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    あるお母様とのやり取り~我が子のテスト、点数を振り返って~

    更新情報★2月22日更新情報

    ★平成31年度新春期講習に関して
    春期講習及び新年度のご案内が完成しました。こちらでご確認下さい。尚、残席が僅かとなっているのが新中1、新小6です。ご検討中の方はまずは無料体験を受講頂き、ご判断頂けたらと思います。

    ★秋田県公立高校一般選抜まであと5日!
    ★岩手県公立高校一般選抜まであと6日!

    まずはお礼からです。

    卒塾生まお…

    昨日Sから受け取りました。

    わざわざ有難う!

    居残り受験生に差し入れるね?

    本当に有難う!

    そして、同じく卒塾生さや。

    ゴメン、コメントに今日気付いた。

    この前は話しも出来ずにゴメンね。

    授業前で準備でバタバタだったから。

    自宅でもちゃんと頑張ってやってるね?

    高校入試はゴールじゃない…

    さやはそれをちゃんと分かって、

    入試後も走り続けていたからそれは大丈夫だと先生は思ってるよ。

    そして、

    卒塾生がいつ来ても、

    「自分も頑張ろう!」って思ってもらえる様に、

    先生も元気に頑張るよ。

    では、本題に…と思ったのですが、

    その前に余談から。

    ちょっと思うことがあって、

    今日から英会話を再開しました。

    何年ぶりだ(笑)

    以前は、友人(ちなみに先週ブログに登場したティム)にお願いしていたのですが、

    帰国と共に自然消滅していました(カップルか(笑)

    が、

    息子のオンライン英会話を見て、

    完全に触発されました。

    で、今日から再開…

    やっぱり良いですね。

    バイクの大型二輪以来の習い事です。

    やはり「誰かにものを教わる」ってのは大切だし、面白い…

    時間も1回25分なので丁度良い。

    仕事にも支障が無い。

    良いことだらけです。

    ペースは現在考え中ですが、

    ある程度の頻度でとりあえず今年1年間は必ず継続しようと思います。

    で、本題です。

    昨日はある保護者さんと、メールでやりとりをさせて頂きました。

    そして、その内容が他の親御さんでも同じような思いをしていらっしゃる方がいるのでは?

    と思ったので、そのお母様に許可を得て、

    そのメールを転載します。

    状況はそれぞれですが、

    それでもどの保護者様にも共通する「想い」はあると思いますので、

    ご興味御座います方は是非ご覧下さい。

    ★保護者様から頂いたメール

    優吉先生

    ●● 母です。

    お疲れ様です。

    いつも大変お世話になってありがとうございます。

    そしていつも丁寧なご指導、とても感謝しております。

    ありがとうございます。

    いつも先生のブログ読ませて頂いております。

    先日の[中1の今後]のブログを読んで少し気になり、●●の定期テストについて先生のご意見を一度お聞きしたく、メール致しました。

    入試まであと数日のところ、大変申し訳ありません。。。

    ●●ですが、今回も点数&順位をキープするような結果で終わってしまい全然納得がいかないようでした。

    私→今回もまた450点も取ったの!すごいじゃん!に対して●●→そんなことない、全然納得いってない、と言うので話を聞いたところ、

    本当の本当は470点位、順位もTOP3に入りたいのが本心でした。



    私的にはまだ1年ですし、伸び代はまだまだあると思っていますが、毎回同じ感じなのでこのままでいいのかなぁ、とふと思ってしまいます。

    2年になるとまた難易度もあがるでしょうし、、、



    優吉先生から見て470点台を出すには、今の●●に何が足りないのでしょうか?

    何か改善した方が良い点などありましたら、教えて頂ければ幸いです。



    ~中略~



    …と思って何かアドバイスあればお聞きしたいな、とメールさせていただきました。

    優吉先生、いつもお返事すぐくれますが、全然お気になさらずに受験生さん優先で大丈夫ですよ!全く急いでいませんので!

    お時間ある時で大丈夫です。

    どうぞよろしくお願い致します。

    ★私の返信

    ●●様
    大変お世話になっております、キャンパスの佐々木です。
    まずはわざわざのメール、有難うございました。メールを拝見し、私なりに感じたことをお伝えいたします。
     
    まず、今回のテスト結果に関してですが、私はよく頑張ったと思っています。勿論、点数も順位も良いに越したことはありません。が、それらは1つの側面でしかないとも言えます。語弊を恐れずに言えば、ですが。過程を振り返った時に、私はその姿勢も頑張っていたと思いますし、結果もとりあえず前回から持ち直したと思えば…十分「頑張った」と思っています。
    そして、●●さん自身が欲を持っているのも良いことだと思っています。TOP3に入りたい!470点取りたい!そういう想いも大切だと思っています。
    しかし、私はこうも思います。
     
    ①470点という、学年TOP3というのはそんな簡単なラインではない。
    これは、キャンパス生はマヒしてしまう面もあるかもしれませんが、470点、480点、490点を「当たり前」に思ってほしいという想いもある反面、それを達成している子たちがどれだけの勉強をしているのか…どれだけの努力をしているのか?「よく頑張った」という、そんな軽々しい言葉で済ませられる勉強でその結果を出しているわけではないというのも事実です。勿論、能力的なものも関係はしています。これはスポーツでも同じですね。元々足が速い子は、それほど努力をしなくても速いですし、逆に努力を重ねても、必死の思いで練習しても、0.1秒縮めるのに相当な時間を要する子もいるわけです。そして、そのタイムも天候や体調によっても左右されます。が、なぜか勉強になるとそれを「容易」に捉えてしまうんですね。「出来ない」という否定的な意味合いではなく、その領域に行くには「相当量の努力、頑張りを、しかもしっかりと理屈を伴わせて継続する」ことが必要です。ので、それをちゃんと分かった上で、目標に向かって努力を続けることが大切だと思います。
     
    ②今回のテストは、470点に届かなかった理由は、●●自身は何だと思っていますでしょうか?
    先日、●●がテスト直しノートを提出してくれました。が、それ(つまりテスト直し)を通して●●自身がどう思ったのか?何を感じたのか?まずは、そこが大切だと思います。点数的なことを考えると、470点を目標点数とすると、あと××点足りなかったわけですが、私が添削して感じたのは「勿体ない間違え」が多すぎるということです。例えば、英語は満点を取れるテストでした。●●を過大評価してではなく、間違えの理由を見ても非常に勿体ないものでしたので、これで+4点。社会は単純に知識が足りていないので対応できなかったので、ここはしょうがないと思いますが、××点という点数を見ても十分評価できます。国語に関して漢字の3点、読解で設問の意味を理解できていなかったものですが、ここもしっかり読めていれば+4点で計7点。そして、問題は数学です。これも、100点取れておかしくない問題でしたし、落とした問題も授業で、CTで何度も解いたり、注意事項として伝えていたものが殆どでした。すると、ここで17点です。理科は佐久間が添削しているので、私はまだ確認していませんが、国理社数の4教科だけで4+7+17=28点です。単純計算ですが、ここがとれていれ「ば」484点取れていたということです(勿論「たられば」の話をしても…というのはありますが、事実を客観的にみる為に、です)。テスト直しをする中で、単純に「悔しい」とか「悲しい」ということだけでなく、直しをしたからこそ、「こういう間違えを減らせば次は480点狙えるんじゃないのか?」という気付きを持つことも大切です。テスト直しの意味は、そういう振り返りをするということもあります。ので、●●自身にも改めて、今回のテストの振り返り、何が原因だったのかをしっかり考えて欲しいと思います。
     
    よって、私が思う470点台を出すために不足していることというのは、やはりいつも子どもたちに言い続けていることと同じになってしまいます。
    以下、続く…
     

    どうでしょうか?

    これは何も高得点層の子に限った話ではありません。

    まずは、明確な目標を持っていたか?

    そして、その為に真剣な努力を出来ていたか?

    その上で、テスト結果はどうだったのか?

    手数が良かった、悪かった…

    そこだけ見て、

    そこだけで評価基準を作ると、

    次に繋がることは無い…

    と私は思っています。

    逆を言うと…

    テスト後には凹んだ様子を見せていた子も、

    ✓相変わらず一斉授業CTで散々な状況にある

    ✓テスト直しノートも相変わらずやってない

    と、

    また同じことを繰り返す予定の確定路線を突き進んでいるわけです。

    変えたいなら、反省する。

    変わりたいなら、行動を変える。

    そういう意識で、

    勉強に向き合ってほしいと思います。