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    もどってきた日常と春期説明会とあれこれ…

    まずは、先週土曜に引き続き、本日も春期講習の説明会にご足労頂きました保護者様方…

    そして小・中学生のみなさん…

    有難う御座いました。

    お話させて頂きましたように、一所懸命に指導に努めて参ります。

    宜しくお願い致します。

    さて…

    塾内に目を向ければ、高校入試に卒塾関連イベントを経て、完全なる「日常」が戻ってきたように思います。

    今日も宿題を残していた生徒が、たった今帰宅しました。

    やるべきことは、絶対にやらなければいけませんし、その先にこそ「やってよかった」という、今は分からない1年後、3年後の実りがあるのだと思います。

    今年の入試を経て…

    僕自身、全員第一志望合格ということの難しさを改めて感じています。

    でも、だからこそそれを達成するために何が必要なのかも考え続けています。

    まずは、当たり前のことをしっかりとやるという意識…

    ここを全塾生に育てないことには話が始まりません。

    世の中には沢山の塾があり、その中で自塾を選んでもらい、その子供の指導に携われたということ…

    それを当たり前と思わず、目の前の生徒と向き合っていきたいと思います。

    そして、徐々に開示結果報告が上がってきました。

    まだ情報が断片的ですので、不確定ではありますが…

    これ、思った以上にボーダー上がりそうです。

    僕の中では昨年比で5~10点の平均アップ、各校のボーダーもそれを基準に考えていたのですが、

    もしかすると平均点ももっと上がりそうな感じもします。

    この数値は、僕自身も今後の受験分析に大いに役立つものですので、10期生の皆さんは協力をお願いします。

    あと、アンケートも後輩、その親御さんの為に大いに役立ちますので、併せてご協力をお願いします。

    しかし…

    こうして頂いたアンケートを読んでいても、目頭が熱くなるものもあれば、笑えるものもあります。

    そして、何より自分自身反省させられるものもあります。

    例えば、今日頂いたアンケートである保護者様のアンケートにこのような記載がありました。

    「授業に関しては個別と一斉の併用がとても良かったです。

    他の塾ではどちらかを選ばなければいけませんが、どちらもメリット・デメリットがあるので私は併用に賛成です。

    秋の三者面談では、第一志望はほぼ決まっていたものの

    『第一志望が難しい場合は第2志望はどこにするか』という話がメインだったので『第一志望はムリです』

    と遠まわしに断言されているようで、正直少し心が折れかけました。

    その場では『第2志望も考えてみます』と答えましたが、あれは全くのウソです。

    考える気なんてありませんでした。ゆうきち先生ごめんなさい!

    子ども自身が第一志望のことしか頭になかったので、変に気持ちをブレさせてはいけないと思って…。

    でも、結果的に先生方の愛情あふれる指導のおかげと本人の努力で第一志望に合格できました!!

    本当にありがとうございました。

    出来たら…大学受験コースもできたら嬉しいな!」

    僕自身、猛省しました。

    キャンパスでは秋口に全受験生と三者面談をしますが、その時の話は

    ①第一志望校と第二志望校の絞り込み

    ②第一志望校へのチャレンジの為のテスト順位・模試結果のライン引き

    ③今後の勉強をより効果的にする為の話

    以上がメインとなります。

    そして、偉そうに「子供の心を折るな」と自分のブログで学校の面談否定をしておいて、自分も気付かずにそれをやってしまっていたんだ、と…

    勿論、全生徒にこの話が当てはまるわけでもありませんし、来年以降も面談の基本路線は変わらないでしょう。

    が、僕の中で最も欠けていたのは、その生徒の意志の強さとお母様のわが子を信じ、わが子を尊重する覚悟に対する認識です。

    その生徒は、今回の高校入試で本当にたくさんの経験をし、本当に大きな成長を遂げました。

    その生徒が合格を報告に来た時、僕は密かに涙がこぼれていました。

    そして、頂いたこのアンケートを読んで、また目頭が熱くなっています。

    これは、他の沢山のアンケートも同様ですが。

    確かに…

    優しそうなお母さんだけど、わが子を尊重する強い気持ちを持ったお母様だとは思っていました。

    が、僕の想定していたレベルが初段だとすると、そのお母様のわが子を信じるレベルは10段くらいでした。

    いや、心から…心から尊敬します。

    お母さん…

    半端ねぇ

    ※ふざけていません

    ここで断言しますが、頑張ったのは彼女であり、塾の指導なんてその中の要素で考えれば1割程度です。

    ただ、「塾の仲間」は大きな支えだったと思いますし、その環境も大きかったとは思います。

    加えて…

    やはり「親子の固い絆、信頼関係」…これは本当に大きかったのだと思います。

    にも関わらず、身に余る光栄な評価を頂けたこと、本当にうれしく思います。

    ただ…

    これもほかのご家庭のアンケートにも御座いましたが、高校部…

    許して下さい(笑)

    これも何度も何度も考えてきました。

    毎年保護者様方からそのようなお声を頂き、本当に何度も考えてきました。

    一度は本気で物件確保に動いた時もありました。

    でも、です…

    現状、自信をもって「塾」として、皆様にご案内出来るものをご提供できる状況にないというのが1つ。

    そして、それをやってしまうと…確実に僕も社員も体が持たないというのが1つ(笑)。いや、笑えませんが。

    そんなこんなで…

    高校部参入は当面無理かと思います。

    ただ…

    考えてはいます。これも事実です。

    いや、何の話だ(笑)

    ということで、話を戻しますが…

    そんな保護者様の「高校入試体験」はキャンパスの宝となり、11期生以降の保護者様にも素晴らしい財産になるかと思いますので、

    皆様のご協力をお願い致します。

    ※単純に、私も読んで涙ポロリしたり、笑えたりするのが最高にうれしいのが一番の理由かもしれません

    気付けば…春期講習開幕までもあと5日というところまで来ました。

    準備は着々と進んでいますし、新年度の使用教材も全て届き、哉子先生と佐久間先生が検品、仕分けをしてくれています。

    まずは、新年度のスタートを最高のモノに出来るよう…

    春期講習に向かっていきたいと思います。

    さてと…

    僕はチョモランマの仕事を再開します。