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    まずは、日本語

    今日も引き続き中学校入学準備講座でした、

    今日からは中学部の個別指導も再開し、少しずつ日常に戻りつつあります。

    特に…

    子供たちとのやり取りです。

    「先生、春期の申込用紙を忘れてて、えへへ…」

    →「はい、行ってらっしゃい。」

    と、チョップを食らい、自宅に戻るK君。

    「先生、宿題の○付けが…」に加えて、テスト追試でも不合格となったT君…

    →「まぁ…やってけ。」

    と、無言の圧力を食らい、必死に頑張って勉強してからの帰宅。

    やるべきことはちゃんとやる。

    今日やらすべきことは、今日やらせる。

    その大原則は忘れることなく、しっかりと指導していきたいと思っています。

    さて、表題の件です。

    昨日の準備講座でやった「主語と動詞」。

    英語指導は手法も多々あるでしょうが、僕自身は「主語と動詞(部分)」「単語力」、暴論ですがこの2点突破で高校入試は行けると思っています。

    実際、そこを最大限意識した指導をこれまでも継続してきて、入試点数の英語はやはり安定して高いですし。

    ただ、問題は…

    日本語が分かっていない、日本語に難がある場合。

    主語とは…、述語とは…

    特に、述語に関してはある程度理解していれば英語としての動詞に置き換えさせていくことがかなりやりやすいのですが、

    そこに難があると中々難しい面もあり…

    日本語だと形容詞が述語となることもあるのに、英語では考え方が異なる…

    これを、以下に例文提示だけでなる程に繋げるか…

    ちなみに…

    2年前の生徒で、関係代名詞を教えた際に、

    「せんせー、それって日本語でいう複文みたいなものですか?」

    という素晴らしい質問をした子がいました。

    「おまえ…素晴らしいがな…」

    と言った記憶があります。

    で、話を戻して…

    昨日はとにかく日本語で例文提示し、主語と動詞に注力したわけです。

    私はゆうきちです。

    に始まり、

    あなたはゆうきちです。

    彼はゆうきちです。

    私の父は親切です。

    彼の姉は優しいです。

    あなたと私は友達です。

    健二とゆうきちは友達です。

    私たちは医者です。

    とにかく日本語で考えさせる。

    そして、そっからbe動詞の判別に繋げ、主語の人称によって使い分けるんだっていう段階まで持っていく。

    ちなみに、この時、「存在を表すbe動詞」だなんだはとりあえず無視です。

    今はどうでも良いので(笑)。

    で、結果的にまぁ持っていきたいところまではいけました。

    あとは…

    単語は都度で教えながら、覚えさせてテストを繰り返し、定着させ…

    という感じです。

    新中1部は、4月5日に中1の定期①の英数を受験させ、

    全員85点以上を目標としているので、

    まずはそこまで…

    しっかりと仕上げたいと思います。