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    今日は山場…

    お盆明けから取り組んできた定期テストに向けての対策特訓も、今日で殆どの中学が区切りを迎えます。

    いよいよ明日…今日までの頑張りの成果が問われる定期テストが実施されるわけですが、まずは今持っている力を出し切れるように頑張ってきてほしいと思います。

    大切なのは、そのテストで結果をだすこともそうですが、しっかりと次に繋げられるかどうかです。

    (勿論僕らはそこで数字を出すことを第一に考えて日々の指導に取り組んではいるのですが…)

    例えば、夏期講習最終日に全学年・全クラスの教室を巡回して話したように、

    ①日々の学習の中で約束になっているはずのテキストチェックが出来ていないから、詰めの時期に優先順位をつけられない子がいる

    ②テスト勉強を効果的に進めるはずのパスポートをしっかりと活用できている子が多い中で、そうでない子は視覚的にどこが最優先で取り組むべきかを掴めていない

    ③○付けすらしていない勉強を未だにしてしまっているのは何故か?授業時間いっぱいかかって解説した授業では○付けを「休憩時間にやっておくように」という指示をしているのに、友達と話して、後でやろうと思って…結局やれずに「今」に至っている子が多すぎる

    ④ノートまとめを積極的に行う時期とそうでない時期…これまで何度も何度も言ってきたことが未だに出来ずにいる子もいるよね

    と…こういった「次に向けての課題」がある子が少なくないのも事実なわけです。

    ただ、逆を言えば…今回のこういう経験を次に生かしていけたなら…

    今回のこれらの課題は全て「経験」となり、自身の学習をしっかりと高めていける糧となるわけです。

    このタイミングでこういうことを書くのは、僕は結果にフォーカスした、結果だけをみた話をしたくないからです。

    これも今までずーーっと言ってきましたが、

    結果だけを見て「頑張ったね」とか「なんでこの結果なんだ!」というのはフェアじゃない。

    結果と過程には密接な関係があるからこそ、結果が出る前に一度反省する機会を設けるべきだと思っているからです。

    (とはいえ、今回確実にアップする子はかなりいるのですが)

    だから、です。

    既にテストを終えた子も、これから終える子も…

    特に中学1・2年生は「終わった~!!」と思う子が殆どでしょうが、それは次のテストに向けてのスタートを切ったということなわけですから、

    緩むのではなく、より一層の気持ちを持って、より一層高い目標を持って…

    ここからの学習に励んで欲しいと思います。

    ということで、まずは今日です…

    テストを明日に控える子は、最善を尽くし、明日の1点につながるような勉強に今日は励んで欲しいと思います。

    余談ですが、折りを見てそれは記事にしたいと思っていますが…

    結果だけを見てかける親御さんの言葉…

    これは長年の経験から、子供との軋轢を生むケースが多いです。

    例えば、ある時期には、

    「そんなに勉強しなくても」

    とか、

    「○○の時くらいは勉強なんかしてないで○○…」

    とか…又は、

    「部活を一生懸命やって。元気に学校に通っていればそれで十分なんだ」とか…

    そう仰っていた保護者さんが、

    定期テストの結果を見て「お前は何をやってたんだ」とか、

    高校入試が近付くにつれ「お前は今まで何をやってきたんだ」とか…

    僕は、それはフェアじゃないと思う人間です。あくまで、私見ですが。

    スポーツ同様、仕事同様…

    勉強だって結果はそんなに簡単に出るものじゃありません。

    1週間、毎日5時間練習したってただの筋肉痛をおこしたり、かえって故障のリスクを高めてしまって終わりのように…

    1週間、毎日精一杯残業したって、本気で仕事をしたって、お給料が簡単に上がるわけでは無いように…

    でも、何故かこと勉強になると、

    それだけやれば上がるだろう…という、安易な発想になる大人もいるわけです。

    自分もその経験をしてきて、苦しさだって分かるはずなのに…

    又は、

    自分が勉強に本気でかけてこなかったことを美化し、「そんなにやってんなら上がらないはずはないだろう」とか…

    僕は、そういう言葉を親御さんにかけられ、目の前で悔し涙を流す子も見てきました。

    確かに、取り組みの姿勢ややり方に問題がある子もいるのですが、

    それでも、出来れば避けたいという勉強に頑張った、向き合ったという事実を軽視してはいけないと思うのです。

    当然、必要以上に甘い言葉をかける必要もありませんし、

    改善すべきはすべきで、厳しい言葉も絶対に必要だと思っています。

    ただ、一貫性があるか、どうか…

    子供たちはそこに戸惑いを感じるのではないでしょうか?

    長くなりましたが、これについては改めて…書きたいと思います。

    最後に、遅れましたが

    Kへーママさん、そして泉中新体操部のみんな…

    温かなお心遣いに心より感謝申し上げます。