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    受験生の今とキャンパス的「賢い塾の選び方2016」パート3

    秋田県高校入試一般選抜まであと8日…

    まずは、りゅーや。受験生への心配りをありがとう。昨日、早速受験生に配ったからね?ほんとに有難う!

    そして、10期生しおりママさん…わざわざ申し訳ございませんでした。

    さて、今日はラスト2となった日曜開校。

    ちょっとやっていることが気になっている数名と話をしたり、

    いきなり自習に登場した1年生とちょっと今後の話をしたり…

    で、気付けば13時を回っていますが、教室は完全に静寂に包まれ、

    超集中状態での受験生の勉強が始まっています。

    良いですね、この感じ。

    ※開始10分前にはまだだべっている数名がいて「おいおい、マジか…」と思っていましたが(-_-;)

    机上を見ても、今まで言われてきたことを踏まえて勉強に向かえています。

    あとは、とにかく「詰める」作業です。

    入試なんだから、不安な箇所はあって当たり前。

    過去問解けば解けない問題があって当たり前。

    ただ、ここでの意識の違いが「その時間」を活かすか無駄にするかという差になると僕は思っています。

    だって、

    「出来ない問題があっても大丈夫だから!」と言われ、そこに多少なりとも安心感を抱いての勉強

    と、

    「この時期にこんな問題も出来ないのか?」と言われ、不安ばかりが増していくメンタルでの勉強

    では、絶対に違いますもん、成果が。

    ※甘やかしての前者のような発言ということではありません。また、単純に「褒めて伸ばす」とかも違います。僕は「褒めて伸ばす」とか「叱って伸ばす」とかいう括りはナンセンスだと思っていますので。

    実際、秋田県の場合ザル計算で「各教科8割ちょっと」で県のTOP校に(ギリギリかもしれませんが)合格できます。

    それは、つまり2割は落としても合格できるということです。

    秋田高校に合格する生徒は5教科完璧に理解し、どんな問題にも答えられる!

    のではなく、

    秋田高校に合格する生徒でも、入試では2割間違える(ミスか分からなかったのかという話は置いといて)

    のです。

    だからこそ、普段からこの前提を子どもたちにも刷り込んできました。

    テスト前に言うべきこと、テスト後にかけるべき言葉をしっかり選び、

    その上で最も大切な「テスト後にすべきこと」を具体的に示していく…

    このサイクルで11期生には頑張らせてきたつもりです。

    ※短期間で3回以上同じ間違えをした場合、僕は「おに吉」に変身するので、その場合には言葉も選びませんし、ガンガン言いますが。

    あと、8日間…

    しっかりと最後まで走らせたいと思います。

    で、もう1つ…

    シリーズの続編です。参考になるかどうかは別として、折角書き始めたのでこのシリーズは最後までやり切りたいと思います。

    ※途中で忘れて、シリーズを勝手に終了にすることが多いので、僕。

    ◆営業活動が一所懸命すぎるのはちょっと…

     いや、営業活動を否定しているわけではありません。私自身、

    ◆新聞折り込み&フリーペーパー広告
    ◆ポスティング

    はやっています。だって、実際塾生がいないと塾は潰れますから…どんなに教えることが好きでも、目の前に生徒がいないと指導も出来ません。学校と違って、毎年「新入生」がいるわけではないというのが塾の厳しいところで、正直私も…毎年春には「今年も塾としてやっていけるかどうか」は不安に思っています。じゃあ、別に営業活動するのはいいのでは?って話ですが、そこはあくまで「バランス」の話です。例えば、

    ◆電話や飛び込み営業での勧誘や名簿を購入してのダイレクトメール

     これ、あくまで「私は」ですが、絶対にやりません。どんなに生徒がいなくても、絶対に絶対にやりません。
     1つ目の理由としては、まず僕自身「電話勧誘」と「飛び込み営業」がめちゃくちゃ嫌いだからです。こっちが良い感じで仕事している時に名乗られても分からんような名前を勝手に名乗って、勝手に自分の都合で話をしていく…基本的に私は「結構です」で電話を置きます。そして、飛び込み営業。実は先週もありましたが、「スイマセン、結構です」と丁重にお断りしているのに、「また何かありましたら、お邪魔してもよろしいですか」と言われたので、「いえ、本当にお願いすることはないと思いますので、結構です」と。これも、折角集中して生徒の解説書作っている時に、アポも無く来て、勝手に話し始めて…私はそういうのが嫌いなんです。そう…私のような人間を「自己中人間」と言うのです(笑)。
     2つ目の理由としては、確かに生徒はいなければ塾は成り立ちません。完全にビジネスとして出来上がって(割り切って)、そういう「部隊」がいる塾さんであれば話は別なのかもしれませんが…でも、うちのような規模で、あれこれ考えながら「塾」をやろうと思うと、そんな時間は無い!というのが正直なところです。塾講師って、恐らくイメージとしては「夕方から夜の仕事」だと思いますが、キャンパスの場合、社員は基本正午には塾にいます(僕は外出していることも少なくありませんが)。授業開始までの時間はありますが、それでも、それでも時間的にはかなりギリギリです。授業時間の何倍もの時間が、その準備に費やされています。よって、生徒が0名でない限りは授業の準備や「在塾生に対してすべきこと」に時間が取られ、電話勧誘とか飛び込み訪問とかしている時間は無いでしょう。なので、通う側からしても「営業活動」よりも「在塾生への手間暇」を望むと考えれば、やはり営業活動に力を入れ過ぎるのはちょっと…と思うと思います。

     で、自塾の話です。私は「広告を出さなくてもよい塾」というのが、営業面では究極の理想です。で、2年前からでしょうか…元々ご紹介でお越し頂く生徒さんが多かったので、試験的に年3回紹介カードの配布を開始しました。ここにも実は葛藤があって、何かしらの特典を付けると「いやらしい」感じがあったり(苦笑)、保護者様方もそれをどう受け取られるかという不安もあったり。ただ、それでも配布を開始したのは「将来的にそのカードが広告の役割を果たす様になったら広告を一切やめて、その分の年間広告費を全てお月謝にキックバックして、月謝を下げよう」という想いがあったからです。加えて、そのカードを配布するにあたって、「生徒に誰かを連れてきてね~」等の話は一切しない!というのも決めていました。「ちょうど来たいっていう子いるんですよ!」と言われたら、「じゃあ、これ渡してあげてね」という感じです。あとは、説明会にお越し頂いた際にも「誰かお友達いれば、カードを貰ってください」という話もしています。その分費用が下がったり、筆記用具を特典で貰えたりするからです。
     あと、ポスティングに関しては、時期を決めて、時間も決めて、目標の配布枚数も決めてやっています。これは私の中では訪問営業とは明確な違いがあって、その必要を感じるのでやっています。いや、これはやらなければいけないと思っています。もっと。

    と、途中で追試の採点や質問対応もあって、結局アップするのに2時間かかりましたが(笑)、今日はこの辺で。話があっちこっちとんでいたらスイマセン…書いては中断、書いては中断だったという言い訳をして、仕事に専念します。

    ちなみに、明日は「成績保証」について書こうと思っています。