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    1回の授業を大切に

    今一度考えて欲しい事が1つ…

    特に受験生にとって、「今日」という一日が持つ意味はとてつもなく大きいわけです。 

    にも関わらず、今日の授業でもかなり目につく授業態度の生徒が数名…

    恐らく、普通に中学校であれば全く問題ないレベル…というか、全然「良し」とされるレベルなのかもしれません。

    でも、僕の中では絶対に許容できるレベルではないわけです。

    その座りかた

    そのペン回し

    その顔を下げた姿勢

    本気で「今」出来るようになろうと思っていますか?と。

    今、こうして授業に挑んでいる時間で最大限の学習をしようと思っているんですか?と。

    スポーツがそうであるように、

    勉強だって成長するには時間を要し、それに見合っただけの努力が必要不可欠なわけです。

    それ無くして、そもそも「この問題を出来るようになる!」という気持ち無くして、

    出来るようになるわけがないわけで。

    世の中には、絶対的な自信を持って授業に挑んでいる先生は多々いらっしゃると思います。

    が、当然のことながら「受けただけで成績アップする授業」なんぞ存在するわけがないんです。

    大切なのは、どういう姿勢でその授業に挑むのか?だと思います。

    それを聞かせるのは、聞きたくなるような授業をするのが塾の務めだろう?

    はい、仰る通りです。

    そういう気持ちを引き出すのが塾講師の役割だろう?

    はい、僕もそれを肝に銘じています。

    が、だからと言って生徒に何も求めないのは話が違います。

    そもそも…

    成績を上げる為に塾に来てるんだから…

    勉強で学び、勉強を通して成長し、その先にある未来を明るいものにして欲しいと願っている親御さんが君を塾に通わせているわけなんだから…

    当たり前のことですが、

    時計の針だけはお金を積んでも戻すことが出来ません。

    もう一回!が絶対に通用しないのが高校入試です。

    そして、そこに至るプロセスが大切なのに、そこを甘く見ている…

    話にならんわけです。

    もっともっと、今を大切にして…

    がんばってほしいと思います。