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    夏期講習14日目終了

    まずは、遅れちゃったけど「ゆー」。

    わざわざのお土産有難う。先生みんなでおいしく頂きました。

    あんまり気を遣わんで良いからね?

    で、今日はというか、今日も…

    受験生について。

    とりあえず、11期生となる中学3年生部の現状を今日は身をもって知ってもらいました。

    Sクラス、Aクラスともに。

    この夏期講習でも毎日言ってきました。

    本当に。

    復習をしろ!

    と。

    いや、正確には春期講習からずっとです。

    勿論、前進が全くない状況で日々を過ごしてきたわけではありません。

    でもね…

    緩いんです。甘いんです。それじゃあ、伸びないんです。

    以前も書きましたが、ここ数年の「キャンパスの受験生」の中ではぶっちぎりでまずい状況にあるのが今年の受験生です。

    マズいのは…

    学力じゃありません。

    授業態度でもありません。

    たった一つ「意識」です。

    抽象的かもしれませんが、でもそうなのだから仕方がない。

    もうちょっとだけ具体的に書くと、

    「今日やったことを覚えるようという気持ちがない」

    「昨日やったことを覚えていないという現状に対しての危機感がない」

    「出来るようになるまでやるんだという覚悟がない」

    そう…

    絶対に点数を上げてやる!

    絶対に志望校に合格するんだ!

    そういう気持ちが見えないんです。

    そして、恐らく…

    ここ数年の卒塾生が残している結果が自分たちにも当てはまると思っていたと思うんです。

    過去形にしたのは…

    今日、その認識を全て壊す結果を見せつけ、認識を変えてもらうためのラストチャンスになるであろう話をしたからです。

    春先からの中学3年生の言動や取り組みの姿勢…

    そういうのを見てきて、僕は夏期講習の時間割を作成している段階からこの状況を想定していました。

    ※勿論、その想定を覆すために尽くしてきたつもりですし、それでもそれが叶わなかったのはまだまだ自分が力不足だからです。

    で、このタイミングで実力テストの過去問演習も入れています。

    で、残念ながら、「外れてほしい」と思っていた悪い意味での予感は現実になっています。

    10期生と比較し、SクラスもAクラスも平均点で20点近く低いという現状…

    いや、結果だけじゃないんです。

    勿論、この夏期講習期間本気で頑張っていたからと言ってこの過去問の結果が劇的に変わるわけではありません。

    ※変わる子もいますが…

    勉強の結果を出すというのはそんな簡単じゃないんです。

    だから、それ自体は良いんです。

    じゃあ、何が問題なのか?

    それは、今の状況を続けた先に「結果」は見えてこないということなんです。

    今日3年生には直接言いましたが、

    別に志望校を下げてよいのなら、志望校確定時の自分の点数で高校を簡単に諦められるなら、

    別に良いんです。

    でも、11期生の面々の志望校は、現状からかなり離れている子が多い…

    で、現状での勉強に向かう姿勢、取り組みの内容から察するに、その志望校には届けられないんです。

    あくまで現状では。

    で、その結果…

    今の自分が望んでいる高校への進学が叶わず、苦しい思いをするのは、後悔するのは誰なんだって話です。

    10期生は、9期生は…

    己の念願を叶えようと必死に頑張っていました。

    で、その為の犠牲を払う気持ちもあったんです。

    事実、既にこの時期の僕の机には既に携帯やその類の機器が入っていたんです。

    LINEやメールと言った「時間を無駄にする可能性が高い誘惑」と決別するために。

    事実、この夏期講習では連日延長戦に挑み、日付が変わるまで必至こいて勉強していた子が複数いたのです。

    自分の家では出来ないことを誰よりも自分自身が分かっていたからでしょう。

    自分の中での抽象的な感覚ではなく、目に見えるそういう事実が…

    ここ数年の「キャンパスの受験生」とは差があるのです。

    ※別に居残り学習を推奨しているわけではありませんが、でも…家ではやれない子が殆どというのも事実です。

    また、今年の受験生は何故か「9時30分から18時まで頑張ったから!」ということで、その後の時間を無駄にしている子が多いです。

    これも今日話しましたが、受験生がそのくらいの時間勉強するのなんて当たり前です。

    他の塾の生徒がどうだとか、勉強ばっかりしていたってあーだこーだとか…

    そんなん知らんがな!

    僕の中で絶対的な事実は、歴代のキャンパス受験生は犠牲を払って努力して、

    そうして未来を切り開いた、己の可能性を広げていった子が多いということです。

    そういう日々があったから、「嘘でしょ?」と耳を疑うような結果を出せた子が多いということです。

    良いでしょうか?

    普通のことをやってたんじゃ、普通の結果しか出せません。

    周りの受験生と同じことをやってたら、おんなじ結果しか出せるわけがねー!のです。

    長々書いてきましたが…

    僕は、今年こそ全員を第一志望校合格!を目指し、本気でやっています。

    ここに書いたことも後ろ向きに捉える子もいるかもしれませんが、

    今からならば「まだ間に合う」からこうやって書いてますし、今日も直接伝えました。

    僕は…

    絶対に11期生を全員笑顔で送り出したいのです。

    でも、それは本来君自身が誰よりも願わなければいけないことだと思うんです。

    自分のことなんだから…

    大切なのは思ったことを行動に移していくこと…

    それを忘れずに、夏期講習ラスト10日間を大切に過ごしていきましょう。