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    2022.Oct20①合宿の記憶(2)食べ物を大切に、有難うを大切に…

    令和4年度キャンパス21募集状況 ※最新更新情報
    □令和5年度入会小学生対象学童スクール…募集終了
    □学習塾キャンパス21令和4年度募集 中学3年生募集終了/中学2年生以下募集中…体験授業受付中
    先週あたりから毎日のように学童スクールのお問い合わせを頂いております。有難うございます。大変恐縮ですが、令和5年度のスクール入校生は定員の為募集を終了致しました。空席待ちのお問い合わせも頂きますが、現状かなりの人数が空席待ちにご登録を頂いている状況です。何卒ご理解頂けますようお願い致します。学童の選択肢が複数ある中で、学童スクールに興味をお持ち頂きました方々にはスタッフ一同心より感謝しております。

    昨日に続き合宿振り返りシリーズです。
    そもそも…
    以前の合宿はキャンパスからほど近い会場で実施しておりました。
    しかし、
    新型コロナの影響でその施設での合宿が困難となり、
    そんな時に手を差し伸べて頂いたのがサンルーラル大潟さんでした。
    最初の電話対応から、
    実施に至るまでのやり取りといい、

    これぞ一流ホテル!

    というきめ細かな対応を頂き、
    私としては「もう自塾の合宿はここ以外考えられない!」となっていました。

    余談ですが…
    綺麗な部屋
    立派な設備
    そういうホテルなんていくらでもあります。
    私も「凄いな~」と感じたホテルはあります。
    でも…
    ずっと印象に残っていたり、
    「また行きたいな~」と思うホテルってのは、
    やっぱりスタッフだったり、
    その対応だったり…
    そういうのだと思うんです。
    そして、
    そういう感動を与えられるのが本当の一流ホテルだと思うんです。

    話を戻します。
    こちらとしては合宿の開催すら危ぶまれたその状況で、
    サンルーラルさんは出来る限りの対応をして迎え入れて下さりました。
    そう…
    私はすっかり熱烈ファンになったわけです(笑)

    そして、
    実際に合宿を実施して驚かされたのが食事でした。
    おいしい…
    そして、
    ボリュームもある。
    ※私にはボリュームがあり過ぎて、毎年合宿から帰ると増量しています(笑)

    子どもたちも喜んで食べているのが、
    その証だと思います。

    さて、ここからが本題です。

    初日の夕食…
    到着後すぐに夕食だったのですが、
    私は急ぎの電話、Line対応用件があったので急いで食事を摂って片付けていたのですが、
    勝平教室のK君が私の目の前でスタッフの方に伝えていました。

    ご馳走様です。
    美味しかったです。
    有難うございました。

    いやね…
    本当に素晴らしいですよ。
    私は思うんです。
    ご馳走様でした。
    有難うございました。
    ごめんなさい。
    これがちゃんと言える人は、
    絶対に人から可愛がられるよなって。

    逆に…
    人の蔭口ばっかり言ったり、
    人の気持ちを考えもしない身勝手な言動ばかりしたり…
    そういう人は、
    絶対に大切にされないよなって。
    ※表面上はともかくとして

    だから、
    K君だけではもちろんないですが、
    片づけの際にそういう言葉をちゃんと伝えている姿を見れたのが本当に嬉しかったです。

    そしてもう1つ…
    東中コンビが食後に声をかけてくれました。

    先生…
    食器片づけますよ、一緒に!

    いや、大丈夫。
    気持ちだけ有難う。

    と伝えましたが、
    そういう心遣いも素敵だなって…

    私は自分で片付けて、
    「ごちそうさまでした」も自分で伝えたかったので気持ちだけ貰いましたが、
    そういう配慮が出来る人っての素晴らしいよなと思いました。

    勉強は確かに大切です。
    でも、
    勉強以外に大切なことって沢山あって、
    18期生のみんなはそういう大切なコトをちゃんと身につけている子が多いな~
    と感じた合宿でもありました。

    ただ、1つだけ。
    勿論先述の通り中学生だからとボリュームがある食事を用意して下さっているので、
    それが関係しているのも分かります。
    でも…
    やはり食事は残さず食べて欲しいなって思いました。
    それがボリュームだけの問題なら分かります。
    アレルギーなら当然分かります。
    しかし、
    完全なる好き嫌いによる食べ残しは良くないですし、
    食べ残しはするのにお菓子は食べるってのも違うと思うんです。

    皆さんは食べ物があるのが当たり前すぎて実感がわかないかもしれませんが、
    世界の飢餓人口は現在8億人を超えるそうです。
    2020年には飢餓の影響を受けている人の割合が約10%…
    つまり、
    世界の10人に一人は食べ物に困る日常を送っています。
    新型コロナの影響で、
    その数値は年々上昇しているそうです。

    対して、
    日本の食糧廃棄は年間1700万トン…
    その中でも、
    食べられるのに廃棄している「食品ロス」は年間500~800万トンになるそうです。
    一人当たりの食品廃棄は年間134㎏にもなります。
    これは10年前の数字なので今は多少の上下はあるでしょうが、
    ※平成23年の農林水産省の資料

    食べ物に困っている人が沢山いるのに、
    食べ物をどんどん残して捨てている人がいるわけです。
    ※ここにもパレートの法則が存在しているのですが、それは授業の中ですき間時間で話をしようと思います。

    だから、です。
    食べ物を大切にしようね、と。
    SDGsが声高に叫ばれていますね。
    でも、
    実際はそれに逆行することばかりされているのが現状です。
    大きなことなんて出来なくて良いんです。
    でも、
    自分に出来ることは心がけましょう。
    食べ残しをしない…
    それだけでも立派なことです。
    家でも外でもね?

    そういうことも大切に出来る人になっていきましょう。