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    センター試験前日

    まずはお礼からです。

    こーすけパパさん、ママさん…

    いつもいつもお気遣いを頂いて申し訳ございません。本年も何卒宜しくお願い致します。

    そして、なお…

    いつもいつもありがとう。本当に気を遣わなくて良いからね。美味しかったよ。

    さて…

    いよいよ明日…センター試験が行われます。

    今年は8期生が高校から次のステージと歩みを進めるわけですが、

    既に就職を決め、残り少ない学生生活を存分に楽しんでいる子もいれば、

    既に進学を決め、遊びまくっている子もいるでしょう。

    そして…

    明日からのセンター試験に向けて、今日まで必至こいて頑張ってきた子もいるわけです。

    思い起こせば…

    8期生は、歴代の中でも色々あった学年でした。

    メンバーも個性あふれる面々で、

    既にプロの世界で始動しているあの子もいれば、

    高校入学後間もなく、高校を去ることになってしまった子もいました。

    サッカー部生と野球部生、剣道部生が非常に多い学年でもありました。

    そして…

    悲しいことに、この代の生徒には僕が知るだけでも、突然最愛の親を失うという経験をした子が二人います。

    一人一人が色々な経験を経て「今」に至るわけです。

    そんな中で、明日のセンター試験に挑む8期生&既卒組へ…

    もうかれこれ17年前です…僕がセンターに挑んだのは。

    当時の僕は、

    ◆学校の先生も「無理!」と口を揃えていたこと

    ◆模試の判定もDばっかりだったこと

    ◆新設校で、今はかなり倍率が落ちたあの大学(岩手県立大学)もかなりの倍率(偏差値)であったこと

    と、合格の要素は多くありませんでした。

    ただ、

    ◆英語の偏差値が40くらいからスタートして、やっと65くらいまで上がっていたこと

    ◆国語も週3回の小論文特訓、古文・漢文の猛烈な暗記で偏差値が上昇カーブにいたこと

    ◆世界史も、まずまず戦える偏差値になっていたこと

    今冷静に考えれば、そういうプラス要素もありました。

    ※数学だけは諦めてましたから、僕(苦笑)

    で、他に道が無い(私立も無理、あるとすれば中期で他県の公立大)僕にとって、

    前日はかなり緊張していたのを覚えています。

    ただね…

    同時に、開き直れていたってのも事実です。

    それは、

    「やれるだけやった」という自分の中での確固たる自信があったから。

    期間はインターハイの県予選敗退後からだったので8か月弱…

    その8か月だけは、どの受験生にも負けないだろうと思えるくらい勉強しました。

    本気で。

    で、僕が言いたいのはその自慢ではなくてね…

    当時僕が目指したのは社会福祉学部。

    でも、今僕の仕事は塾の先生。

    人生において目標は変わるかもしれない。

    でも、どんな職業になっても活きてくるのは、こうやって「センターに向けて頑張った」という事実だと思うんです。

    僕は。

    と考えると、もっと頑張れたと思う人も、やれるだけやったと思う人も…

    結局明日の試験は一つの通過点でしかない。

    もし明日失敗しても人生が終わるわけじゃないし、

    今の自分にとっての「第2志望」の学校に進むことになっても、

    その選択が「正しかった」と出来るのもまた自分なんだってことです。

    そう考えると、失うものは何もない…

    僕はそう思うんです。

    過去は変えられないけど、未来は変えられる…

    ありきたりの言葉だけど、僕はココロからそう思います。

    だから明日…

    センターに挑む8期生の子たちへ…

    プラスαは必要ない。

    今持てる力をしっかりと出し切って、そうして1つ1つの科目に挑んでね。

    頑張っておいでね。