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    宿題についてと時間は「ない」のではなく「ある」もの

    今日彼9月最終週がスタートとなりますが、月曜日なので余談から。

    昨日は日曜日でしたが、息子は初めての海釣りに挑戦しました。

    元々予定していたわけではなかったのですが、

    前日にキャンパスの釣り人佐久間T、そしてその付き人(笑)大器Tとで日曜日に釣りに行くという話をしていたので、

    「ねぇ…もし飛勇が行きたいって言ったらご一緒しても良い?」

    と聞いたところ快諾(まぁ、断るような人たちではないのですが…)。

    で、結果的にそのことを母親から聞いた息子が私のことを起こしに来て、

    「10時からサッカーだから、その前だけ」という話でセリオンへ出かけました。

    到着後、釣り知識0の私に代わって佐久間Tが竿の準備等をすべて澄ませてくれて釣りスタート。

     

    釣りを開始して間もなく、早速糸が絡んだり、諸々の問題が生じ、

    その都度釣り人佐久間Tに助けてもらいながら釣りを続けるも、サッカーに行かなければならない時間になっても音沙汰なし。

    で、本人にどうするかを聞くと「釣れるまではやりたい」と…

    ※そりゃそうだ(笑)

    まぁ、折角来て1時間で終了じゃかわいそうかと私も思い、そのまま釣りを継続。

    しかし、中々あたりが来ない飛勇君(と釣り人佐久間君、付き人大器君)。

    右隣では若者が威勢よく「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!」とか言ってますし、

    左隣ではご夫婦が黙々と釣り上げていく…

    そんな中で全く辺りが来ない野郎3人組(とおっさんの雰囲気を醸し出す4歳児女子)。

    で、結局3時間待っても釣れないので、

    「今日はあと15分で帰ろう。お昼も食べなきゃないし、また連れてくるから」と彼に伝え、

    彼も渋々承諾。

    で、そろそろ帰るかな…と思った瞬間、叫ぶ6歳児。

    お父さん、

    キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

    釣り上げてみると、2尾かかってる。

    もうこうなったら、止められるわけもなく、続行決定。

    で、結果的に3時過ぎまでやって、7尾ゲット(全てサバ)。

    その後、釣った魚をもって移動。

    そのお魚さんを息子の親友の「おじ」がさばいてくれて、唐揚げやなめろうを作ってくれたのでした。

    ※唐揚げも超力作だったのですが、写真を撮るのを忘れてしまいました(-_-;)

    味も最高。

    結果的に良い休日になったので良かったな~と。

    改めて佐久間T、大器T、ありがとうございました。

    で、余談が長すぎるわけですが、ここからは本題を。

    先日、6年生の授業で結構厳しい話をしました。

    それは「宿題」に関して。

    今年の6年生は、とにかく宿題への取り組みが悪く、その後の対応もマズイです。

    ※勿論全員ではありません。しっかりとやってくる子もいます。

    まず、宿題の取り組みという点では、そもそもやってこないことが多い。

    そして、やってはあっても〇つけをしていない、直しをしていないことも多々あります。

    当然、そういう状況ですので前回内容の確認テストの出来も散々だったり、

    追試の勉強を宿題にしているのに、追試で1回目より点数が下がることもざらにあります。

    これは私自身の指導の問題もあるでしょう。

    その点に関しては私なりに考え、話す内容も試行錯誤していかなければなりません。

    が、正直生徒自身が「やらなすぎ」です。

    もっともっと勉強の意味を考え、

    小学生である今すべきことを考え、

    せめて塾の宿題の為に30~45分程度は時間をさける状況にしなければならないと思います。

    その後の対応という意味では、

    まず「宿題をやって来ないこと」を自己申告しないことが少なくないです。

    最初に「やってない人は今教えてね?」と必ず聞くようにしていますが、

    その時申告せずに、私がノートを確認しに行った時に発覚し、そこで初めて「やっていません」となります。

    バレなければ良い、何とかやり過ごせればよい…

    そういう意識ではなく、やってないモノは正直に自己申告できる小学生になってほしいと思います。

    加えて、先週一番きつくしかったのが、

    「宿題を忘れたことをへらへら報告した」です。

    状況的に言うと、私がたまたま入り口付近にいたのですが、

    登塾し、入室して私を見つけ、挨拶をするでもなく

    「あ、せんせー!国語の宿題のプリント持ってくるの忘れました~、えへへ。」と。

    「えへへ」は誇張していません。

    加えてその時の表情も完全に「へらへら」です。

    宿題を忘れたことに対して微塵も反省の念が無い。

    塾のルールを守れなかったことを何とも思っていない。

    そういう気持ちが見て取れたので言いました。

    ちょっと待てよ?

    なんで宿題を忘れたことをいうのに、そんなにヘラヘラしているんだ?

    持ってくるのを忘れたのはヘラヘラしながら先生に言うべきことか?

    ワタシに謝りなさいって聞こえるだろうけど、そうじゃなく、

    普通なら「先生、すいません。宿題を忘れてしまいました。今日の授業で使うのであれば、今から急いでやり直ししたいので、コピーを下さい」とか、

    そういう言い方、内容になるんじゃないのか?

    なんでそんなヘラヘラしていられるのか、本当に理解できないんだよ。

    確かに勉強は大切です。

    授業も大切ですし、宿題も大切なのです。

    でも…勉強よりも大切なことがありますね?

    結局、その日の授業は商売の話まで出して、「その後の対応」の大切さを伝えたつもりです。

    ※分かってくれたかどうか…加えて、今は分かったとしても、何度も言い続けていかなければなりませんね…

    話は続きます。

    そんな授業前のやり取りの後始まった授業。

    算数の宿題確認の際に、先述したような「自己申告してこない」子がいました。

    で、話を聞いて、宿題を終わらせられなかった理由を問いました。

    その時、生徒の口から出たのが、

    時間が無かったんです。

    これ…

    是非他の子たちにも考えて欲しいと思います。

    小学生、中学生関係ありません。

    というのも、他にもこの理由を口にする子がたまにいるからなのですが、

    時間はあります。

    このブログでも何度も書いていますし、塾生には直接何度も伝えていますが、

    私は人間は平等だと思っていません。

    生まれた環境も違えば、

    容姿も性格も違います。

    親が違えば家庭環境も違うし、仲良くなる友達によっても変わってくることがあるでしょう。

    でも、そんな人間に唯一平等に与えられているもの…

    それが時間だと私は思っています。

    一日24時間…

    この時間をどう使うか?

    テレビゲームに費やす4時間も、

    勉強に費やす4時間も、

    昼寝に費やす4時間も…

    どれも同じ4時間に変わりありません。

    でも、その4時間が経過した後、自分に残るものは確実に変わってきます。

    ゲームの知識と技術かもしれませんし、

    5科の知識や教養かもしれません。

    睡眠後のスッキリ感かもしれませんね?

    ただ、確実に自分に得られたものは違うのです。

    これは、何も生産性だけを考えて時間を過ごしましょう!ってことではありません。

    無駄な時間、

    だらだらする時間…

    時にはそういう時間だって必要かもしれません。

    でも、せめて…

    親御さんに月謝を払ってもらって塾に通う以上、

    自身が小学生、中学生である以上、

    毎日塾の宿題に費やす30分から1時間が作れないなんて有りえないと思うんです。

    だって、時間は毎日24時間あるわけですから。

    確実に言えるのはその24時間の使い方で子供の将来は大きく変わっていくということです。

    睡眠や食事、勉強や趣味の時間、習い事の時間。

    子どもたちにそういう時間の使い方を提示していくこと、

    足し算ばかりではなく引き算の発想を与えること…

    そういうことをもっと考えて行かなければならないと思いました。

    ということで今日からまた1週間!

    頑張っていきたいと思います。