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    違和感を覚えるまでやりこむ

    まずは、6年生Yちゃん…

    おみや有難うね!わざわざ授業が無い日に持ってきてくれてありがとう!

    修学旅行もあったけど、テスト勉強も頑張ってね(苦笑)。

    さて、今日は余談から入ります。

    もう少し子どもたちとの時間を…そんな思い半分、そして親の務めとして子どもに最低限の学力をという想いが半分でスタートした朝活。

    今ではすっかり習慣化したわけですが、ここ最近は以前にもまして息子のやる気が出てきました。

    父としては嬉しい気持ちもあるのですが、彼は気愛が入るとそれが「早起き」に現れます。

    そう…それはつまり私の睡眠時間のカットに繋がるわけで(-_-;)

    ほどほどにやる気を維持して頑張ってほしいのですが、そんな彼のやる気がアップした1つの要因に「第3者の存在」がありました。

    父親でもない、母親でもない、第3者からの声がけ。

    褒められることもあれば、注意されることもある。

    ※とはいえ、年齢が年齢ですからまだまだ促す意味での”褒める”が中心になるわけですが。

    そんなきっかけがあって、自主的に取り組むという姿勢が向上してきました。

    そして、それは目に見えるカタチでも成果になってきています。

    まずは、「なぞる」勉強…

    この3日間で一気に変わりました。

    そして、それに対してこっちが「良いね~、上手になぞって書けるようになったね~」と声をかけると、更に得意げに取り組む。

    更にさらに、そんなやり取りになぜか娘も反応し、彼女の字も丁寧になっていく(10秒だけ(笑)。ちなみに、五十音で言えば「あ」「い」「う」まで。「え」からは元通り(笑)。

    で、そんな我が子の様子から改めて思ったこと。

    それは、子どもたちの勉強もスポーツも「きっかけ」で飛躍的な成長に繋がることが往々にしてあるということ。

    そして、そのきっかけは大人の物差しでは測れないということです。

    宿題のやり方に変化が生じ、それに対してピンポイントで褒めた言葉がきっかけになることもある。

    授業中の机間巡視でその生徒の間違えの傾向を自覚させ、なぜそうなるのかを伝えただけでやり方が劇的に変わることもある。

    ※ちなみにその伝えた内容は、それまでも何度も何度も全体に向けて話していたこと。

    そう…そういうきっかけで変わっていくのが小学生や中学生なんだと思います。

    ※大人もか(笑)

    だからこそ、ですね。

    私達、先生と呼ばれるものは子どもたちの変化に敏感にならなければいけない。

    子どもたちの前進に敏感に気付けなければならない。

    そう思った金曜日の朝8時でした。

    さて、本題です。

    昨日は1年生の一斉授業でしたが、数学は文字式のちょっとレベルアップした問題とユニット1の定期テスト予想問題をやりました。

    で、数学も英語もなのですが、やはり初歩的な間違えが目につくわけです。

    ※ちなみに、英語の予想問題での100点は2名のみという寂しい結果。

    具体的には…

    ◆分子への( )の付け忘れ

    ◆( )の前の数と符号への印、矢印付けを怠ったが故に生じる符号ミス

    ◆負の数の代入時の( )の付け忘れによる符号ミス

    ◆ピリオド無し

    ◆疑問文なのに?が無い

    ◆肯定文にそのまま?をつけて疑問文にしてしまう

    ◆スペルミス(しかも、問題用紙にのっている単語の)

    こんなところです。

    英語は95点以上が8人いたことを踏まえても、やはりもっと満点を取る生徒が多くなければいけないですし、全員90点を超えてこなければいけないわけです。

    ※対策からの参加生は別です。今そういう基本を確認している最中なので、気にする必要なしです。

    で、何故そういう間違えが生じてしまうのかというと、まぁ一言で言えば

    演習不足!注意力不足!

    です。

    注意力不足に関しては一朝一夕に何とかなるものではありませんが、

    演習不足は本人のやる気さえあればここから何とでもなります。

    そして、目指すべきは、

    間違えを違和感で感じられるレベル

    までもって行くことです。

    分かるでしょうか?

    例えば、中学生の宿題を見ていて、問題を見なくても「これ違うでしょ?」って言えるのは、

    問題が頭に入っているからではなく、そのノートに違和感を感じられるからです。

    It is a pen ?

    I am a baseball playre .

    上の文で言えば、It isで始まっているのに?で終わっている。

    下の文で言えば、rとeが逆。

    勿論、注視すれば分かるでしょうが、これを「パッと見ての違和感」で気づけるレベルまでもって良ければいうことなしです。

    ※口で言うほど簡単ではないですが…

    そして、そういう「違和感」を感じられるには、やはり演習量…

    そして、正確な〇つけと単語練習。

    こういう積み重ねでどんどん変わっていきます。

    ※そういう細かく感じられる間違えを、自分のものではなく他人の解答用紙で気づけるように…というのも、交換〇つけにしている1つの理由なんです。

    対策が始まって1週間…

    初日の「やるぞ!」という気持ちが維持されているかを自問自答し、

    惰性での登塾になっていないか今一度自問自答し、

    目的を忘れた「提出する為だけの」「こなすため為の」勉強になっていないか、

    今一度しっかりと考え、

    また今日からの勉強に向かってほしいと思います。

    おし…俺もがんばろ!