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    平成29年度夏期講習6日目~成功体験を積み重ねて~

    本日より夏期講習小学5年部、道場部も開幕し、

    文字通り全学年夏期講習に突入となりました。

    のでタイトルも中学3年生に合わせた日数にまとめてしまいます。

    さて、今日は昨日の中学1年生部の講習に関して。

    春期講習から計算の重要性を説き、

    ガリガリガリガリ計算練習を積み重ねてきました。

    定期テスト①でも1年生の平均が90点を超えてきたのはこれと無関係ではありません。

    計算さえ出来れば全部OK!

    ではありません。

    が、計算が出来ないと数学では点数が取れないというのも事実です。

    ※小学生から中3生まで共通して。いや…高校生も同じか。

    で、昨日は正負の乗除法を行いましたが、

    久しぶりにカウントアップタイムレース形式でやりましたが、

    まぁ…

    集中力が非常に良い。

    で、元々の在塾生は勿論ですが、

    初参加生がこういう練習形式が如何に有益なのかを示してくれます。

    昨日で言えば、

    1回目は63問正負の乗除計算53問25分

    2回目が同じ問題を20分

    でやったのですが、

    Aさん1回目30点→2回目43点

    Bさん1回目43点→2回目40点

    Cさん1回目16点→2回目27点

    Dさん1回目33点→2回目41点

    E君1回目47点→2回目49点

    1名欠席

    初参加生のみの結果がこうでした。

    時間が5分減った中で正答数が増えている生徒が5名中4名。

    残る1名もあと5分あれば確実に1回目の点数を4点~6点くらい上回る感じでした。

    1回目の計算の後に、改めて計算のルールとポイントを説明した後に

    ◆直しをやる前に何をするべきか

    ◆その上でどういう直しをするべきか

    を話して直しの時間を10分確保。

    で、その上で2回目となりましたが、

    まぁ…

    手が動くスピードも、

    計算方法も変わりますよね。

    全然。

    で、この年代の子どもたちはこういう1回の授業内でもこういう劇的変化を起こせる…

    塾に行くことの意味ってのはこれなんだと思います。

    ただ「夏期講習に参加した」なんてのは何の意味もありません。

    今日1日で何が出来るようになったのか?

    今日1日の授業で何を覚えたのか?

    その中で、確実に「出来るようになった!」という成功体験を生徒自身に積んでもらう。

    私がこの講習会で常に考えているのはこれだけです。

    ※講習期間に限りませんが…

    今日の1年生の数学は四則計算に入りますので、

    ここでまた新たな学びを得て、

    休み明けの定期に向けての着実な学習にして欲しいと思います。

    で、余談ですが…

    中学3年生部の国語力というか語彙力が危険水域です。

    国語の授業が勝手にお笑い道場になってしまっています。

    昨日も慣用句表現で、本当なら「さらっ」と行きたいところで時間がかかるかかる(苦笑)

    体の一部を用いた慣用表現で、

    ◆お互いに「口」を割って話す

    ◆お互いに「心」を割って話す

    ※正解は「腹」ですね。というか、「心」と書く子が以上に多い…心って体のどこですか?

    ◆彼は足の長さを「歯」にかけている

    ◆彼は足の長さを「目」にかけている

    ◆彼は足の長さを「股」にかけている

    ※正解は「鼻」ですね…

    他にも珍解答の連続です。

    焦ってもしょうがない。

    でも、語彙力に欠けているということは自覚しなければいけませんし、

    それを踏まえて語彙力を高めるように努めなければいけません。

    本当に…

    英語をやってる場合か?

    なんて思ってしまう自分がいます。

    一人ひとりが自覚をもって学習に励みましょう。

    ということで、あっという間に講習会も6日目です。

    今日も楽しく、あっという間の1日を大切に過ごしていきたいと思います。