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    合宿を経て…

    まずは、Hた、Sや、Rん…

    わざわざのお土産有難う!

    授業前に「楽しかった?」という質問を投げかけると面々の笑みで「はい!」と。

    さぞ楽しかったことでしょう。

    ディズニーランドでの演奏なんて願っても出来るものではないわけで…

    非常に貴重な経験だと思います。

    ここからは定期テストもありますので、部活も勉強も…

    精一杯頑張ってほしいと思います。

    で、昨日は2年生の一斉授業だったわけですが、やはり気になったのは3年生の様子でした。

    合宿を経て、どれだけ「内容」に変化が出てくるのか?

    12期生は既に受験生の自覚を持ち勉強に取り組めている子も少なくありませんが、

    やはりその「内容」にはまだ開きがあります。

    よって、今回の合宿はその勉強内容の「質」の面でも意識変化が起こってほしいというのもありました。

    そして昨日…

    自習中の3年生の様子を見てみると、気付きを行動に移し始めた子がちらほら出てきたかな、と。

    合宿で勉強した問題の和訳の添削依頼を持ってくる子もいれば、

    数学のテキストの再演習に挑んでいる子もいました。

    理科の合宿テキストの解き直しをしている子もいれば、

    自身の計画通りに個別の宿題に励んでいる子もいました。

    そんな中…

    数名の子はこれまでの実力テストの直しに取り組んでいる子もいました。

    ※数名の直しノートの添削が追い付かず、まだ返却できずにいます。ゴメンね…もうちょっと待ってね。ちょっとずつ添削して返却するから。

    そう…

    そこなんです。

    やはり、実力テストや模試の直しにどれだけ注力できるか?

    カタチだけの「直し」ではなく、どれだけ答案用紙と真剣に向き合い、間違えた理由を分析し、

    自分に何が足りないのかを気付き、その修正を実践できるのか?

    そこなんです。

    この時期にやみくもに勉強するのはナンセンスです。

    例年いますが、

    ◆○○塾に通っているA君がやっているテキストを自分も…

    ◆成績が良いB君がやっているテキストだから私も。

    ◆本屋さんで良さそうなテキストを見つけたから、私も。

    そうやって、新たなテキストを1ページ目からこなしていく…

    しかも、必要以上にハイレベルな問題ばかりをやろうとする子が多かったりするわけですが、

    そんな問題秋田での出題可能性は限りなく低いし、

    出ても正答率3%切るからやる必要なし!

    って話なんです。

    ※当然やっておくべきパターンの問題は私が考えて授業に組み込みます。

    ※ちなみに座談会でも秋田高校の1年生が社会はとにかく塾テキストをやりこんだって言ってましたね?過去問演習とその都度の直し、加えて塾テキスト演習。これだけで彼女も5月は60点に届いていなかった社会が、1月の実力テストでは99点、入試本番はボケをかましましたが(苦笑)、それでも8割はちゃんと取っています。

    だから、この時期は如何にやるべきことを絞りながら勉強するか?が大切なんです。

    ※実力や模試で平均点に大きく水をあけられている場合はちょっと事情が異なりますが。

    そして、冬休みの冬期講習でもう一度広く復習し、

    その時期の実力テストと模試、冬期講習で気づけた弱点箇所を詰めて勉強していく…

    そういう勉強が大切なのです。

    っていう話はいつもいつもしていますが、やはり「環境と場」は大きいですね…

    普段から言っていることを合宿でも話したわけですが、それがいつもより「届いている」のかなと…

    そう思いました。

    あとは、ここからです。

    一人一人が己の目標に向かい、億劫にならず、勉強に取り組んでいくこと。

    これまでの「やらなければ…」と思いながらもそのままにしてきた実力テストや模試の直しに取り組み、

    自身の課題を分析し、その課題の克服に努めること。

    それを日々着々と進めていけば、自ずと結果は出てきます。

    君らは長い時間をかけて身につけてきた勉強体力があるわけで、

    他の子たちも真剣になるこの時期ではありますが、そこでの踏ん張りは絶対に君らが最強です。

    出来るかな?

    ではなく

    絶対にやる!

    そういう気持ちでまた今日も勉強に取り組んでほしいと思います。