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    平成28年度冬期講習16日目

    冬期講習16日目…

    今日は「この日だけ」の光景が教室に広がっています。

    ◆12期生(中学3年生)が会場模試の為いない

    ◆中学1・2年生は模試の為全員制服着用で登塾し、現在試験中(とはいえ、半数の生徒は部活の為今日の午後や別日受験としていますが…)

    昨日のこの時間も、明日のこの時間も、私は中学3年生の授業なわけですが、

    今日は3年生が模試でいないのでこの時間にブログをカタカタ打っているわけです。

    ちなみに昨日のこの時間のB教室(3Sクラス)の様子

    ちなみに今日のB教室(2Sクラス)の様子
     

    不思議ですね…

    12期生も去年の今頃は、2年生としてこうしていましたし、

    13期生となる現2年生も来年の今頃には最後の会場模試に挑んでいるわけです。

    いや、当たり前なのですが(苦笑)。

    でも、こういう日常の中だからこそ私自身の日々の仕事が、生徒との時間が、惰性になってはいけないよなって…

    そう思います。

    さて、冒頭の通り今日は12期生は模試に向かっているわけですが、

    昨日は…いや、彼ら、彼女らが12期生になってから昨日まで伝えたいことを出来るだけ伝えてきたつもりです。

    勿論、明日からもそうですが…

    ◆模試を受ける際の注意点

    ◆教科ごとにテスト直前に確認して欲しいこと

    ◆日々の勉強法(復習のやり方、テスト直しのやり方、暗記学習のやり方、ノートの使い方とその意図などなど・・・)

    ◆計画表の作り方

    こういったことを日々本当にしつこく言って、うざいほどに言い続け、そうして今日に至っています。

    私はいつも12期生に伝えています。

    まだ何か秘策があるんじゃないか?

    先生は何か必殺技を持っているんじゃないか?

    そう思ってるなら、断言しときますが、

    アリマセン!

    少なくとも俺は、

    覚えるべきを覚え、

    出来ない問題を出来るようになる為の勉強を繰り返し、

    時間をかけ、

    質を高める努力をし、

    それを継続して成績を上げる。

    この方法しか知りません。

    必殺技なんてないし、

    覚えるべきを覚えずに「いつか何とかなる」とは絶対に思ってはいけない。

    そして、教えるべきこと、伝えるべきことは出し惜しみなんてなく、

    適切なタイミングを見て全て君らに伝えているから。

    こういうことも何度も何度も言ってきました。

    で、今日は最後の模試なので、

    このタイミングで(つまりその最後の模試を終えたタイミングで)12期生のみんなに伝えたいことを書いておきます。

    ※勿論明日も伝えます。昨日でも良かったのですが、昨日よりもその模試が終えたタイミングで伝えたかったので。

    まず、現状で12期生全体として、学力は確実に向上してきました。

    いつも説教ばかりされているから、

    何だかこそばゆく感じるかもしれませんが、本当です。

    事実、殆どの生徒が中1の在籍時から(もしくは入塾時から、この春から)順位や偏差値を上げていますし、

    この2ヶ月で過去最高順位を獲得している生徒も約6割いるのも素晴らしい結果だと思います。

    ※但し、これは君らの頑張りを指しているのであって、塾としては全員過去最高順位に持っていけていないので力不足なのは事実ですし、まだ結果に繋がっていない生徒がいるのも私の力不足です。本番までに絶対何とかするつもりでいますが。

    で、ここから入試までの55日間を過ごしていくにあたって、

    最後の追い込み…受験勉強のラストスパートの質を高めるために今日(明日)やって欲しいことがあります。

    それは、自己採点と実点数の「差」の確認です。

    勿論今日の模試に関しては結果がまだですので比較できません。

    が、前回、前々回の模試に関しては確認できますね?

    今年の受験生、つまり君らの課題は「〇つけが甘い、正答と自分の答案とのギャップが自覚できていない」ということです。

    特にこの冬期講習の国語の過去問や英作文の添削でも感じてくれたと思いますが、

    ◆なぜ自分の解答が違うのか分かっていない

    ◆間違っているのに自分は合っていると思っている

    という子が少なくありません。

    事実、これまでの3回の県内模試で分類すると、

    ◆3回とも自己採点の方が低い

    ◆3回とも自己採点の方が高い

    この2パターンに綺麗に分かれてしまうのです。

    そして、その差も「大きい」と「小さい」に分かれます。

    ちなみに、その3回とも塾内1位(県内順位は8位、6位、17位)の子は、

    全ての模試で自己採点と15点以内の差で実点数の方が高くなっています。

    ※つまり、1教科の誤差が3点以内…1問分ってことです。単純計算だと、ですが…

    同様に3回とも2位の生徒も、3回のうち2回は自己採点と実点数の差が3点以内です。

    分かりますか?

    超上位の子は「間違っている個所、その理由がちゃんと分かっている」ということです。

    ※加えて、これまで順調に成績が上昇している子、上位を維持している子も全体的に自己採点と実点数の差がかなり小さいです。

    それだけちゃんと読んで自己採点もしているし、直しの質もそうなっているということです。
     

    ちなみに、その子の過去問の直しの様子
     

    どこが間違っているか?

    なぜ間違えているのか?

    授業中は良いんです。私達が確認できるので。

    ただ、問題は「自学」の時です。

    証明も自己判断で〇にしてしまっている…

    英作や国語、理科社会の記述も「絶対に入れるべきポイント」を分からず、自己判断で〇にしてしまっている…

    あと一歩…

    そういうところで過去問でも正解にならないのは、それが理由なのだと思います。

    ※勿論これに関しても、「解答開設をちゃんと読んで〇付けする」ことの重要性も伝え、不安な場合には確認に来るように何度も言ってきましたが…

    もしかしたら、このブログを見るのが自己採点後の子もいるでしょう。

    そういう子は、今からもう一度「解答解説をしっかり読んで」自己採点をしてみて下さい。

    帰宅後自己採点前にこのブログを見た子は、意識して自己採点をやって下さい。

    で、ブログを見ていない子には…

    明日直接授業で伝えますので、明日の授業後にもう一度自己採点をやり直してください。

    そして、今日からの55日間の勉強は、

    今までの自己採点と実点数の「差」を確認し、自身の勉強に曖昧なところ、修正すべきところがあるのだと自覚し、

    それを修正すればまだまだ更に上げていけるのだと自信を持ち…

    取り組んでいってほしいと思います。

    追記1

    特に今までの自己採点と実点数の開きが大きい子…不安箇所は明日質問に来れるようにして下さいね!