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    2023.Feb15①躓くべくして躓き、それを乗り越えていく

    キャンパス21泉教室最新情報
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    18期生の受験勉強にテスト対策特訓、
    そして小学生も各々の学習に真剣に取り組んでいます。
    良い雰囲気だと思います。

    定期に関しては昨日5科返却完了1号の2年生がいましたが、
    491点…
    本人も笑顔の報告となりましたが、
    ここからは3月の実力テストに向けて頑張って欲しいと思います。

    で、本題の前に余談です。
    現在わが家にはおばあちゃんがいます。

    キャンパスの開校時から看板犬として、
    みんなのアイドルとして走りまくり、飛びまくり…
    ですが、
    さすがに寄る年波には勝てず、
    眼は完全に見えなくなり、
    真っすぐあることもままならず…
    夜には玄関に向けて吠え続けたり、
    ソファに何とか上がったは良いが下りられずにまた吠え続け(-_-;)

    人も犬も年をとる。
    当たり前のことですが、
    そんな当たり前のことを色々な角度から彼女は教えてくれます。
    出来る限り家族の一員として元気に吠え続けて欲しいものです。

    では、本題です。
    昨日は準備講座3日目ですが、
    やはりと言いますか…
    起こるべくして良い意味での「修正すべきエラー」が起こっています。
    初回に正負の数の概念を学習し、
    2回目の授業で2数の加減法をやって出した宿題ですが、
    以下のような状況でした。

    2人の状況は同じではありません。
    しかし、
    多くの中学生が陥る現象を見事に体現してくれています。

    上の方は、
    答えは合っているけど途中式が間違えています。
    このまま放置すると、
    確実に3数以上になった時に混乱し、
    そのまま乗除法に入っていくと符号のルールで撃沈します。
    そもそも…
    中学2,3年生でも符号と記号の違いを分かっていない子は沢山います。
    だからこそ、
    今そこの理解をがっちり固めないといけません。
    そういう意味でも、
    今回宿題でこのような現象を起こしてくれた生徒に感謝していますし、
    今修正作業を行うことで確実にプラスに作用すると思います。

    そして下の方は、
    見事に減法になるとほぼ全て間違えているパターンです。
    〇付けもちゃんと出来ていて、
    間違えにはしっかりチェックが入っています。

    ひと目で「この子はズルを絶対にしない子だな」と思えるノートです。

    よって、
    こちらの子は授業初めに減法のルールを確認しただけで、
    授業内の演習での正解数が劇的に上がりました。
    そして、
    直しの実践が無く赤ペンで正答を書いて終わっていたので、
    「これで出来るようにはならないよね」というのも全員で共有できました。

    毎年準備講座で起こる現象ですが、
    ここでしっかり修正すべきを修正し、
    確実な前進に繋げて欲しいと思います。

    そして、
    言わずもがな「これ」は全生徒に当てはまります。

    受験生でも過去問演習でラッキー正解が出ますが、
    自分でラッキーだと分かっているなら演習後に再度しっかり理解に繋げなければいけません。
    現在進行中の対策特訓でも、
    ワークの提出期限が迫っているからと半ば諦めで(苦笑)、
    赤ペンで正答をガンガン書写して取りあえず終わらせようとする子もいます。
    テスト後に提出されるテスト直しノートでも、
    赤ペンで答えを書くだけという子はいませんが、
    教科担当の先生が「復習のために用意してくれている解説」の書写で終えている子もいます。

    赤ペンで正答を書写しても学力は上がらない…
    赤ペンで答えを書いても出来るようにはならない…

    当たり前すぎる現実ですが、
    それを繰り返していても何かが変わるわけはないのです。

    勉強とは出来るようになることである!

    という大前提を大切に、
    今日も勉強を頑張って欲しいと思います。