カテゴリー別表示: 生徒に向けてのメッセ

    自学力と意識を高める

    まずは、昨日も11期生るかが制服姿で塾に来てくれました。

    いや~…みんな新たな一歩を踏み出し、頑張ってます。

    僕も自分で立てた誓いを胸に、仕事もプライベートも楽しみながら、真剣に頑張っていこうと思います。

    で、今日の表題の件ですが…

    昨日は中学2年生部が振替一斉での一斉授業でした。

    で、他学年同様に、2年生部も連休課題テストを実施しましたが、この結果が宜しくない…

    昨日私が授業&試験監督に入ったのは2Aクラスでしたが…

    ◆数学…合格者4名のみ

    ※単項式、多項式の計算で90%以上合格という非常に優しい合格ライン。46問中42点合格でした。

    ◆英語…合格者なし

    ※ユニット0~1の単語&ユニット0本文出題。100点満点中90点合格。

    という状況…

    連休課題が未終了のまま来た生徒も複数名いて、授業後に居残りでやって貰いましたが、まぁ…状況が宜しくないです。

    ちなみに、今年は久しぶり(何年ぶりだろう…)に「飛び級クラス」で2年生の一斉に参加させている1年生が2名いますが、

    その子たちですら60点越、40点越です。

    しかも、その2名には事前に範囲の告知も何もしていません。

    英語教室の貯金だけで受けさせましたし、当然出てくる単語の類が変わるので、単語に関してはかなり厳しい状況下で受けて貰いました。

    それでも、その点数は取れるってことです。

    ※ちなみに…僕の中では1名は70点越、もう1名は50点には届くはずでしたが、英語教室終了からはや3ヶ月…人間の脳は忘却するものだと改めて思いました。

    そう考えると、昨日の2Aクラスの状況は本当に芳しくないです(特に英語)。

    中にはやれば出来るはずの単語すらやって来なかったために20点を下回った生徒もいました。

    そしてここで一番重要なのは、それを自身がちゃんと感じてくれているかどうか?です。

    私達ではない…

    彼ら、彼女ら自身が現状を踏まえて、何をしていくべきかを考えて、行動に移していかなければなりません。

    今週ずっと書き続けていますが、やはり結果には過程があり、昨日の結果でそうなったのは過程に問題があるからです。

    つまり、連休課題への取り組み。

    まだ細かに目を通せてはいませんが、かなり「まずい」やり方になっている子はそんなに多くはありません。

    ※詳細を見れば出てくる可能性もありますが。

    が、第一目的が「提出すること」になっている子が多いというのは紛れもない事実です。

    ※とはいえ、この点において意識の向上が少し見えてきた子がいるというのもまた事実です。塾が再開後に、終わっていない課題を何とか終わらせようと自主的に登塾し、一所懸命に課題に取り組んでいた子もいましたので。

    提出することが目的になっている以上、勉強に「継続性」は生まれません。

    継続性が生まれない限りは、「知識の積み上げ」も成し得ないのです。

    そうすると、「やったはやったけど、その範囲のテストをやると点数は取れない」という状況になります。

    それに対して、合格した生徒に目を向けると、やはり「やり方」から違います。

    第一目的が「連休課題の提出」ではなく、「連休課題から出題されるテストで合格すること」になっているので、

    当然単語は必ず覚えるまでやりますし、本文内容も重要表現の確認・和訳というところまで突っ込んだ勉強をするわけです。

    ※英文和訳の重要性は、この春期講習でかなりしつこく言い続けましたね?

    で、自分の中に知識が定着されるまで「何回でも」やるわけです。

    この元々の認識の違い…言うまでもなく、とてつもなく大きいことが分かりますよね?

    じゃあ、これからどうしますか?って話です。

    変えるのは自分です。変わるのは自分なんです。

    勉強の目的を今一度しっかりと自覚し、「提出するための勉強」から「出来るようになる為の勉強」にシフトするか?

    覚えるべきを覚えるということを後回しにせず、ちゃんと早い段階から取り組めるのか?

    そういう自分自身の認識を変えていけば、自ずと自学力は高まっていきます。

    昨日も言いましたが、まずは追試です。

    追試に向けて、しっかりと勉強しましょう。

    春季大会前で忙しいでしょう。疲れもあるでしょうし、やりたくない時もあるでしょう。

    でも、人間が一番成長するのはそういう時です。

    つらい時にもう一歩。

    やりたくない時こそ、まずはペンを持つ。

    そういう行動ができるような人間になっていきましょう。

    そうすれば…変わりますよ、確実に。

    加えて、その変化は君自身に沢山の実りをもたらします。

    競技におけるメンタルも強化されるでしょう。

    最後の最後で粘れる強さも身につけていけるでしょう。

    大会前で忙しい今だからこそ…

    勉強にも向かえる自分になっていきましょう!