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    平成29年度春期講習6日目~今日の天気は曇り~

    消えました、ブログが。

    折角頑張って書いたブログが全て消えました、今(体言止め)。

    切ないですが、改めて書き直しです。

    まずはお礼からですが、

    Rおママさん…

    温かなお心遣いを有難うございました。

    講師陣で有難く頂戴致します。
     
    そして、別件ですが昨日まで開催されていた野球の全国大会に出場していたHとが、見事準優勝を果たしたそうです。
     
    素晴らしい、貴重な景観を出来たと思いますので、
     
    それをこれからの部活に還元し、経験を活かし、春季大会・中総体でも頑張ってほしいと思います。
     
    ※勉強も。
     
     
    さて、話は講習会に関してですが、あっという間に春期講習も折り返し地点まで来ました。
     
    中学部で全13日間ですから、参加生は「長い」と感じているかもしれませんね。
     
    ただ、私からすると日数に科目数、そしてコマ数という事情を考えるとかなり限られたものになります。
     
    それ故に、時間割も色々なことを考えて組んだわけですが、
     
    どの学年にも4月以降の先取り内容は必ず入れています。
     
    算数・数学においては計算です。
     
    私は小学生・中学生に関しては能力を過信している子ほど計算を軽視している子が少なくないと勝手に思っていますが、
     
    計算力は絶対に、絶対に必要な算数・数学の土台です。
     
    にも関わらず、授業の説明を聞いて「分かった」と思ってしまい、
     
    その反復演習を怠るので中々スピードも正確性も上がらないという子もいます。
     
    ※この辺はテストの答案用紙だけでは測れません。同じ全問正解でもそこに5分しかかけていない子と10分かかった子では他の問題に割ける時間にも差がついてきますね?
     
    で、講習前半でこの「計算」に重きを置いたのは新2Aクラスと新中1クラスでした。
     
    あ…あと、当初は予定していませんでしたが、2日目の状況を踏まえて、6年生には3日目から授業開始15分前からの百マス計算も急遽始めました。
     
    特に、2Aクラスに関しては多項式計算、単項式計算を通して中1の正負の数、文字式計算の復習まで波及させることを目的にしていたので、
     
    授業中の説明にはそれを意識して盛り込んでいました。
     
    ※参加生がそれに気づくかどうかは別として。ただ、毎日実施していた帰宅前のミニテストではその成果があったことは数字的にも表れていました。
     
    また、2Aクラスで毎日のように繰り返し伝えていたのは「復習の必要性」でした。
     
    ※これは全クラスですが。
     
    折角昨日の授業である程度出来るようになっていた計算が、今日には忘れている…
     
    -2(3x−4y)のような場合も、
     
    絶対にこういう手順を踏んでね?
     
    といったことが翌日に忘れているので、
     
    -6x-8yという間違えをやらかす子が複数…
     
    ※まぁ、これに関しては中1の文字式計算の時点で完全に穴があるからなのですが。
     
    だから、授業初めの「前日の復習」でも中々出てきてほしい言葉が出てこない…
     
    でも、それでも(復習が多少足りていなくとも)同じ内容を2日間繰り返す(つまり強制的にこちらが復習の機会を設ける)ことで、
     
    同じ問題数をこなした場合にスピードも正確性も上がっていくことも実体験してもらいました。
     
    新中1の場合、正負加減計算34問で
     
    1日目(1位)Mほ 9分52秒⇒2日目(1位)8分21秒
     
    1日目(2位)Kたろ 11分32秒⇒2日目(2位)9分39秒
     
    1日目(上位5位圏外)Aの 約15分(確か)⇒2日目(3位)9分46秒
     
    分かりますか?
     
    たった34問の計算問題ですが、1日で5分も短縮し、更に正答数も上がる子だっているわけです。
     
    そして、そこに「楽しさ・自信」が芽生えてくれればあとは勝手に生徒自身が走り出してくれます。
     
    ※但し、この時期の新中1はともかく、新2・3年生の数学の勉強が計算だけにならないように注意(生徒の現状次第では計算だけに特化させた方が良い場合もあります)もしなければなりませんが。
     
    大切なのは、こういうのを「具体的根拠を示して自覚してもらう」ことです。
     
    生徒自身の感覚に任せない
     
    (なんとなく)分かってきた。
     
    (なんとなく)出来てきた(ように思う)。
     
    そういう抽象的な感覚ではなく、具体的に考えてもらう、感じてもらうことで変化は生じてきます。
     
     
    いよいよ明日からは科目も切り替わり、講習会後半戦に突入となりますが、
     
    この前半でやった内容もしっかりと復習を継続することで、新学期の学校の授業で本当に生きる知識になっていきます。
     
    量をとにかくたくさんと言うよりも、
     
    ある程度絞ったとしてもその頻度を多くすることを考えて、実践して欲しいと思います。
     
     
     
    そして、話は変わりますが…
     
    先日のけがを通し、私の中で「先生」について改めて考えさせられることがありました。
     
    私がけがをした時にまず思い浮かんだのはいつもお世話になっている接骨院の先生でした。
     
    でも日曜日…
     
    しかも夜間…
     
    それでも何とかして、その先生に状況を説明して、とりあえず応急処置で何をすればよいか?
     
    可能性としてあり得るのは何か?
     
    それだけでも聞きたいと思いました。
     
    ※まぁ連絡手段がなく、無理だったわけですが。
     
     
    で、翌日の朝…
     
    私が一番に訪れたのもその先生でした。
     
    状況から整形外科に行った方が良いとは思いつつも、
     
    それでもまずはその先生の話を聞いて、その先生の言うことを聞こう。
     
    で、実際にその先生の言うことを聞いて今に至ります。
     
     
    で、改めて思うんです。
     
    先生と呼ばれる人間は、それだけ患者さんや生徒からの信頼を頂けるようにならないといけないな、と。
     
    いや、これは「すべて任せておんぶにだっこ、完全依存」という意味ではありません。
     
    あくまで「信頼」の話です。
     
    自分で全く判断がつかない状況のとき、
     
    専門的な知識が必要なとき、
     
    まずはあの先生の所見を聞きたい。
     
     
    そう思ってもらえる様な「先生」にならなければいけないんだよな~と。
     
    と同時に、
     
    塾ならば、そういう必要な知識・情報をしっかりと充実させて、
     
    ちゃんと保護者さんや塾生に予めお渡ししなければいけないな、と。
     
    これから春の保護者会の資料作成にも着手しますが、
     
    そういう視点も忘れずに作成していきたいと思います。
     
    ということで…
     
    今日も授業は基本代講ですが、
     
    やはり内容を考えて今日の最終コマは授業に入る予定です。
     
    歩き方もへっぽこですが、
     
    笑わないで下さいね。