く頂戴致します<(_ _)>

    さて、本題の前に…
    昨日から始まったわが家の「夏休み朝活」ですが、
    そこで新たな発見が…
    というのも、
    「何に関しても無欲」
    だと思っていた長女が、
    「記録を伸ばす」
    という意識を見せ始めました。
    意外や意外…
    そういう面もあったのか?
    と思っています。
    きっかけになったのは、
    レコーディングです。
    やはり目に見える形で記録に残すってのは大切だな…と。
    「まだ良いかな…」
    と思ってやっていなかったことが、
    毎日記録をつけることで出てくる、
    「昨日の数字を越えたい!」という欲。
    やって良かったと率直に思います。
    塾生、スクール生の親御さんも、
    是非お試し下さい。
    ※塾内、スクール内でも記録をつけることの大切さはこれまで以上に伝えていきます。

    で、本題です。
    毎日のように塾生との話で出てきますが、
    昨日もある6年生に伝えました。

    「それ、本当に考えた?」と。

    考えるって言葉自体は抽象的ですが、
    それを具体的にするための話は日々の指導で伝えています。

    ①分からない問題があるのはOKだから、まずはチェックをつける。答えを見ながらやるのはダメ。
    ②〇つけをして×を付けた後で、同じパターン問題の例題説明や板書内容を確認して、解法のヒントを探す。
    ③例題でダメながら、解説を読む。
    ④解説を読んでも分からない所があれば、それは質問。

    こういう流れを踏むことが、
    ちゃんと考えた(解こうとした)ってことだよ?と。

    昨日の6年生に関して言えば、
    分からない
    といよりも
    分かろうとしていない
    ことがこれまでもあり、
    その都度話をしていました。
    そして、それを踏まえて「解こうとする」という意識は見え始めていました。
    が…
    鬼の対応をする私以外の先生だと、
    やはり「楽をしたい」という側面が顔を出すわけです(苦笑)。
    優しい先生が多いですから。

    でも、
    自分で考えることを放棄して、
    「せんせい、わかりません」
    と言っていたその姿を見て、
    私がそこに行ったわけです。
    で、1つ1つ聞いたわけです。

    「考えた?ちゃんと。」

    で、その子は言いました。

    「はい。」

    「じゃあ、どこが分からないの?」

    「これです。」

    「この問題の何が分からないの?」

    「面積が…」

    「じゃあ、ここを求めるにはどうすればよい?」

    「ここを出して、そこからココとここをひけば良いです。」

    「だよね?じゃあ、ここを出す式は?」

    「10×10×3.14÷(360÷180」です。」

    「でしょ?じゃあ、こっちは?」

    という一連の話の中で、
    その子は結局自力で解きました(笑)

    そんなもんです。
    自分でやろうとするのか、
    分からないという殺し文句で放棄するのか?

    出来なくても良いんです。

    でも、解こうとする!
    その為に必要な手順を踏む。

    その繰り返しで学力というのは向上していくのです。
    魔法の方法なんて有りません。

    1つ1つじっくり考え、
    覚えるべきを覚えていく…

    そういう勉強を大切にしていきたいと思います。

    ということで今日も頑張っていきましょう!