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独り言~何を持っての実績なのか~
さて、休日ではあるものの、今日は僕を除く家族は太田町へお出かけ…
僕はというと、一旦車屋さんに立ち寄りましたが、塾でいそいそとお仕事を。
勿論、折角の週1回の休日を子供と過ごせないのは残念この上なしですが、
連休期間一緒にいられたし、日曜日というのは何故か仕事もはかどるので、まぁ良しとして…
で、一息入れながらちょっとブログを書こうと思って今に至るのですが、
以前からずーーーっと気になっていたのが塾が掲げる合格実績や成績アップ実績。
あ…ちなみに、特定の塾の批判とかそういうことを言いたいのではありませんので、あしからず…
自塾の場合、毎年塾内向けの月刊ミニ新聞や高校入試体験記に合格者数、進学実績を全員分掲載します。
当然、そこには一切の偽りがないわけで。
実際、そこに「ある種の盛り」を行っても、定員制であるが故に、そして兄弟等のつながりがあるが故にそんなのは一瞬で分かられ、結果それは塾としての信用にも繋がるわけで…
ただ、現状では学習塾を含む様々な業種の「実績」なるものは、ある程度「盛り」が含まれている可能性は否めないかと思っています。
それは、何を根拠にしているか知りませんが、「○○%の人がダイエットに成功!」という消費者のウォンツを煽る手法がこれだけ蔓延っていることからも容易に想像できます。
そもそも、何で購入者全員のフォローをしているわけでもないのにその成功率が分かるわけがないんです、普通に考えて。
でも、売れてしまう…
不思議ですね、日本人。
で、話を戻してこの塾業界です。
まず、第一に上位校への合格実績を掲げるのは良いとして、それは「率」として、どのくらいなのか?
加えて、例えば入塾時から上位層の子ならトップ校に合格しても、それはどう考えても「本人」の元々のポテンシャルの要素が大きいわけで。
最近よく見かける「成績アップ率」もそうです。
どこの地点からどこの地点までを根拠に「アップ」を謳うのか?
例えば、1回でも点数と順位が上がれば、それを持って「アップ」と定義するなら、絶対に100%でなければおかしいわけで(笑)
塾に通って1回も順位も点数も上がることなく、卒業した(退塾した)なんてことはどう考えても有りえないわけで。
ちなみに…
自塾の場合は、それが曖昧で定義できないので、「合格率」と「合格実績」、および「成績アップの過程」以外に数値を広告等に掲載することもありません。
でも…
やってみようかな、今度。
「入塾後1回でも成績・順位が上がった成績アップ率100%」という書き方を(笑)。
これなら、嘘にはならないし。
中々中身の見えない塾業界(家庭教師業界も)…
やっぱりもっとオープンにしていかなければならないし、
業界全体として、もっともっと成熟して行く為にはそういう募集媒体においても「信頼性」を高めていかなければならないと思います。
と、同時に…
それをしっかりと読みとる力というのも、求められると思うのですが、如何せん…
判断基準がないですよね…
中々、難しい問題です。
ということで、独り言を終え、お仕事再開です。